【ラジオ放送(恵真さんの声)】

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・ラジオネーム
くりくりパーマ

・リクエスト曲
Lonely Man

・コメントメッセージ
エマさん、こんにちは!!毎週木曜日の生放送、楽しみに聴いています。

本日も登場”くりくりパーマ”です!

さて、本日は懐かしのテレビドラマについて話したいと思います。

つい最近、仲良しのSさんとの会話の中で、昔夢中になってたドラマの話しになりました。

僕は・・・。

『第1 位はやっぱり、松田優作の探偵物語だよな。』

と即答しました。

そんな会話をしているうちに当時のことを思い出し、どうしても見たくなった僕はAmazonで『探偵物DVD Collection』を速攻で買いました。

翌日には・・・。


『一緒に見ようぜ!』


とSさんが僕の事務所を訪ねてきて、第1話だけ見ていきました。

今、改めて見てみると・・・。

 

のちに、松田優作と結婚することになる、熊谷美由紀。

 

あの大女優の樹木希林。

 

『熱中時代』の水谷豊。

 

そして、仙台を代表するコメディアン、たこ八郎大先生。

 

が出演していたことに気づきました。

 

ちなみに、たこ八郎大先生とは、直接お会いしたことがあります。

 

仙台駅でのこと。

 

当時、高校生だった僕は『たこ八郎大先生』を発見して、思わず・・・。

 

『探偵物語見ました!握手して下さい!』

 

と言ってみたのです。

 

すると・・・。

 

たこ八郎大先生は・・・。

 

『たこでちゅ!』

 

と一言言われました。

 

感動してしまい、舞い上がった僕は・・・。

 

『で、弟子にして下さい!芸名も考えました!まだこ八郎でいかがでしょう?』

 

と言ってみると・・・。

 

たこ八郎大先生と一緒にいた『由利徹 大師匠』に・・・。

 

『馬鹿野郎!』

 

と怒られました。

 

今、思えば・・・。

 

『まだこ八郎』と言わなければ、僕は日本を代表する喜劇役者になっていたことでしょう。

 

芸名『ゆでだこ八郎』が正解だったのではないかと、未だに悩んでいます。

 


話しは戻りますが、今思えば、あの時代は当然、録画する機械さえ存在せず、オンエアを毎週楽しみにして、テレビを食い入る様に見ていました。

放送の翌日、学校では『探偵物語』の話しでもちきりです。

この探偵物語は私立探偵の松田優作演じる工藤俊作が、街の仲間達の協力を得たり、彼を邪魔者扱いする刑事たちを手玉に取りつつ、様々な事件を捜査していく様を描いたユーモアたっぷりに、更にハードボイルドと人間味溢れる史上最高のドラマです。

当然、俳優の松田優作は僕達の憧れであり、誰しもが『探偵物語の』影響を受けたと思います。

タバコを吸う時のライターの火、黒いスーツにカラフルなシャツ、サングラス、ベスパ、ビリヤード、マルボロ、キャメル、コーヒーへの妙なこだわり、仲間と街を思う優しい気持ち、哀愁、そして魅力的な脇役等語りつくせません。

特に脇役は『工藤ちゃん』と半ば猫なで声で絡みを入れてくる刑事役の成田三樹夫氏や工藤探偵の子分『入れ墨者』と脇を固めるキャラクターも最高です。

『入れ墨者』は工藤探偵を先生と呼びます。

僕も、若かりし頃、仕事で成果を上げると、今はすっかり立派になられた『T取締役』に先生と呼ばれた時は妙に嬉しかったことを思い出します。

今、思えば僕の憧れの工藤探偵と同じ様に『先生』呼ばれことか嬉しかったのではないかと思ったりします。
 

 

小学校高学年か中学生の頃の放送なので、工藤探偵のマネはできず、影響をあまりにも受けてしまった僕達は・・・。

大人になるに連れマネをしだしました。

直ぐに実践できるのが、あの物凄い勢いででるライターの火です。

僕はライターを改造し、工藤探偵くらい炎が出るようにしてみました。

すると、あまりの勢いで僕の頭は、チリチリパーマになったのです。

 

そして、出世魚の様にチリチリパーマからくりくりパーマに成長しました。

 

めでたし。めでたし・・・。

 

なので、久しぶりにライターの改造を試みたいと思います。

 

従って、ライターさえあれば、いつでも、どこでもチリチリパーマに戻せます。
 

 

また、高校生になると自動二輪の免許を取り出す友達はベスパを買い出します。

次にビリヤードです。

中にはプロのビリヤードを目指すと言い出した友達もいたくらいです。

あと、懐かしいのが、ドラマの中では工藤探偵は洋服を着たまま寝るシーンもあります。

僕もすっかり魅了されてしまい、当時は親に叱られても洋服を着たまま寝てたりしました。

今、考えてみると中学生という成長期に洋服を着たまま寝るなんて信じられません。

もし、探偵物語をみていなければ松田優作と同じく、僕の身長は183センチあったと思います。

また、こんなことがあったんです。

社会人になった頃、友達のH君が・・・。

『あの探偵物語のように、お互い会社辞めて探偵事務所作ろう!』

と言われたこともありました。

僕は・・・。

『どんだけ、憧れてるんだよ!』

と思ったのは言うまでもありません。

それだけ、影響力があったんでしょうね。

そんな感じで、この原稿も『探偵物語』を見ながら書いていますが、リスナーのみなさんも、時間があれば是非見てみてはいかがでしょうか?

松田優作はやっぱりカッコイイ!!

つづく

エマさん。こんな私についてどう思いますか?