Nefertiti店長ブログ

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千葉県柏市にひっそり佇むJazz喫茶「Nefertiti」店長のブログ


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10月13日、《今津雅仁&吉岡秀晃Duo》ライブがおこなわれた。

この大御所二人の奏でる王道ジャズを聴きたくて、多くのお客さんがネフェルに集まった。

前回の今津雅仁トリオは、若いミュジシャンを従え若者のエナジーをもらいつつ『王道ジャズ』の在りようを若いミュジシャンに示しそして彼らを育む姿勢がうかがえたが、今回は大御所二人ゆえリスナーも巻き込んで『とにかく一緒に楽しもうぜ・・・』的な楽しくてハッピー満載、エンターティナー満載のライブであった。

曲が進むごとに、リスナーの笑顔の数が増え、また身体のスウィングの数も増える、とそんなジャズ本来の楽しさを体感するライブであった。




今津さんのテナーの音色は、すっごく分厚く図太くやわな草食系には絶対出せないエロティックな音だ。

かすれた低音は、ヴォーヴォー、ヴァーリヴァリ、ッバッバと腹の底に響き渡る。

ウェットじゃあなく、西風のようにからっとドライなのでスカッと気持ちいい。

『テネシーワルツ』では、至近距離で聴くとカチッ・カチッとタンポの音がするが、その音もリズミカルなので音楽の一部になっていて、実に気持ちいい。

こんなテナー本来の音を出す王道テナーサックス奏者は、日本には居そうでいないだろうなあ・・・、と思う。

ジーン・アモンズやアーネット・コブのようにダーティーで泥臭くもあるが、同時に男のダンディズムをも匂わせるかっこよさが漂っている。

テナーを上下に揺すって、歌心いっぱいに吹く。
お客さんは身体を上下に揺すって、その歌心をお腹に入れる。

アドリブを展開するときは、どこを切っても同じ金太郎飴みたいなミュジシャンが多い中、今津さんはそんなことは一切せず、常に魅力的なフレーズを数多く創り出すので聴き飽きない。

これはとても大切なことだなあ、と思う。




八代亜紀さんの演歌曲『もう一度会いたい』でスタートした後半、サム・テイラーの「ハーレム・ノクターン」ようなド演歌にお客さんも「オーイェ~」と和気あいあい、そのエンターティナー振りに大きな拍手。

「ぼくは、八代亜紀さんのバックバンドを数年やったことがあるんですよ。八代さんはホンマ気さくなええ人ですわ~」

「ぼくは、小学校の通知表では、センセーにいっつも『クラスの人気者ですが、落ち着きがありません』と書かれてましてん、ほじゃがそんなん性格は変わらへん」

と大阪弁のMCも一言一言が楽しくて、どっと笑いが起きる。




そして、吉岡秀晃さんのピアノ。

こちらのエンターティナーも今津さんに負けていない。

大きな身体を前後左右に揺すり、椅子ごとスウィングする。

ぼくは1950年代(?)のジェリー・ロール・モートンやアール・ハインズの白黒動画を観たことがあるが、この黒人たちはやはり鍵盤を見ないで観客の方をお道化た表情や満面の笑顔で向き楽しませてくれるのであるが、吉岡秀晃さんの姿を見ているとその動画を思い出してしまう。

今津さんと、ウォ~、イェーイと掛け声で合図したり、口を大きく開け驚きの表情でアイコンタクトをとったり・・・、ニクイ演出をする。

音楽は、読んで字のごとく『音を楽しむ』のだが、リスナーをこんなに楽しませて幸せな気持ちにさせてくれるミュジシャンは、居そうでいない。

眉間にしわ寄せてアートとしてジャズを聴くのもアリだが、愉快な気持ちにさせてくれるジャズもアリなのだ。

耳を澄ませて聴いていると、左手でリズムとベース音を刻み、そのブギウギピアノ風が心地いい。

ちょっと、セロニアス・モンク的にゴツゴツしたりするのも愛嬌かなあ、パフォーマンスなんだろうなあ、と思ったりする。




ドドドッと、爆笑が起きたのは、吉岡さんがノリノリ状態で右手の指が階段を上るようにコロコロと鍵盤上を滑らせて弾くときに、指が崖から落っこちるような仕草をしたときだった。

