初夏を思わせるような汗ばむ日曜日でした。「母の日」ということで昼食は娘が奥さんにパンをご馳走したので、私も便乗させてもらいました。(苦笑) 午後からは、私の母のところへ、3人でお饅頭を持って訪問、ささやかながら母の日を祝うことができた、穏やかな一日でした。
さて、選抜総選挙の詳細も発表され、いよいよ、という感じですね。(汗)
今回も、速報のみで、中間発表は無しです。速報発表日の5月22日は、TDC「RESET公演」の日ですね。秋葉原劇場の発表の模様は中継されるのでしょうか。
優子さん、ともちん、珠理奈と役者は揃っています。メディア露出による「風」が期待出来ない珠理奈サイドとしては、この速報で「風」を起こす事も必要です。起きないなら起こすまでですね。
今回の総選挙、もしかすると珠理奈は既にAKBへの完全移籍をした上での参戦もありうるのでは、と考えたこともありましたが、現状を見ると、やはり高校生のうちは大きな動きはないのかもしれません。それは、珠理奈自身の固い決意も影響している?
渡辺麻友と島崎遥香で、何とか2年はまわせそうですし、ここにきて旧チーム4メンバーを中心にAKB単体での人気メンバー育成にも力が入ってきました。
そうなると、どうでしょう、来年の秋頃を目処に、兼任解除、AKB完全移籍、チームA移籍という流れか。高校卒業を待って、本格的な珠理奈の時代に入るのでしょう。
今回、武道館で発表された「春の人事」に際して、きたりえ、ゆいはんの二人についてスケジュールが理由で兼任解除とされ、それなら珠理奈は、みるきーは?という議論が少なからずありました。
このあたりの認識のズレはどうしたものでしょう。
あのSSAで発表された松井珠理奈の兼任と、その後の兼任とではまるで意味合いが違うという事が認識できていないのが不思議です。(笑)
ついでに言えば、やはり渡辺美優紀の兼任は、珠理奈一人を目立たせないう役割も期待されていたと思います。珠理奈と同時に動かすメンバーとしては、彼女をおいて他にはいません。
同じ姉妹グループの2トップの一人、そしてメンタルの強さ、山本彩を動かすわけにもいかないのですから、立場的にも、ポテンシャル的にも彼女はうってつけでした。そしてそのチャンスを彼女は十分、活かしています。それはそれで、素晴らしいことです。
なので、珠理奈の兼任と、渡辺美優紀の兼任の持つ意味もまた、異なるわけです。
松井珠理奈の兼任は、AKB選抜の、そして48グループのトップに立つ為に必要な場所を与える事が目的です。外様である彼女に、正式なパスポートを、戸籍を与える手続き、それが、彼女の兼任の意味です。
だから、彼女の立場、ハードスケジュールを考慮すれば、精神的かつ肉体的な負担減を最優先させ、出演可能な範囲で秋葉原の公演には出るだけで問題ないと考えられます。個人的には、チームS公演の出演を鑑みると、頑張っている方だと思います。
大事なのは、その足跡を残すこと。昨年6月のチームK6th公演、AKB7周年記念公演、今年2月の大島チームKW公演、そして先日の武道館でのAKB単独公演。これらの節目となる記録の残る記念すべきステージに、その名を刻む事が大切なのです。
ただ、彼女のことですから、そんなバックグラウンドなど全く考えもせず、全身全霊で、目の前のステージに向き合っては、倒れて、の繰り返しだった事でしょう。本当に不器用な人です。
だから、松井珠理奈の兼任はいつまでなんだ、というのは愚問。仮に、彼女のAKB兼任が解除となった時こそ、彼女自身が何らかの大きな決断をしたということ、あるいは48グループが大きく方向転換をしたということでしょう。
では、珠理奈以外の兼任についても少しだけ考えを。きたりえ、ゆいはん、更に言えば大場さん、フレモンさんの二人もでしょうか、秋葉原から姉妹グループへの兼任については、露出、注目度アップが重視されてのことだと考えられます。もっとも最初の二人は出身地などの考慮も一応されてはいましたが、太田プロの責任の範疇で自らが先陣を切ったということ。しっかりとそれぞれの選抜に入り、CD発売、メディア露出、コンサート出演もしたわけなので、一定の成果は果たしたということでしょう。
そして、今回の二人についても同様。そして旧チーム4人脈ですね。AKB選抜に入るにはかなり厳しい立場である二人、姉妹グループとはいえ、選抜入りは魅力的です。当然、注目度も上がります。加えて、先日の「めちゃいけ」のように、ちゃっかり、SKE代表です、という立場で大場さんが全国区のテレビ番組に出演することだって可能なのですから。これ、珠理奈がAKBのCM仕事で全く兼任メリットがもらえていないのとは正反対ですが。(苦笑)
逆に、姉妹グループからの秋葉原兼任は、その人選からしても、成長を促すことに重点が置かれています。それは、知名度を上げるとともに、箔付、格上げ等も考えている。それぞれの所属グループに帰ってからの中心メンバーとしての役割を強く期待されているという事です。
既に「春の人事」と銘打ったからには、当然、「秋」もあれば、都合によっては「夏」だって「冬」だって、出来るわけです。このあたりのメンバーは本当に、期間限定の出向のようなものなので、珠理奈のそれとは全く別物です。
古畑さんには、大きく成長して、帰ってきて欲しいものです。
そして、何気に興味深い出来事が、今日のAKB劇場で起きました。
研究生による「パジャマドライブ公演」にSKEの内山命が助っ人としてサプライズ出演です。様々な事情が重なっての出演だったのでしょうが、先日の、岩手のAKB全握の研究生選抜参加といい、これ、湯浅氏のAKB転勤(苦笑)によるところが大きいと思われます。
更に言えば、峯岸みなみは置いとくとして、48グループの全研究生を束ねるのは、おそらく松村香織になるのですから、ここでもSKE人脈が幅を利かすことになります。ここに「終身名誉研究生」の役職が生きてくるのですね。(苦笑) そして、武道館コンサートは、おそらく田島芽瑠がセンターに立つでしょう。
こう考えると、AKB単体だけを見ると、かなり層が薄い印象。期待の研究生らが頭角を表すのは、皮肉なことに松井珠理奈がセンターとして君臨するAKB選抜、48グループ、もしかするとAKB単体まで手中に収めている時代かもしれません。
このあたりは、今回の総選挙はまだしも、来年はますますそのパワーバランスの逆転現象は顕著となる。AKB陣営(大手事務所)として、果たして選挙自体、開催出来るのかどうか?
いずれにしても、残りわずかになった超選抜様の人気、知名度の貯金を使い切ってしまうのも時間の問題。今年の選抜総選挙は、歴史の大きな分岐点となるのかもしれません。
さて、日中の暑さが嘘のように、肌寒さの感じる夜です。巷では、季節はずれのインフルエンザも出ているようなので、注意が必要ですね。
