Nefertiti店長ブログ

Nefertiti店長ブログ

千葉県柏市にひっそり佇むJazz喫茶「Nefertiti」店長のブログ

Amebaでブログを始めよう!

ネフェルティティをクローズして、はじめてのblogです。

今まで使っていたiPadが紛失してしまい、お手上げでした。そこで、いっそのことガラケーからスマホに変身しました。

現在、jazzは殆ど聴いてませんが、教員時代のあれこれを《はちゃめちゃ先生奮闘記》として書こうかなあ、と思います。

これからもよろしくお願いいたします。





ComeCome Everybody 、貴方も観てますか?

暗闇にしか見えないものがある、
暗闇にしか聴こえない音がある、

うーん、深い言葉だなあ・・・。


ジョーは、その三流映画を観たあと、ハッとして言い放ちました。
「ぼくは、トミーに勝てる気がする。きっと勝てるよ・・・」
と。

トミーは、裕福な家庭のおぼっちゃま、
かたや、ジョーは暗闇の中で生まれ育ったハングリーな戦災孤児。

ワクワクドキドキ感満載のその勝敗は、その時点で決まっていたのでしょう❗️








ぼくは、Nefertiti空間でいつも考えていたのは、如何にしたらジャズの裾野が拡がるか、ということでした。
プロミュジシャンによるネフェルライブでのミュージックチャージをなるべく低価格にして敷居を低くしたのも、そうすることによってジャズの楽しさ・素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらえるのでは・・・、との思いからなのでした。

裾野を拡げる方法はいろいろあると思いますが、今回の連ドラで強く感じたのは、ジャズに纏わる出来事をストーリー仕立てにしてワクワク感満載にしたら、今までジャズに興味無かった若者やオバチャンにジャズが浸透するじゃあないかなあ、と思いました。
ネフェルのクローズ、あと半年延長していたら、近隣のオバチャンの行列になっていたかも・・・。

それにしても、ジョーとトミーの丁々発止バトルセッション、時代劇の殺陣、この両者が妙に似ていてワクワク感満載でしたね‼️


さっそく、サンバ仲間のSさんが以下のコメントを寄せてくれました。

『カムカムエブリバディ、観てます!毎朝、涙ぐみながら会社に向かいます。
そしてJAZZを全く知らない私がサニーサイドが流れる度にまた涙ぐみます。
定一(世良公則)のサニーサイドも最高でしたね!
JAZZと時代劇のあの演出はじめ、めっちゃ面白いですよね!
これを機にサッチモのアルバム手に取る人多いでしょうし、トランペット習う人も増えるだろうし、くりりんのお店があったら間違いなく並んでるおばちゃんですね!わたし!』


また、ネフェル常連のベーシストAさんは、

『今日の カムカムエブリバディー 、ジャズ好きにはたまらない内容でした!

舞台になったのは、昭和39年の大阪。36年にアート・ブレイキーが来日してから恐らくハードバップ全盛期だったんだろうと想像します。←多分、サッチモのプレイはちょっと古い感じだったかと。

最先端を追っかけるトミーに対し、ジョーは昔のスタイルにこだわったプレイを通します。どちらが主流かというと、もちろんトミー。その空気感をドラマで見事に再現してました。

さらに、セッションと殺陣との見事なシンクロ。まさしく、ジャズ好きのプロデューサーが渾身を込めたであろう回でした。

でも、ちょっとマニアックに攻めすぎたかな?
あの熱量に、ジャズ好き以外には、ポカンとしたかもです(^_^;)

いずれにしても、マニアにとってはほぼ、最高の回でした。演者の本気プレイ満喫できましたし。』



明けましておめでとうございます。

この初日の出、僕が見たわけじゃあありません。ただ、我が家から見た元旦の風景によく似ているからアップしました。

なんで、初日の出を見なかったかって?
ネフェルの仲間と近くの広畑八幡宮(徒歩で5分)に初詣に行き、帰宅したのは元旦の午前二時半だったのですから・・・。

実は、最後のNefertitiは、怒涛の三日間でした。
思い残すことがないよう、ド派手に、ぎゅぎゅぎゅっとネフェルの思い出を頭の中に詰め込もうと、呑んで食って演奏しまくりの三日間にしたかったのです。

大勢の、実に大勢のミュジシャンが参加してくれました。
怒涛の三日間、僕の人生の中で最高の時間でした。これより前にもそしてこれから先にももうこんな三日間はないと思います。


