ルルベは、下からかかとを上げて伸び上がるのに対し
ピケは、つま先を床に突き刺すように立つ動き。
回ったり(ピケターン)、立ったり(ピケアラベスクなど)
踊っていると色々な場面で出てきます。
この突き刺す足が結構クセ者で、
自分の足の長さ、バランスの場所、出し方が
できないと膝を伸ばしたまま突き刺す事ができません。
バレエシューズだと出来ても、
ポワントになると引き上げが足りなくて出来なかったり。。。
・軸になる足をアンデオール(外また)にし床からプリエした分上げておく。
・プリエをしてる足は上半身を引き上げながら床を押しておく。
・プリエした足で床を蹴るようにして足を上げ、
それと同時に軸足のつま先は床を刺す。
このとき、軸足に全体重を乗せるとヒザが曲がるので
突き刺した分、上に押し返します。
アラベスクの場合バランスを重視していると、
本来のアラベスクの形ができず、上げた足のヒザが落ちたり、
足がしっかり上がらなかったりするので注意。
(詳しくは大人バレエ講座12 )
回るときは、立つより先に回ろうとすると真っ直ぐな軸が作れなくなるので注意。
(詳しくは大人バレエ講座20 )
ヴァリエーションを踊るときにも多々出てくるピケの動き。
前も横も後ろも、
ピンピンのヒザを保ったまま突き刺せる場所がどこか、
よく確認して、
伸びやかに踊れるようにしましょう♪