さあ、大変なことになりましたよ!!!
ななんと、日本を代表するあの大御所ピアニスト佐藤允彦さんが再びネフェルにやってくることになったのですから・・・。
前回は纐纈雅代さんとのデュオでしたが、今回は《佐藤允彦トリオ》です。
日にちは、4月13日(土)16時〜(開場15時15分、開演16時)
メンバーは
佐藤允彦 ピアノ
加藤真一 ベース
村上 寛 ドラムス
今回はジャズの定番ともいえるピアノトリオなので、佐藤允彦さんの個性的なピアノプレイをたっぷりじっくり聴くことができますよ。
前回、去年の9月に演奏していただいた時の感想を以下のように書き記しています。
【演奏は静かに、緊張感をともなって始まった。
華麗な美音、テンダーで撫でるような柔らかいタッチと岩に突き刺さるピッケルのような硬いピアノタッチ、が瞬間的に計算されつくさているようにネフェル空間に広がっていく。
アヴァンギャルド系ピアニストには、時としてどこを切り取っても同じ金太郎飴的サウンドを感じさせるミュジシャンが多い中、佐藤允彦さんのピアノはそんなことが全く無く、常に起伏に富んだストーリーを感じさせる。
時には、背中を丸め情緒的で感情の赴くままに演奏しているようにも見えるが、実に冷静に一音一音を瞬間的に選んでいる、希有なメロディストでもあるのだ。
ぶっ飛ぶ瞬間もあるのだが、どの局面でも秩序を保った美しさが漂っている。】
ベースの加藤真一さんとドラムスの村上寛さんのネフェル出演は初めてですが、それだけにどのようなプレイをしてくれるのかとても楽しみです。
大御所・佐藤さんのレギュラートリオなので期待は膨らむ一方です。
さあ、佐藤允彦トリオをお聴きになって、うららかな春の午後を楽しみませんか?
ミュージックチャージは、陸の孤島・柏の軽井沢価格の2500円ですよ。(都内じゃあ、この価格はきっとあり得ないでしょう)
ぼくは、佐藤允彦さんのアルバムを9枚もっています。
それらを紹介します。
『いわな』(1969年録音)
これは宮沢昭さんのアルバムですが、ここでピアノを弾いています。
これは、『A Path Through Haze』(1971年収録)
アッティラ・ゾラー(g)とのデュオアルバム。
佐藤允彦トリオによる『BRINK』(1983年録音)
この中の「いつか王子様が」はオシャレなアレンジでぐっと惹きつけられます。
『WAVE 1』(1986年録音)
ベーシストゲイリーピーコックとの共演
同メンバーでの続編
『WAVE 2』(1987年録音)
『AUTUMN in PARIS』(1991年録音)
フランスの鬼才ベーシスト、今は亡きJ・F・JennyーClarkと共演
佐藤允彦さんのピアノソロ・アルバム
『nagi』(2001年録音)
『MAGOT DJADT』(2003年録音)
南米人との共演によるピアノトリオ
今回のネフェルライブと同じメンバーによるピアノトリオ
『標準戯楽』(2016年録音)