こんにちは、ご覧いただきありがとうございます。
日本サロネーゼ協会マスター講師 代々木アイリスラボのKanakoです。
今日はアイシングクッキーのラッピングについてのお話です。
アイシングクッキーのラッピングに必要なものとは?
アイシングクッキーを人にあげる場合、かわいくラッピングしたいですよね。
そして、美味しい状態もキープしたい。
アイシングクッキー用のクッキーは、土台なので固めの食感で、
アイシングクリームの水分を吸ってもしなしな、もそもそしないようなサクサク食感で作ります。
→アイシングクッキー用のクッキーについてはこちら♡
上のアイシングクリームも完全に乾かすとカリカリになるので、
そのままカリカリ・サクサク食感を続けたいところ。
でも、そのまま外に置いておくと空気中の湿気を吸ってしまうため、
アイシングクッキーの保存には【乾燥剤】が必要です。とくに夏場は必須です!
ラッピングしなくても、タッパーなどの密閉容器に乾燥剤と一緒に保管してくださいね。
焼き菓子を保存する際に必要な保存材は、乾燥剤や、脱酸素剤が代表的ですが、
クッキーやパイなどのサクサク系お菓子は乾燥剤と覚えておいてください
(パウンドケーキなどしっとり系は脱酸素剤など)
乾燥剤には、写真のような
✾青いツブが入ったシリカゲル
→よく見る乾燥剤。吸湿すると青からピンクに変わり、使えなくなるのがわかる。
✾シケナイ(生石灰)
→海苔やお煎餅に良く入っている。低湿度の環境下では吸湿性が高い。吸湿すると膨らむ。
✾シート状乾燥剤(塩化カルシウム)
→吸湿性がとても高い。硬くて薄いシート状なので、台紙がわりにもなる。
があり、どれを使っても大丈夫ですが、
私は、ラッピングするなら、薄くて邪魔にならず、台紙にもなってクッキーが割れるのを守ってくれるシート状乾燥剤をよく使います。
(他の2つはクッキーをタッパーなどで保管する時に使います)
そして、袋は、透明度が高くて、
袋の接着面などもない【食品対応のOPP袋】を好んでいます。
※かならず食品対応の物を選んでください。食品対応ではない場合、
中に入れたクッキーに体に悪い成分がついてしまう可能性があります。
アイシングクッキーの可愛さが良く見えますし、100均でも手に入りやすく、薄いクッキーに接着面がある袋だとゴワゴワしますがそれがありません。
ある程度防湿性も高いのでシーラーで封をすれば、すぐに食べてもらえる時にむいています☺
でも、すぐに食べるとは限らない時は、ガスバリアの袋を使います。(ガス袋)
この袋は酸素などお菓子を劣化させる気体を透さないので、
この袋に乾燥剤&シーラーで封をすると安心です。
写真の様に少し透明度が下がるのと、袋の接着面がゴワゴワして、気になりますが、美味しく食べてもらいたいので、そちらを優先しています。
シーラーは色々ありますが、私はこちらを使っています。
コンパクトで、使わないときは引き出しにさっと片付けられます。
本当はシール幅が2mm以上ある方がよりしっかり接着されるのですが、大きいので、、、
こちらを使っています。
お菓子の食べかけとか、砂糖や薄力粉の残りなどもこれで毎回シールしています。
この様に、状況に合わせて袋を使い分けつつ中には乾燥剤を入れてラッピングしています。
袋は、クッキーの大きさにジャストサイズを使うと見た目がとてもきれいです。
OPP袋は特に色々なサイズがあり、ついつい色々と購入してしまいます。
まずはどれくらいのサイズからそろえるの?という方は、
小さめサイズをよく作られる方は6×9cmなど、横幅が6cmのもの。
手のひらより少し小さめだけど大きすぎないサイズであれば、横幅7cm×縦10㎝。
の2つがお勧めです。
クッキーを入れた後、上部をシーラーでとめるので、縦は少し長めの物を選びましょう。
そして、シールした部分を後ろに追って、クッキーの裏面にマスキングテープでとめると
なお綺麗です
あとは、1枚1枚ではなく、複数枚入れるよ!という方は
10cm×12cmなども良く使いますよ♡
可愛いアイシングクッキーは透明な袋で中が見えるようにラッピングするとかわいいですよね♡
今日はここまでです。
もし、お知りになりたい事などがありましたらご連絡ください♡
今後も皆様に楽しい時間、学びの時間を提供できますよう精進してまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。
代々木アイリスラボ Kanako