抗がん剤で、爪に障害が出ることがあります。


爪の障害って、実際には爪が薄くなり割れたり、根元が黒っぽい色になったり、ひどい場合爪がはがれてしまったり。


対策は、保湿と、点滴中に冷やすこと


保湿は、爪や、指の間、足の裏も!


冷やすのは、アイスノンや、保冷剤(ケーキについてくるようなやつ)で冷やしてます。


AC療法よりドセタキセル(タキサン系)のほうが爪の障害が強く出るみたいです。


冷やすための専用のフローズングローブや、フローズンソックスを用意している病院ならそれを使って冷やすのがいいですが、なくても保冷剤で。


爪を保護するために、マニキュア(ベースコート、トップコートも)も




くりの場合、保湿も冷却も、抗がん剤を初めた時からずっとやってますが、


ドセタキセルになって、爪の障害と、足の裏の痛みが出ました。


爪の痛みは、ごく軽く触れただけなのに、神経に触れたような痛みで、これが続くのは恐ろしいし、2回目からも出るのは避けたかった。


足の裏、とくにかかとの痛みについては、はじめ足の爪を冷やそうと、かかとは冷やしてなかったので、出たみたい。


2回目からは手もしっかりと、足もつま先だけでなくの裏全体を冷やしてます。


でも、冷たいのでいつの間にか足を浮かしてる!


それだけ大変なんですが、手も足も、使わないで生活するってわけにはいかない場所なので、冷やすことで手・足の爪、痛みがへらせるし、いったん痛みが出た人でもそれ以後の抗がん剤の点滴の時に冷やすのでも効果が出るので、やってみる価値はあると思いますよ。


実験 によると、素手のままだと92%の人に障害が出たそうで、かなりの割合だし、はじめから冷やしたほうがいいと思うけど、やっぱり痛み目をみてはじめて、冷たいのを我慢できるようになる、ともいえるかな。


ただ、完全に副作用を抑えらえるかといわれると、冷やしてても爪の障害が出る人もいるみたい。


それから、皮膚障害については、冷やしても効果がないことも多いみたいですが、個人差があるので、自分がどうかは試してみないとわからない!チャレンジするしかないのです。