ふと、こんなことを思いました。
人が死ぬときは、きっとこんな感じじゃあないかなあ〜、と。
人が愛おしくなってくるのです。ひとりひとりを抱きしめたくなるのです。(実際に抱き締めましたが・・・)
2ヶ月くらい前までは、《惜しまれつつ辞めるのが、男のダンディズム》《後ろ髪引かれる思いで》なんて思っていたのですが、徐々に『その日』が近づいてくるにしたがって、男のダンディズムなんてそんなかっこいいもんじゃあなく、『ああ、もうこれで会えなくなる・・・』寂寥感というか、ぐぐぐっと胸に迫ってくる辛さのようなものが、津波のように押し寄せてくるのです。涙が出てきそうでした。
でも、それを通り越したら、ザザザ〜と引く潮のように平かな気持ちで人が愛おしくなってくるのです。実に不思議な感覚です。

そこに、ぼくは《死》を感じました。
人はみんな死ぬのですね。どんな善人でもどんな悪人でも、みんな死ぬのです。この地球上で150年生きた人は誰もいません。150年後には、新たな人がこの地球に居るのです。そんなことを考えていたら、たまらなく人が愛おしくなってくるんです。

多くの方々に、「マスター、9年間お疲れ様でした。ネフェルでお会いできて本当によかったです」というお言葉をいただきました。中には、「ネフェルは、教会か神社のようでした」なんて嬉しいお言葉もいただきました。

今ぼくはお客さんに頂いたウィスキー《知多》を飲んでいます。
グラスをグルグル回しながら、独り自分なりにぐるぐると9年間を振り返っています。






Nefertitiに集った人を思い出しています。

Nさんは、この5年間毎週三日間通ってくれました。雨の日も嵐の日も自転車で通ってくれたのです。

72歳のHさんは、「ネフェルカレーが今まで食べたカレーの中で一番旨い❗️」と言って、毎週一回は食べに来てくれました。

月2回のプロミュジシャンのライブの日に必ず聴きに来てくれる3組のご夫婦、いつもミュジシャンが持ってきたCD を購入してくれました。

「先生、私の恋の話を聞いてください・・・」と言ってネフェルに入ってくる教え子もいました。

N小の53歳の教え子が大勢ネフェルに集い昔話に花を咲かせました。教え子の親が、そしておばあちゃんまでもが、ネフェルに来てくれました。

「ネフェルのコーヒーは、チョー美味しいです。もう一杯お代わりください」と、その日に3杯お代わりしてくれた人もいました。

松戸セレージャのサンバ仲間もステージで踊り、パゴージ演奏してくれました。

お客さんを守るために、何人か出禁にしたこともありました。(本当は、Come Come Everybody でなくちゃあいけないのでしょうが・・・)

教員仲間も来て、憂うべき教育界の事情を教えてくれました。《ハチャメチャ・センセー、奮闘記》を書こうかなあ・・・❗️






あそうそう、言い忘れていました。

ネフェルフレンドリーライブで、和気藹々とミュジシャン同士がネフェルを基点にして一層フレンドリーの度合いを深めていったこと、とても嬉しく思います。

また、川嶋哲郎さんや類家心平さん、そしてスガダイローさん、山本剛さん等の日本を代表するジャズメンが、
「第二ネフェルを再開したら、演奏しに行くからな・・・」
なんて嬉しいお言葉もいただきました。

彼らは、「Nefertitiのお客さんは、一音も聴き逃すまいと耳をダンボにして真剣に聴いてくれる極上のリスナーですね」
と褒めてくださいました。

佐藤允彦さんは、
「真ちゃん(加藤真一さん)、ネフェルのカレーは超旨いよ😋」

無口な本田珠也さんに焼酎のおかわりをなみなみと注いであげると、
「マスター、気が利くねえ・・・」
と嬉しそう。

プロミュジシャンとも親しくなりました。ぼくの財産です。








《国立時代》の青春をともにした大学の友達が、ネフェルでビートルズの曲を演奏してくれました。

「ああー、人生は楽しい・・・」(ちょっと、酔っ払っています。現在午前1時40分❗️)

これから先も、笑いと涙の人生を歩もう・・・❗️

Goodbye, Friend

See You Again!‼️





いよいよ我がNefertitiは、クローズ直前となってしまいました。
そこで、29日(水)・30日(木)・31日(金)の3日間は、大セッション大会にしようと、以下のように企画しました。

