次は今期1種類目の秋田の花邑ですが、7か月振りとなる純吟酒未来の生スペックです。
開栓すると上立ち香はやや控えめ、柑橘系の甘酸っぱい吟醸香がほんのりと上がります。
一口頂くと、新鮮でキュートな酸と、とても濃醇なお米の甘旨味が大きく膨らみます。
酸味6、甘味4くらいで苦渋は無く、中盤はジューシーな甘旨味とコクが主張を強めます。
終盤に甘味が後退すると、最後はフェミニンな旨酸が優しく喉の奥へキレる後口でした。
レモンを絞って酸味を効かせたパインリカーのようで、とてもフルーティーな味わいです。
昨年同様、甘酸のバランスの良い、濃醇系甘旨口食前・食中酒で、とても美味しかったです。
銘柄:花邑 純米吟醸 酒未来 生酒 04BY
酒蔵:両関酒造㈱
種類:純米吟醸
原料米/使用酵母:酒未来
精米歩合:50%
アルコール度数:16度
日本酒度:-8.8
酸度:1.4
製造年月:2023年2月
購入価格:¥3,982 / 1800ml
お気に入り度:★★★★☆
【2023-47本目】