そのピエロのようなズッコケ仕草が、何とも楽しく可笑しかった。

こんなこと、大御所じゃあないとできないだろうなあ・・・。




後半、3曲目くらいだったか、曲が途中から「ハッピーバースデ~、トゥーユー」のメロディーになってきた。

「お客さんの中に誰か誕生日の人でも居るのかなあ・・・」と思って聴いていると、突然、今津さんがテナーサックスを置き何かが入っている紙袋をぼくの方に差し出し、

「マスター、お誕生日おめでとう~~~」と云って、その紙袋をプレゼントしてくれた。

開けてみると、二人のサインが書かれた素敵なタオルが入っていた。
超嬉しかった。感謝感激!!!

これは、一生の宝物だ。

今回も良きリスナーに囲まれ鳴り止まぬアンコールの👏に応えて、今津さんと吉岡さんは2曲も演奏サービスしてくれた。

みんな大大大満足だった。

みんな満ち足りた表情でネフェルを後にした。



最後に、ミュジシャンと一緒に記念撮影、パチリ!

実に楽しいネフェルライブだったので、最後の最後まで笑顔の連続で、実に素敵な一葉となった。

このお二人には、また来年ネフェルライブをやっていただきたいなあ・・・、と思った。

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来たる10月13日(土)16時~、《今津雅仁&吉岡秀晃Duo》のネフェルライブがおこなわれます。

メンバーは

今津雅仁  テナーサックス

吉岡秀晃  ピアノ


日本のテナーサックス界のドンともいえる今津雅仁さんは、今回が二回目のネフェル出演となります。

初回は今年2月24日で寒い日でしたが、今津さんの半端なくでっかい音にみんな驚き、その白熱の演奏に我と寒さを忘れてしまいました。

その時の感想を以下のように書き記しています。

「『モア』からスタートした。

この『世界残酷物語』のテーマ曲は誰でも知っているバラードだが、今津雅仁トリオは、軽快でスウィンギ~、そしてねちっこく泥臭く、そのさじ加減が何とも言えずかっこよく、我々を快感の世界にいざなってくれる。

『街のうわさ』という曲は、お腹にグワーンと響き渡る愁いのある低音でメロディーをストレートにゆったり唄い、ぼくの大好きなデクスター・ゴードンの『Cry Me a River』のように何回でも聴きたくなる深い深いブルーバラードの曲だ。

アドリブではビブラートにそして、倍音で立体的な深みのあるものに仕立てていく・・・。」




『Whats a Melody?』  1990年3月録音

俺の作るメロディーを聴け、と言わんばかりのメロディーの宝庫・・・。




『The Return of Masato』 2000年6月録音

豪快なハードバップ・テナー今津雅仁が帰って来た!!




このアルバムは吉岡秀晃さんの『ANYTIME、ANYWAY』

1991年4月録音




これも吉岡秀晃さんのピアノトリオ『ALWAYS』

1992年6月録音

ここには、日本のトップドラマー今は亡き日野元彦がバシッバシッと叩いています。

ぼくはこのアルバムを聴いて、

「うわー!このピアニスト、ペダルを使わない急速調のハンプトン・ホーズみたい、目を瞑って聴けば絶対黒人だなあ・・・。バップ・フレーズがバンバン飛び出してくるぞ~」

と、興奮してしまいました。

ピアニスト吉岡秀晃さんは、今津雅仁さんのアルバムでほとんどピアノを弾いている、レギュラーメンバーなのです。

ライナーノートに以下のような文を見つけました。

【今津と吉岡のコンビが日本のジャズ界に与えたインパクトは、極めて大きいものがある。
今津のテナーは、ビーバップの伝統に基づきながら、技巧に走らず、テナー本来のビッグトーンをブルース感覚で生かした豪快なプレイだ。

同じように、吉岡のピアノは、バッド・パウエルのバップ奏法に立脚しながら無類にスウィングするパワーと軽快さを身につけている。】

本当にその通りですね!


