ComeCome Everybody 、貴方も観てますか?
暗闇にしか見えないものがある、
暗闇にしか聴こえない音がある、
うーん、深い言葉だなあ・・・。
ジョーは、その三流映画を観たあと、ハッとして言い放ちました。
「ぼくは、トミーに勝てる気がする。きっと勝てるよ・・・」
と。
トミーは、裕福な家庭のおぼっちゃま、
かたや、ジョーは暗闇の中で生まれ育ったハングリーな戦災孤児。
ワクワクドキドキ感満載のその勝敗は、その時点で決まっていたのでしょう❗️
ぼくは、Nefertiti空間でいつも考えていたのは、如何にしたらジャズの裾野が拡がるか、ということでした。
プロミュジシャンによるネフェルライブでのミュージックチャージをなるべく低価格にして敷居を低くしたのも、そうすることによってジャズの楽しさ・素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらえるのでは・・・、との思いからなのでした。
裾野を拡げる方法はいろいろあると思いますが、今回の連ドラで強く感じたのは、ジャズに纏わる出来事をストーリー仕立てにしてワクワク感満載にしたら、今までジャズに興味無かった若者やオバチャンにジャズが浸透するじゃあないかなあ、と思いました。
ネフェルのクローズ、あと半年延長していたら、近隣のオバチャンの行列になっていたかも・・・。
それにしても、ジョーとトミーの丁々発止バトルセッション、時代劇の殺陣、この両者が妙に似ていてワクワク感満載でしたね‼️
さっそく、サンバ仲間のSさんが以下のコメントを寄せてくれました。
『カムカムエブリバディ、観てます!毎朝、涙ぐみながら会社に向かいます。
そしてJAZZを全く知らない私がサニーサイドが流れる度にまた涙ぐみます。
定一(世良公則)のサニーサイドも最高でしたね!
JAZZと時代劇のあの演出はじめ、めっちゃ面白いですよね!
これを機にサッチモのアルバム手に取る人多いでしょうし、トランペット習う人も増えるだろうし、くりりんのお店があったら間違いなく並んでるおばちゃんですね!わたし!』
また、ネフェル常連のベーシストAさんは、
『今日の カムカムエブリバディー 、ジャズ好きにはたまらない内容でした!
舞台になったのは、昭和39年の大阪。36年にアート・ブレイキーが来日してから恐らくハードバップ全盛期だったんだろうと想像します。←多分、サッチモのプレイはちょっと古い感じだったかと。
最先端を追っかけるトミーに対し、ジョーは昔のスタイルにこだわったプレイを通します。どちらが主流かというと、もちろんトミー。その空気感をドラマで見事に再現してました。
さらに、セッションと殺陣との見事なシンクロ。まさしく、ジャズ好きのプロデューサーが渾身を込めたであろう回でした。
でも、ちょっとマニアックに攻めすぎたかな?
あの熱量に、ジャズ好き以外には、ポカンとしたかもです(^_^;)
いずれにしても、マニアにとってはほぼ、最高の回でした。演者の本気プレイ満喫できましたし。』