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・ラジオネーム
くりくりパーマ・リクエスト曲
Soulコブラツイスト〜魂の悶絶
・アーティスト
桑田佳祐
・宛先番組
夕方やっぱり764(佐々木恵眞さん) 5月16日(木)放送原稿
・コメントメッセージ
エマさん。こんにちは!!毎週木曜日の生放送、楽しみに聴いています。
今週ももれなく登場「くりくりパーマ」です!!
さて、先日の投稿で次男が古着に目覚めて僕のタンスを漁っているという話をしましたが、修学旅行の後も続いており、最近は僕が昔から大好きなリーバイス501に目を付けたらしく・・・。
お風呂上りに僕がソファーでくつろいでいると・・・。
●次男・・・。
「ぱぱぁ~このリーバイス最近履いてる?履いてないよねぇ~もう履かないんだよねぇ?だったらさぁ~僕が履いてあげようと思うんだけどな~」
とべったりくっついてきては耳元でささやくのです。
僕は同じようなリーバイスを何本も持っているため簡単に・・・。
■僕・・・。
「いいよいいよ~。ぜ〜んぶあげる。あげちゃう(笑)」
と答え、毎日毎日僕のタンスからリーバイスが消えて行っている状態です。
●次男・・・。
「この501なんだけど、ダブルエックスじゃないか〜!あっこれはステッチをペンキにしてたやつだ〜!これはやばい!鼻血出た!!」
こんか感じで興奮がおさまりません(笑)
小学校4年生の時、家の近所にできた「アメリカ屋」の店員さんとお母さんが仲良くなり、勧められたと言って買ってきてくれたのが始まりでした。
同級生の間でそのころ流行っていたの「Bobson」や「ラングラー」「Lee」だったのですが、中には「トム・ソーヤ」とか言うあやしいメーカーのGパンを履いているツワモノもいました。
しかし僕はリーバイスがすっかり気に入り、リーバイスだけをずーっと履いていたのでした。
そしてそれから一年後・・・。
小学校5年生の時に、いよいよあの「リーバイスブーム」がやってきたのです。
みんなこぞってリーバイスを履き、
俺のは「ダブルエックスだ」「赤耳だ」と自慢しまくります。
そのころのリーバイスは本場アメリカで作られたものには「made in USA」と刻印されており、それは本物の証として大事なチェックポイントです。
この刻印が入っていないものを履いていたりするとものすご~く馬鹿にされるのです。
そんなある日・・・。
いつも刻印が入っていないと馬鹿にされていたY君が新しいリーバイスを履いてきたのですが、お尻のところにある刻印を見ろとばかりに、Tシャツの裾がジーパンにインされています。
そこで・・・。
「いよいよ本物を買ったのか!!」
と、そのリーバイスをよ~っく見てみると・・・。
なんと赤ペンで・・・。
「made in USA」
と手書きされていたのです!!
本人はバレないと思ったのでしょうか・・・。
Y君の汚い字で書いてあるんですからバレるに決まっています!
よく見ればスペルだって怪しいもんです!
その後、思った通りすぐにばれてしまったY君が、いつも以上に馬鹿にされたということは言うまでもありません・・・。
さて、そこからうん十年。
今でもリーバイスを買っている僕ですが、ある日売り場のおにいさんとリーバイス談議となりました。
僕が・・・。
「家の近所のアメリカ屋は日本で一番最初にできたそうでね、そのお店の店員さんがすごく自慢してたのを覚えてるんですよ~」
と言うと・・・。
その店員さんが・・・。
「僕が聞いたのは、最初にできたのが石巻で、そこから全国に拡がったって言ってましたよ」と言うではありませんか・・・。
発祥の地の戦いって、どの分野でもあるんですね。
仙台で言えば牛タンだって冷やし中華だって発祥だっていうお店が何か所かあるんですから。
でも仙台も石巻も大好きな僕にとってはどっちが最初でもいいんだよなぁ~と思ったのでした。
さて、そんな店員さんとの会話をそばで聞いていた次男のリーバイス熱は益々ヒートアップし、この間は100円ショップに連れていかれ、僕からぶんどったリーバイスを飾るためのハンガーを山のように買わされたのでした。
でも子供が自分の洋服を嬉しそうに着てくれるってなんだか嬉しいもんですね。
エマさん、こんな私についてどう思いますか?