さぁ、ご一緒に《今津雅仁&吉岡秀晃Duo》を聴き、芸術の秋、アートな午後を過ごしませんか?

ミュージック・チャージは、陸の孤島・柏の軽井沢価格の2000円です。

お二人のプロフィール等詳細は、ネフェルティティHPをご覧ください。

開場が15時15分ですのでよろしくお願いします。(開演は16時です!)span>

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10月7日、第一日曜日につき、《ネフェルセッション》がおこなわれた。



楽器構成は、

テナーサックス  2名

ギター      3名

ピアノ      3名

ベース      2名

ドラムス     2名

ヴォーカル    1名

                          以上計13名




演奏曲は、

『THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU』

『I’VE NEVER BEEN IN LOVE BEFORE』

『MISTY』『MY ROMANCE』

『ON THE SUNNYSIDE OF THE STREET』




『I’M IN THE MOOD FOR LOVE』

『SWEET LOVE OF MINE』   『PRETEND』

『LIKE SOMEONE IN LOVE』

『AUTUMN LEAVES』  『WATER MELONMAN』 ・・・ 等。






今回は、第二部でトリプル・ギター演奏がおこなわれた。

ギター同士の三人演奏はネフェルでも初めての試み。

お互いにソロを回したり、バッキングになったり、それぞれに個性が出ていて聴いていて楽しかった。

第二部は、ピアノとヴォーカルDUO、ピアノとベースDUO等それぞれの個性が出てくるのでとてもいいアイデアだなあ、と思う。




今回は初参加者はいなかったが、皆さんとてもテクニックがしっかりしていて、聴いていても気持ちよかった。

演奏者もとても和気あいあいとして楽しそうだった。

楽器に偏りがなかったのもよかったなあ・・・。





最後に、いつものようにミュジシャンと一緒に記念撮影、パチリ!


お知らせ・ご案内がございます。

① 12月の第三日曜日(12月16日)14時~、

《ネフェルセッション忘年会》をおこないます。

内容は、

各自一品持ち寄り・アルコール飲み放題で2500円(参加費含む)
アルコールを飲まれない方はソフトドリンク飲み放題で2000円(参加費含む)

ワイワイ楽しくジャムセッションしましょう。



② 来年の3月17日(第三日曜日)14時~

《アワード大会》をおこないます。

前回(一年前)におこなったように、それぞれがグループ(バンド)を作り、演奏発表をし、最優秀賞には素敵なプレゼントを用意します。

よって、各自バンド結成・練習を今から準備の程よろしくお願いします。

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10月6日、第一土曜日につき、《ジャズファンの集い》がおこなわれた。

開始時間そして終了時間を変更したので、参加者数がまったくよめなかったが、まあいつもより少ないけれど6人の参加者がありホッと胸をなでおろす。




今回の一番乗りは、ビッグバンドをこよなく愛するYさん。

ご存知でしょうか、CARMELL JONES(Tp)?

『QUARTET』

ここではあのゲイリー・ピーコック(b)が、ブオンブオンと重低音を鳴らしまくる。

何でこの二人が・・・、なんと録音が1960年だとは!!!音が良すぎる・・・。






今回、二回目の参加となるMさんはアナログファンで、持参されたLPは、

CHET BAKERの『IT COULD HAPPEN TO YOU』

ぼくはつい最近、チェット・ベイカーの《BORN TO BE BLUE》という映画を観たが、出身地のオクラホマ州は保守的なところでチェットの女性的ヴォイスに対して批判的、ゆえに彼はなかなか苦しんだようだった。

でもだからこそ、人の心を打つのかもしれないなあ・・・。





三番手は、いつもカラー印刷の資料を作製して、納得のいく解説をしてくれるAさん。

彼の手作り資料は、並みのジャズ評論家の本よりも深みと味がありそして何より面白いので、一気に最後まで目を通してしまう。

彼の資料は、ネフェルでもストックしているのでいずれ本になることを願っている!

