次は1年3か月ぶりに頂く秋田の花邑ですが、今回が二度目となる純米生スペックです。

開栓すると、上立ち香はやや控えめながら芳醇、何か果実系の甘い純米香が上がります。
口に含むと、新鮮でキュートな酸と、濃醇なお米の旨味が舌の上に大きく拡がります。
酸味が5.5、甘味4.5くらいの割合で、中盤はジューシーな甘旨味が主張を強めてきます。
終盤になって甘味が後退すると、最後はキリッとシャープな酸が喉にキレる後口でした。

陸羽田は山形県の酒造好適米で、やはり高木酒造が開発した酒米のようですね。
従来と違う酵母で醸されたそうですが、従来品を知らないので何とも言え無いのが残念。
ジューシーで甘味多めのピーチ系リカーでしょうか、終盤の酸もいい感じに出ています。
濃厚な甘味に優しい酸が絡んでくる濃醇な甘旨口食前・食中酒で美味しかったです。


銘柄:花邑 純米酒 陸羽田 生酒 03BY
酒蔵:両関酒造㈱
種類:純米
原料米/使用酵母:陸羽田/非公開:酵母違い
精米歩合:55%
アルコール度数:15度
日本酒度:-3.8
酸度:1.4
製造年月:2022年8月
購入価格:¥1,694 / 720ml
お気に入り度:★★★★☆
【2022-102本目】

 

  

 

ポチっとクリックしてネ! 皆で日本酒を応援しましょう♪
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