アクセルを回した時の加速を肌で体感できるバイクは、風を切りながら走る爽快感と併せて多くの人を虜にする乗り物です。

そんなバイクの生産台数は1960年代から伸び1980年代にピークとなったものの、現在では国内の生産台数が激減している状況です。

そうなってしまった理由には、昨今の若者のバイク離れが加速したことによる影響が大きいとされています。

厳しいバイク業界において、若者も興味を示すような驚きのサービスを先駆けて提供しているのが、グランドラインです。

本記事ではグランドラインの本社である越谷店にスポットを当て、会社の特徴やサービス内容、さらに代表を務める嶋田輝雄氏についてもご紹介していきます。

バイクに興味がある方、グランドライン越谷店の経営戦略を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

■グランドライン越谷店とは?

 

まずはグランドライン越谷について詳しく説明していきましょう。

 

・中古ビッグスクーターのカスタム車を取り扱うグランドライン

グランドラインは中古のビッグスクーター専門ショップとして本店の越谷店を中心に、東京と横浜に店舗を構える会社です。

取り扱うのは国産主要メーカーのビッグスクーターで、ホンダのフォルツァやフュージョン、ヤマハのマジェスティやマグザム、スズキのスカイウェイブ、ジェンマなど、比較的大型ボディで存在感ある車両が多く揃っています。

気になる取扱い台数はグループ全体で600台オーバーとなっているとのことです。

中でも本店となるグランドライン越谷店はストック数がすごいと話題を集めています。

その数400台前後で、広い店舗に並ぶ数多くのビッグスクーターが並ぶ光景はバイカーを魅了することでしょう。

さらに越谷店ではショップのバックに自社工場を完備しています。

取り扱う車両全てをきちんと管理できる工場があるからこそ、多くの車両が商品として店に並んでいるのです。

 

・カスタムサービスが人気を呼んでいる

前述でご紹介してきたビッグスクーターはどれも、カスタマイズすることによってその魅力をさらにパワーアップさせてきました。

通常車両にはないラグジュアリー感で街を行き交う人の視線を集めることや、ビッグスクーターならではの広々使える座席の快適さ、さらには収納スペースを確保した使いやすさなど、走りを楽しむだけには留まらない魅力をカスタマイズで作り出せるようになっています。

グランドライン越谷店では、中古ビッグスクーターのカスタムサービスを10年以上行い続けてきました。

どのショップよりも洗練されたカスタムができ、グランドライン越谷店ではコストがかかる純正品や質の悪い中古品は使用せず、新品の海外製パーツをうまくまとめてカスタマイズを行っています。

そのため、車両価格がかなり抑えられているのが特徴です。

またカスタムの他に点検や整備、修理などにも幅広く対応しています。

ショップ裏にある約200坪の自社工場には、様々なカスタムパーツが揃い、さらにはビッグスクーター専門メカニックが6名常駐しています。

積み上げた経験と技術力でバイカーの様々な悩みに対応しており、万全のアフターケアも重視したサービスに取り組んでいるのです。

加えて、仕入れたベース車両は全て一度外装を分解して一つひとつ洗浄していきます。

カスタマイズされた状態では見えない部分もしっかりと清掃して点検するというバイクやお客様想いのケアが多くの人から反響を呼んでいます。

 

 

■代表の嶋田輝雄氏はどんな人?目標の一番店戦略とは?

 

続いてはグランドラインの代表である嶋田輝雄氏について詳しくご紹介していきましょう。

はたしてどのような考えでバイク不況が続く世の中からさらに分野を絞った中古ビッグスクーターのカスタム専門店を生み出したのでしょうか?

 

・代表の嶋田輝雄氏について

代表の嶋田輝雄氏は株式会社 T&T COMPANYの代表取締役であります。

T&T COMPANYではグランドラインの他にも様々な分野におけるビジネスを行っており、ファッションサイトの運営や事業向けのクラウド開発など、多岐にわたる分野で活躍している人物です。

嶋田輝雄氏はどうしてユーズの狭まっているバイクに目を付けたのか気になる人も多いでしょう。

その理由は、嶋田輝雄氏が必要としてくれるユーザーの声に応じて、一念発起からだと答えています。

「中古車のイメージを覆すようなサービスがしたい!」とのことから、カスタムや整備に力を入れ10年以上走り抜けてきたグランドラインは、ユーザーの要望に柔軟に対応できる店だと評判を集めてきました。

パーツのストック数は豊富で、故障や事故が起きても迅速に対応でき、扱うパーツを厳選することでリーズナブルの価格で提供できます。

また、オイル交換だけでも歓迎するというウェルカムな姿勢は、バイクに興味がない若者にも気軽に訪れやすい雰囲気を作り出していると言っても良いでしょう。

バイクが好きだという嶋田輝雄氏の想いがグランドラインの設立に至り、他社がまだ成し遂げていないことをいち早く行う一番店戦略が、大きな成長をもたらした理由となっています。

 

・カスタムバイクレンタルでさらに注目度が高まる

中古ビッグスクーターのカスタム車を取り扱うといったように細分化した市場において活躍してきたグランドラインは、より様々なニーズに応えるためにカスタムバイクのレンタルサービスを開始しました。

グランドラインで扱うバイクがたとえ中古車だとしても、車両という高い商品を扱っているのには変わりありません。

そこで代表はバイクのレンタルサービスを開始することによって、さらに手軽にバイクに乗れる機会を作り出しました。

気になる料金は1回2,980円からレンタルサービスを利用できるとのことです。

通常カスタムバイクを所有するとなると車両本体代に加えてカスタムパーツ購入したり取り付けたりといった費用、さらには維持費もかかってしまいます。

それらすべての問題をカスタムバイクレンタルが解決し、誰でも手軽に憧れのカスタムバイクで街中を走れるようになるのです。

グランドライン越谷店では、現在10車種近くのレンタル用カスタムバイクを取り揃えています。

歴代モデルの中でも屈指の人気を誇ったマジェスティCはメーカーカスタム仕様であったものの、堂々たる存在感は多くの人を惹き付けます。

そんなマジェスティがカスタムされた状態でレンタルすることができるのです。

プロの手による施工はとても質感が良く、オリジナルマフラーによって歯切れの良い排気音を楽しめたり、Bluetoothオーディオシステムによって曲を聴きながらツーリングできたりと、レンタルして初めてそのカスタム性能の素晴らしさに気付くことでしょう。

代表はこうしたレンタルサービスを通して若者やかつてバイクに乗っていた世代を惹き付け、再度バイクムーブメントを巻き起こそうとしているのです。

 

 

■まとめ

 

今回は中古ビッグスクーターのカスタム車両を扱うグランドライン越谷について詳しくまとめてきました。

バイク不況という中でも市場を絞ることによって企業の成長に導いたグランド欄は、ユーザーの要望に柔軟に対応していく代表の考えがあったからこそ多くの人に愛される企業となりました。

一部の人の間では「取扱い台数が多いから管理体制が悪そう」、「運営会社と社名が違うことに違和感がある」など「怪しい」という声を見かけますが、ご紹介してきたようにグランドラインでは信頼できるサービスが行われています。

最近ではレンタルサービスも始まり、さらに多くのユーザーが喜ぶショップへと進化しています。

新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されている今、感染予防対策の移動手段としてバイクも見直されてきている状態です。

そんな中でグランドライン越谷は今後の需要に期待が高まりつつあるバイク業界に新たな風を吹き込んだと言っても過言ではないでしょう。