歯医者にて | ジジイがハープ!

ジジイがハープ!

還暦ジジイがハープとは!

大変難易度が高く、注目度は低いです。

一体ジジイは何を考えてるのか?

3月くらいから歯が痛みます。


暫く様子を見るうちに痛みが雲散霧消しないかと希望を繋いでいましたが、霧消どころか無情な程になって来たので、渋々重い腰を上げて診察してもらいました。



診察の結果、


「痛みは気のせいですよ」


と言われることもなく、本格的な治療になりました。




治療に先立ち、歯科衛生士さんが歯石掃除を行います。


自分の娘よりも若い、可愛い衛生士さんです。




チュイ〜ンと不気味な音を立てる、得体の知れぬ物を、口の中に突っ込んできます。





チュイ〜ン


あ、ちょっと君。まだ心の準備が


チュイ〜ン


おいおい、もう少しゆっくりとだね


チュイ〜ン


そんな、君。次から次へと


チュイ~ン


君ねえ、もう少し敬老精神を


チュイ〜ン


こう見えても私はだね、君くらいの歳の頃には


チュイ〜ン


あ、あのね、オジサンはね


チュイ〜ン


その・・・・・


チュイ〜ン


・・・・・・・


チュイ〜ン




おのれ、小娘〜!

これ以上拙者を愚弄いたすと、タダでは


チュイ〜ン

チュイ〜ン





上下の歯を次々にチュイ〜ン攻撃してきます。



自分の弱点が相手に全て筒抜けで、とても勝ち目はありません。




この衛生士、可愛い顔をしてるくせに、なんだか底意地の悪さを感じます。


う゛〜なんか、そこだけは絶対に触って欲しくないな、というところをワザと確実に、しかも次から次へとチュイ〜ンしてきます。



私に恨みでもあるのでしょうか…



しからば拙者も、逃げも隠れもいたしますまい。

かくなる上は正々堂々と名乗りを上げ、尋常に勝負を


はい、終わりましたよ。

奥の方に歯石が溜まってました。

これからは、もう少し丁寧にブラッシングしましょうねラブラブ




えっ


あ、はいアセアセ


まぁ、その…右差し左差し


分かりました


ありがとうございましたルンルン


エヘラブ