こんにちは、ご覧いただきありがとうございます。
日本サロネーゼ協会マスター講師 代々木アイリスラボのKanakoです。
お菓子作りの豆知識が増えると
お菓子作りがもっと楽しくなる♡
今日はバターのお話①です。
牛乳は白いのにバターはなぜ黄色?
バターは牛乳が原料ですが、
牛乳は白いのに、バターが黄色いのは何故だろう?と思ったことないですか。
黄色の色素は、
牛が食べた牧草の中に含まれていた
【カロテノイド】という脂溶性色素の色。
脂溶性色素なのでカロテノイドは
牛乳の中の乳脂肪に溶け込んでいます。
でも、牛乳🥛の中の乳脂肪は、
脂肪球膜という膜で覆われた球状になっていて、
その膜が光を散乱させるので色が白く見えます。
バター🧈は乳脂肪を凝縮させ作るため、
その過程で脂肪球が壊れ、乳脂肪がむき出しになります。
そのため、カロテノイドの色素が表面に現れて黄色く見えるんです。
新鮮な牧草を食べられる夏場の牛乳で作ったバターの色は濃いらしいですよ。
(確かめたことないけど)
サックサクで美味しい香りや風味をもつクッキーに仕上げるために、
当教室のクッキー生地には、バターを使っています。
先日ご参加いただいた生徒様に
クッキーが美味しい♡と褒められ
嬉しかったので、クッキー材料のバターについての小ばなしでした。
(色は関係ないんだけどね…)
お菓子作りにはあまり役にたたない知識ですが、
知っているとちょっと楽しくなりますよね
次回は
一度溶けたバターは冷やしてももとに戻せない?について掲載します♡
今後も皆様に楽しい時間、学びの時間を提供できますよう精進してまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。
代々木アイリスラボ Kanako