保護猫ちゃんのご紹介⑥です。
(少しずつご紹介しています)
1週間ほど前に保護した母子猫達です。
●寧々ちゃん
推定３ヶ月
女の子
伯くん・凛くんと兄弟
千尋さんがお母さん。
人懐こくて
まん丸のお目目が可愛い女の子。
まだゆっくり触ったり
抱っこは難しいけれど
ちゅーるを
私の指から
食べてくれるようになりました。
遊ぶのが大好き♡
●伯くん
推定３ヶ月
男の子
寧々ちゃん・凛くんと兄弟
千尋さんがお母さん
真っ黒な毛並みに
胸とお腹に白い星模様がある
かっこいい男の子。
警戒心が強くて
怖がり屋さんだけど
遊ぶ時は
誰よりも全力で走り回ります。
たまに遊びに夢中で
私の横に居るのにハッと気づくと
猫パンチ(軽いやつ)と
シャーっと威嚇されます。笑
●凛くん
推定３ヶ月
男の子
寧々ちゃん・伯くんと兄弟
千尋さんがお母さん
ハチワレの毛並みが美しい
凛々しい男の子。
この子も
慎重で怖がり屋さん。
私が近づくと
凛くんは飛び退いてしまうけれど
ゆっくりでいいから
仲良くなれますように。
伯くんと同じで
遊ぶ時は全力プレー。笑
●千尋さん
推定2歳くらい
メス
寧々ちゃん・凛くん・伯くんのお母さん
1年ほど前から
小柄で痩せた千尋さんが
ご飯を食べに来るようになりました。
でも
警戒心が強く
ひどく威嚇するため
近づくことも出来ず。
それでも
千尋さんは
1日2〜3回訪れては
ご飯を食べたり
敷地内で休んだりして
過ごしていました。
今年の3月頃
千尋さんのお腹が
大きいことに気づきました。
そして
5月の初め頃
1週間位姿を見せないため
心配していたら
再びご飯を食べに来るようになり
お腹も少し小さくなっていたので
出産が終わったんだなと
わかりました。
1日何度も
少しの量を食べては
自分の居場所の子供達のもとへ
走って戻っていく千尋さんに
「子猫ちゃん達を連れて、
どうぞここにおいでね」と
伝えました。
(何度か後をついていきましたが
藪の中を通ったりで
正確な場所がわからず…。)
それからしばらくして
敷地内に
子猫を連れた千尋さんの姿がありました。
この頃は
２日ほど子猫と共に敷地内に居て
２日ほどまた元の場所に帰る を
繰り返していました。
まだ
子猫に近づくことは
許してはくれません。
千尋さんや子猫が過ごしやすいように
環境を整えながら
日々様子をみていると
以前は
「シャーっ」は
「近づかないで」っていう
本気の拒否の意思表示だったけれど
最近は
怒っている時も
そうじゃない時も
千尋さんは
癖みたいに
「シャーっ」としてしまうんだってことが
わかってきました。
「千尋さんにとっては
シャーっは挨拶みたいなものなんだ。」
そう理解するようになった頃
いつも通りご飯を用意していると
千尋さんがすりすりと
私に体を寄せてきました。
実はその数日前から
千尋さんに
「お家に入りませんか？」って
声を掛けていたのですが
もしかしたら
気持ちが決まって
「YES」の意思表示を
してくれたのかもしれません。
それなら！
千尋さんの気持ちが変わらない内にと
家族に手伝ってもらい保護を開始。
千尋さんは
誘導に応じて
割とスムーズにゲージ入ってくれました。
子猫ちゃん達は
お気に入りのおもちゃで
サロンの玄関前に誘導し
大好物のウェットフードで
サロンの玄関に誘い込み
全員入った所で扉を閉め
1匹ずつ
ネットに入れて保護。
(ここはかなり手こずりました)
＊＊＊＊＊＊＊＊＊
千尋さん
寧々ちゃん
伯くん
凛くんは
今いる猫ちゃん達とは別の部屋で
過ごしてもらっています。
これから
他の子達と徐々に過ごす時間を
作りたいと思います。
子猫達は
遊ぶ時は元気いっぱい。
千尋さんも
側でゆったりと
子猫達が遊ぶ様子を見ています。
野良猫達は
食べる物がなく
安心して
体を休める場所も
寝る場所もない
過酷な環境を
必死に生きています。
そんな中で
出産し子育てをするのは
本当に大変なこと。
今まで
いっぱい頑張ってきたから
安心安全な場所で
今はゆっくり休んでね。