特に、30日(金)は、上記ポスターのように実施します。

【セッション&ブラジリアンBBQ パーティー】

《日時》

2021年12月30日(金) 13:00〜

《内容》

プロピアニスト・外山安樹子さんホストによるセッションに加え、ツッチー(ネフェルセッション第三日曜日のホスト)企画のシェラスコ(ブラジリアンBBQ)パーティー、食べ放題・飲み放題(アルコールもソフトドリンクも)そして演奏し放題、の3点セットで大いに盛り上がりたいと思います。

《食事》
ピッカーニャ、コラソン、アヴァカシ(パイナップル)、リングエッサ、フェイジョアーダ

《ドリンク》
ビール、ウィスキー、焼酎、ワイン、カイピリーニャ、ソフトドリンク

《参加費》
お酒を呑む方     5000円
お酒を呑まない方   4000円(ポスターでは4500円になっていますが、4000円に変更しました)


Nefertiti最後のネフェルセッションなので、できるだけ大勢のミュージシャンにおいでになって頂きたいなあ・・・、と思います。



12月29日(水)のネフェルセッション

《日時》

14:00〜18:00

《内容》

ピアニスト日田さんにホストをお願いしてのセッションですが、この日はもう最後の週なので飲み放題・食べ放題・演奏し放題にします。
ただし、一品持ち寄りにします。(一品は、なんでもイイです)

《参加費》
お酒を呑む方    2500円
お酒を呑まない方  1500円




いよいよ最終日の12 月31日(金)、大晦日は以下のよう予定しています。

《日時》

14:00〜翌日元旦に広幡八幡宮の初詣で

《内容》

ピアニスト日田さん及びGeorgeさんにホストをお願いしてのセッションです。29日(水)と同じように、飲み放題・食べ放題・演奏し放題。
ただし、食べ物は一品持ち寄りにします。(一品は、なんでもイイです)

《参加費》

お酒を呑む方     2500円
お酒を呑まない方   1500円

Nefertiti最後のセッション3Dayです。ないてもわらっても、これが最後のネフェルセッションですので、是非是非大勢の方々においでになって頂きたいなあと思います。

ご一緒に、ネフェルの思い出を作りましょう‼️




12月26日、第四日曜日につき《Vocal Salon 》がございます。今回が、ネフェル最終《Vocal Salon 》Dayとなります。なので、ヴォーカリストの方々は是非是非おいでくださいね。

ジャズスタンダード曲を歌いたい、またはヴォーカリストと一緒に演奏したいという方々のための《Vocal Salon 》Dayです。

カラオケと違い、生バンドをバックに歌うのは実に気持ちいいものです。
ステージに立ち、スポットライトを浴びている気分になれるのではないでしょうか?
自分の音域に合わせて、バック演奏をしてくれます。(その際は、ご自分の音域に合った楽譜をお持ちくだされば、対応してくれますよ)
こういうご時世ですので、ご自分のマイクをお持ちの方は持参して頂ければなあ、と思います。

ホストをつとめてくださるのは、プロ・ピアニストの小野孝司さんです。

小野孝司さんのプロフィールのつきましては、

【愛媛県新居浜市出身。愛媛大学卒業後、1981年上京。ジャズピアニスト徳山陽氏に師事し、同時に都内レストラン、ホテル、クラブなどで仕事を得た。その後、美空ひばり、研ナオコ、ジョーン・ シェパード、マルシア等のバックバンドでキーボードを担当、全国ツアーに参加。2001年にニューヨークのジャズクラブで聞いたHard Bop Jazzに強く感銘を受け、都内のジャズクラブなどでライブ活動を再開する。ニューヨークで活躍中のドラマー田井中福司、テナーサックス奏者 Bob Rockwell、中村誠一、アルトサックス奏者大森明、ギタリスト宮之上貴昭等と共演し好評を得る。2005年3月に初のリーダー作「Deep Blue」を自主制作でリリース。2013年7月に2作目「Happy Hour」をマシュマロレコードよりリリース。 2016年10月、横濱ジャズプロムナードに初出演、NHK横浜放送局にて演奏する。現在は優れたジャズピアニストとして日本各地のライブスポットで活躍中。】


【時間】   14:00〜17:00


【参加費】

     ヴォーカリスト及び楽器奏者   1500円

     見学 又は リスナー      500円


コロナ感染者はぐんと少なくなってきていますが、オミクロン株による第六波が懸念されますのでコロナ感染予防につきましては、今まで通り消毒・パーティーション設置等務めてまいります。