viva、ネフェルフレンドリーライブ(9・19) | Nefertiti店長ブログ

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千葉県柏市にひっそり佇むJazz喫茶「Nefertiti」店長のブログ



本日、《ネフェルフレンドリーライブ》の第三弾がおこなわれた。

ネフェルフレンドリーライブ・・・実に良いネーミングだ‼️

コレはネフェルセッションのホスト役のGeorgeさんが命名してくださったネーミングだ。「名は体を表す」通り、このネーミングからもNefertitiの和気藹々とした雰囲気が伝わってくるが、今回のボーカルライブもお客さんと一体となった実に微笑ましい心温まる、フレンドリーな演奏会となった。




1stステージは、Emerald Yukoさんのボーカルから・・・。

 華やかな真紅のステージ衣装に着替えたE・Yukoさんは、スタートに相応しい『Smile』を歌った。優しく包み込むような歌声にお客さんもウンウンと頷きながらスマイルになる。

ピアノの若尾さんは、ボーカリストに寄り添うようにテンダーに一音一音慈しむように鍵盤に向かう。

河野さんの5弦ベースは、ボーカルとのデュオでは、まるでギターのようにメロディックなアドリブを入れ、ハッとする瞬間をつくる。

若干19歳のギタリスト渋谷さんは、こんなに若いのになんでこんな素敵なアドリブができるのだろうと驚いてしまうほどである。将来が楽しみだ。

ネフェルセッションでのホスト役のツッチーさんのハートに迫ってくるヴァラエティーに富んだ、緩急織り混ぜたドラミングに息をのむ。

1st及び2ndステージにてサックスを吹いた岡田さん、オビリガードをつけたり、間奏では素敵なアドリブを展開したり、ぐっと我慢した(?)オシャレでにくい演奏だ。


E・Yukoさんの『Autumn Leaves』は、ひらひらと枯れ葉が舞い落ちる切なさを情感たっぷりと歌い上げていた。




そして、2ndステージは、ネフェルお馴染みのスマイリー純さんのボーカル。
いろんなところで歌っている純さんゆえ、MCもうまい‼️

彼は最近《歌うこと》のためにあれほど好きだった煙草をきっぱりとやめた。(まだ、1ヶ月ぐらいだからなんとも言えませんが・・・)

その決意みたいなものが歌声にも表れているようで、とにかく力強く他を圧倒する迫力がある。

ハモンドオルガンのAiさんは、《Jun&Ai》ゆえ阿吽の呼吸・・・、両手でメロディーとアドリブと和音、両脚でベース音と強弱、たしかに人間技じゃあないなあ・・・。

大西さんのギターは、ブルージーで黒っぽいところがなんとも快感だ。ballad曲では心に染みるアドリブを展開する。

石野さんは、必要な時に必要な音を紡ぎ出してくれるベテランベーシストだ。それぞれの曲で低音部をしっかり支えている。


浜辺さんのドラムは、ballad曲ではブラシでサワサワ・ザクザクと乾いた音を出し、とても気持ちいい。ハイハットもバスドラもしっかりやくめをはたしている。

『Good Life』

純さんは、この自分の人生を振り返った時に納得できる人生だったと潔く思える大人の雰囲気を見事に表現していた。クルーナーと呼ばれたジョニー・ハートマンや人生の悲哀・喜びを表現できるフランク・シナトラに迫っていたなあ・・・、と思った。


さあ、次回《ネフェルフレンドリーライブ》には、どんな演奏が待ってのでしょうか❓楽しみにしています。