お袋が切ない | ジジイがハープ!

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還暦ジジイがハープとは!

大変難易度が高く、注目度は低いです。

一体ジジイは何を考えてるのか?

12月1日の未明、介護施設からオヤジが亡くなったと連絡がありました。



施設に駆けつけると、冷たくなったオヤジと、訳が分からずオロオロしているお袋が。


お袋は中度の認知症です。


私が救急隊員に対応しているうちに事情が分かってきたお袋は「私も連れてって」と遺体に泣きすがっておりました。



ところがオヤジの遺体が運び出されると、もうオヤジが亡くなったことを忘れております。




しかし何か異変が起こったことは感じているらしく、それ以来毎晩電話が掛かってくるようになりました。




電話誰とも話すこともなく、一人で寂しい。


電話このまま寝てしまうと、誰かが訪ねてくるようで怖い。


電話私がここにいることをあなた(=息子たる私のことです)が知らないかと思って電話した。


・・・・・等々。



オヤジの話は全くしませんが、「何か大変なことが起こった」ことは理解しているようです。



私の声を聞くと安心するらしく、長話をすることもなく直ぐに電話を切るのですが、お袋の心情を思うと切なくて堪りません。




お袋が入居してる施設はすぐ近くなので、電話してきそうな夜7時前後を狙って、温めた牛乳(砂糖入り)を持って毎日訪問しています。



子供の頃、夜布団に入るとお袋が温めた牛乳をくれたことを思い出します。



今度は逆です。



私の顔を見るととても喜んでくれるので、暫くは毎日訪問することにします。





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