SADAO WATANABE(As)の『DEDICATED TO CHARLIE PARKER』

この頃(Tact時代)の渡辺貞夫は最高だ。

誰をも寄せ付けない凄さと厳しさがある。

延々と続くパーカー的アドリブはすさまじい。日野皓正(Tp)もたじたじ・・・。

このレコード、見つけ次第購入するつもりだ。




温故知新のSさん。

ぼくも大好きなBILL CHARLAP(p)の『BLUES IN THE NIGHT』

水上スキー・ジャケットの録音が超気に入り、そこからハマってしまし見つけ次第購入しているのだが、Sさんほど真剣に聴いていないので、ちょっとビルさんに申し訳ない気もしている。

これからは、いっぱい聴こう・・・。






久しぶり参加のNさん。

彼は最近NYに仕事で行き、アフター5にあの有名なヴィレッジ・ヴァンガードの地下への階段を下りたそうだ。

そして、THAD JONES率いるオーケストラを観たという。

ななんと、そのミュージック・チャージは柏の軽井沢価格とかわらないそうだ。(羨ましい・・・)

そこで購入したのが、THAD JONES ORCHESTRAの『LEGACY』

ぼくが知っているのは、リック・ペリー(Ts)とジム・マクニーリー(p)ぐらいだが、Nさんはほとんど知っているという。




最後は、ネフェルマスター。

今度の土曜日のネフェルライブ《今津雅仁&吉岡秀晃》の音楽を知ってもらうために

HIDEAKI YOSIOKA(p)の『ALWAYS』

オール・オリジナル曲なのだが、すべてバップ調でスウィンギ~。

当日が楽しみである。

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直前になってしまい、誠にもうしわけありません。

明日、10月7日(第一日曜日)14時~、恒例のネフェル・セッションがございます。

このネフェル・セッションは、毎月2回(第一及び第三日曜日)実施しています。



どういう楽器のミュジシャンが来るか、当日になってみないと分かりませんが、大勢参加されるとより楽しくて、充実したセッションになります。

ウッドベース・アンプは、お腹からグワーンと響いてくる重低音充実のものを用意しています。

ウッドベースだけでなくエレキ・ベースそしてYAMAHAサイレント・ギター、もちろんグランドピアノやドラム(YAMAHA・YD-9)もございます。


あそうそう、ボサノヴァで使用するカホーンやタンタンやパンデイロ、そしてスルド(ブラジルの大太鼓)もありますよ。

また、ボーカル用のシュアー等のマイク(SM58、SM57)及びミキサーもございます。

このミキサーにメインアンプを接続し、それをJBLのモニターアンプに繋ぐことによりマイクからはかなり大きな音量が出ます。

ヴォーカリストとピアニストには、喜んでいただけるのではないでしょうか?



ジャズ音楽の素敵なところは、初対面の知らない同士でもコードが載っている楽譜があれば、即興音楽だからすぐセッションができるところにあります。



今回もおそらく、リズム・セクション(ピアノ・ベース・ドラム)は揃うと思います。

管楽器やギター等のソロ楽器の方も思う存分演奏していただきたいなあ、と思います。


最近は、ホストの方と相談して三部構成にして、真ん中の第二部(約40分程度)では、演奏メンバーをホストが指名するのではなくミュジシャン同士が決めたり、またオリジナル曲を演奏したり等の時間に充てることにしました。


「ジャズ演奏は超初心者なので、みんなと一緒にジャムるなんてとても、ムリムリムリ・・・」

とおっしゃる方、全く心配いりませんよ。みんなが優しく教えてくれますよ!

兎に角、度胸試しでもいいのです。

何より実践を通して、ジャズ演奏の楽しさを体感してほしいなあと思います。。



他流試合を試みたい方、

現在のご自分の演奏テクニックを知りたい方、または知ってほしい方、

音楽を通して会話交流を楽しみたい方等々・・・、

是非おいでください。

もちろん楽器演奏はされなくて、見たり聴いたりするだけでもOKですよ。


あなたもいかがですか?


参加費または見学者のミュージック・チャージ、共に500円です。






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