朝から厳しい暑さです。2ヶ月振りに髪を切りに行きましたが、年々、薄くなる頭髪事情、今の私には、珠理奈の前髪問題より、かおたんの前髪問題のほうに、親近感がわきます・・・・。(苦笑)
さて、書き忘れていた話題がありました。
物議をかもした、27時間テレビの渡辺麻友の件です。(汗)
様々な意見がありました。バラエティだから、の一点突破で推す声もかなり大きかったと思います。同様に、何でもありのAKBだから、企画内容を知った上での出演だから、そんな意見もありました。
逆に、危険である、あるいは、女の子を頭、顔を蹴る、踏みつける、その行為自体への嫌悪感、バラエティなら何でも許されるのか、そういう批判も多かったでしょう。
私の意見は、ごく単純です。あの渡辺麻友の姿を見て素直に笑えないし、もし珠理奈が同じことをされたら嫌だという事。
普通のアイドルが出来ないことをする、それはAKBの強みでもあるし、当然、この流れは想定内だったでしょう。
リハだってしっかりされているでしょうから、回され、プールに投げられるまでは容認される範囲、では、頭、顔を蹴られ、踏みつけられる行為までも容認されていたのか、という事。
もっと言えば、そこまでの行為がOKのメンバーとして、渡辺麻友が入っていたのか、という事。
今回、指原さんも、川栄さんも同様な行為をされました。ただ、渡辺麻友のような問題にはなっていない。これ、人によって意見を変えるのか、という批判もあるでしょうが、でも実際、その通りで、人によって違うんですよ。(笑)
今回の問題は、行為を受けたメンバーが、「渡辺麻友」だったから、起きた論争なんです。
AKB本流で、将来の中核メンバーとして、年少時から大事に育成されてきた、「正統派アイドル」であり「エース」、そして先輩メンバーも後輩メンバーからも一目置かれる孤高な存在、それが渡辺麻友です。
そんな、まさしく箱入り娘のように、蝶や花やと育てられた、あの渡辺麻友が土下座からの頭を蹴られる、というシーンは、やはり衝撃的です。
これが、回される、あるいはプールに落とされるまでで、終わっていればバラエティだからで済んでいたでしょうし、まゆゆ、美味しかったじゃん、で笑って終わっていたかもしれません。
これだけでも、十分、笑いは取れていたでしょうから、番組的にも加藤さん的にも、頭を蹴る行為は余分だったかな、と思います。
もちろん、相手が渡辺麻友というところが大きいわけですが。
加藤浩次としては、もしかすると、その前の渡辺麻友の頑なな態度にバラエティ番組に望む態度としてのプロ意識の低さに苛立ちを感じていた可能性もあります。
まあ、その後のブログで彼女自身が火消しに入ったことで、終息させたので、これはこれで終わらせるのがいいでしょう。
ただ、今回の件で、何でもありのAKBでもちろん良いでしょうが、グループの象徴であり、ピラミッドの頂点に君臨する女王である「センター」がバラエティで芸人に頭や顔を蹴られたり、踏みつけられたりする事で、人気を維持し、存在していくしか能がない、というのならば、一体、若いメンバー達は何を目標に汗を流せば良いのかな、と。
結局、指原莉乃が一番人気になり、センターを務めるという事は、そういう問題も含んでいるという事。同様に安易に人気バラエティへの出演を増やし、いじられることでライトな人気を一時的に手にする事も、とても危うい売り方だと感じます。長い目で見た場合、消耗サイクルを早めていることに過ぎない。
図らずも、今回の渡辺麻友の問題は、渡辺麻友がやはり「センター」の資質を備えているという事の証明にもなったと私は思います。だってそうでしょ、頭を蹴られて論争が起きないメンバーに、48グループのトップなんて務まらないし、そんなグループに何の価値があるのか。各メンバーが適材適所、それぞれのポジションで自分の役割をこなすことが重要。全員がバラエティ要員では、ただのコントグループですし、それを目指すなら、それなりのクオリティが求められる。
いずれにしても、グループコンセプトは、そのセンターの特長も大きな要因です。島崎遥香がいみじくも、語った、若い世代へのつなぎ、という難しい時期ではありますが、いかに2年後、珠理奈時代にバトンを渡すのか、しばらくカオス状態は続きそうです。
さて、昨夜の「Mステ」は板野さん卒業スペシャルでした。なぜか、「大声」も入っていました。それにしても名古屋率が高い出演者構成でした。(笑)
おかげで、しっかりと、タモさんから、SKEとして玲奈さんに話が振られるという、かつてない好待遇、これも玲奈さんの事務所のおかげでしょうか。
これまで、先頭を切って話をする機会が多かった珠理奈は、昨年あたりからすっかり、その役割を玲奈さん始め、他のメンバーに任せています。でも、これが、本来、正しい形。年少であるにもかかわらず、珠理奈がしっかりしていたという事もあるし、役割が集中していたという事。
玲奈さんの隣で、うんうんと可愛く相槌をうっている姿は微笑ましいし、立場的にはそれで良いと思います。穿った見方をすれば、地味に「珠理奈がいない(目立たない)SKE」をファンに少しづつ慣らせているような、そんな風にも感じますが、さて。(苦笑)
板野さんの卒業ソングにもしっかり選抜メンバーとして入っています。これで前田さん、篠田さんに続いての選抜です。何度も言いますが、AKB史の過去、現在、未来を紡いでいけるのは、珠理奈とまゆゆです。そして、現在と未来のパイプとして、篠田卒業ソングから9期2トップが名を連ねているのが、特徴的です。
今後も、小嶋さん、大島さんの卒業ソング選抜にも当然入るでしょうし、そして高橋みなみの卒業時には、満を持して48グループ選抜のトップとして、見送る事になるはずです。
それにしても、篠田さん、板野さんと、私がまさしくAKBを認知するきっかけ、そう窓口となったメンバーがいなくなるわけです。これは、もしかすると、前田敦子がいなくなる事よりも、感慨深い、そう感じているファンもきっと多いのではないでしょうか。
さて、日が暮れても、一向に暑さは止まりません。愛犬の散歩も、本当は早起きして行くのがいいのですが、なかなか起きられずで、申し訳ない気持ち・・・。お詫びに、今から愛犬用おやつを買いに出かけてきます。(汗)