2023年4月26日(水) 「東京出張助監督①:仕事」 | 365日後に30代フリーランスパパが「俳優」になるブログ

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3歳の娘を持つフリーランスパパ。
死ぬ時に後悔するのは嫌だと思い、
もう一度「夢」を追いかける最後の365日間。

出張制作で東京に滞在している。

 

 

 

 

 

 

ありがたいことに、

 

 

 

ショートドラマ1本、

 

 

 

ゲームアプリのWebCM1本、

 

 

 

 

 

 

どちらも制作部ではなく、助監督として入らせていただいている。

 

 

 

例によって、潤沢な予算があるわけでは無いので、

 

 

 

人数が少なく、使えるお金も限られ、

 

 

 

知恵と工夫と人脈と気合いが必要になる。

 

 

 

 

 

 

先月の大阪府高槻市での仕事中に、後輩から嬉しい話を聴いた。

 

 

 

助監督さんが

「時光さんは制作部の仕事を辞めた方がいい」

と言っていたそう。

 

 

 

「向いていないから」といったネガティブな意味合いではなく、

 

 

 

「俳優をするにあたって、制作脳が邪魔をするから」

と言ってくれていたそう。

 

 

 

例えば、

「ロケ地の迷惑を考える余り、コップ水をぶちまける芝居をしない」

といったような。

 

 

 

いつか芝居に制限が掛かってしまうのではないか、

 

 

 

と、自分以上に自分のことを考えてくれていたらしい。

 

 

 

 

 

 

正直、めちゃくちゃ嬉しかった。

 

 

 

「時光さんは俳優だけした方がいい」

と言ってくれているかのようで。

 

 

 

 

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

今はまだ難しい。

 

 

 

 

 

 

でもいつかきっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何よりも集中したい気持ちを押し殺して、

 

 

 

「制作部として、演出部として、現場やスタッフのことを考える」

 

 

 

今の自分にはおそらく、大切なことだと思うんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人生は螺旋階段」

 

 

 

恩師が20代半ばで言っていた言葉。

 

 

 

「ぐるっと回って元の位置に戻ったんじゃない。一段登ってんねん」

 

 

 

そんな言葉がよぎる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つの案件が同時進行している分、

 

 

 

1案件に掛けられる時間は限られている。

 

 

 

降ってくるタスク、生じてくる問題も様々。

 

 

 

ひとところに留まることが苦手な自分には、合っているのかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寝ていなくても、食べてなくても、家族に会えなくても、

 

 

 

「あいつ呼んで損した」

 

 

 

なんて思われないよう、期待を上回り続けるしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはどの職業も同じはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俳優を始めた10代の頃には到底浮かばなかった気持ちや考えが、

 

 

 

邪な下心抜きで、仕事に正面から向き合わせてくれている。

 

 

 

元の地点ではない、数段上の地点へ向かって。