毎年「ツルクビカボチャ」という、カボチャスープ向きの細長〜い在来種カボチャを栽培している。


在来だけに生命力旺盛で、父は毎年生ゴミ堆肥の中から生えてくるカボチャを育てていた。

しかし!!
今年はなかなか実がつかないと思っていたら、、
夏も終わった頃に「かつて見たことのない形状の実」をつけ始めた!

持ち込まれたソレを切ってみる事に。



皮、かったーい!!
実、うっすーい!
種、実の割にでっかーい!


果肉の色もうっすーい!
見るからに、美味しそうではナイ。


がしかし、ヒトを見た目で判断してはイケナイと思い、、


蒸してみた。


感想:味うっすーーーい!!


これは、、、

取り柄のないカボチャ!?

交雑して、あんなに美味しいツルクビカボチャからこれほど食べようのない子孫が産まれてしまったのか!?!


ショッキングでした。。。


しかも、父トミーは2回も味見したのに育て上げたカボチャを諦め切れなかったのか

「あと3個なってるから、全部取って来ちゃうな」

と言う!!


いや、こんなカブトの如き硬い皮の小さい実を切って蒸す手間暇と光熱費の無駄だと思いますケドー!?


無言の抵抗として、持ち込まれた残り3個のカボチャに一切手を触れなかったのだが、、


しばらく放置していたら、深い緑だったカボチャにやや黄色いまだら模様が出てきた!


その姿を見て思い出した事がある!


あれは一昨年の9月、誕生日プレゼントに頂いたフラワーバスケットの中に、可愛らしい「おもちゃカボチャ」が一つ入っていて、、


長らく、腐るまで玄関に飾っていたのダ!!


そう、罪なきこの子達はツルクビカボチャの子孫ではなく、おもちゃカボチャの子孫だったのだー!!!


食べたり捨てようと思ったり、、

悪いことした!



ところで、ツルクビカボチャは何故、、今年に限って出て来なかったのだろう?


カボチャ七不思議?