次は3年ぶりの家飲みになる長野の信州亀齢で、秋上がりのような仕様のお酒です。
開栓すると、上立ち香は控えめで、柑橘系の甘酸っぱい純米香がほんのりと。
一口頂くと、フェミニンな酸と、濃厚なお米の甘旨味がゆっくりと口の中に拡がります。
酸味6、甘味4くらいの割合で、中盤にはジューシーな甘旨味とコクが膨らんできます。
終盤に甘味がやや後退すると、最後にはキュートな旨酸が喉にキレる後口でした。
火入だけにフレッシュ感は控えめですが、ジューシーな甘旨口食中酒でしょうか。
レモンをたっぷり搾ったオレンジ系リカーのようで、優しい飲み口で美味しいです。
一度は無濾過生原酒スペックを利いてみたいですね、来期の新酒をゲットしたいです。
銘柄:信州亀齢 純米 ひとごこち 火入れ 03BY
酒蔵:岡崎酒造㈱
種類:純米
原料米/使用酵母:長野県産ひとごこち
精米歩合:55%/70%
アルコール度数:15度
日本酒度:非公開
酸度:非公開
製造年月:2022年6月(出荷年月:9月)
購入価格:¥1,400 / 720ml
お気に入り度:★★★★
【2022-115本目】