小学校受験に向けた対策講座では多種多様な問題に触れます。
くもんで算数をやっているおかげか、”数”に関する分野は得意なようで安心していたのですが、先日やった分のプリントを見て、衝撃を受けました
もんだい1.
くるまが5だいありました。あとから4だいはいってきました。くるまはぜんぶでなんだいになりましたか?そのかずだけ〇をかいてください。
これが解けていませんでした
おそらく、【5+4=】と書かれていたならばなんの迷いもなく解けるのだと思います。
教室で解説を聞いてきたのでもう大丈夫だろう!と思って、宿題で同じような問題をやったときも、(私が)問題文を読み終えたら、ぽかぁ~んとしている息子
少しかみ砕いて説明をしたら理解できたようで、そこからは同じような問題も解けていました
もんだい2.
4にんのひとがじてんしゃにのっています。タイヤのかずはぜんぶでいくつでしょう。そのかずだけ〇をかいてください。
これも解けていませんでした
ちなみにこの問題には絵が添えられています。
なので、自転車のタイヤの数が分かっていなくても、少しの想像力があれば解けるのだと思うのです。
ただ、息子の場合、単純に先生(もしくは私)が問題を読んでも、何を聞かれているのかがわからない様子なのです。
結局、かみ砕いて説明して、ようやく理解ができて解けるのです。
一度その経験を踏むと、特に問題なく解くことができるので、要は経験値をできるだけ多く踏むということになるのですが、
受験本番までに、全ての経験をさせることはできず、どうしたって初見のことにぶつかります。
そして、試験では初めて会う人から発問されるわけなので、息子の場合はそこにも関門があるわけなのですがね・・・
とにかく、”数”は得意、理解できていると思っていただけに、今回のような問題に躓いてしまったのは意外だったというか、くもんを頑張っているだけにやや残念な気持ちになってしまったのでした
ちなみに、こういうことが起こると、暗記推進のくもん学習の弊害だなんて言われますけど、私自身はそうは思っていませんし、特に焦ったりもしていません。
説明をすれば理解できることですし、先取りしている分抜けてしまう部分があることは仕方のないことだと思っています。
くもんは先取りや計算力の強化、という以前に学習習慣の定着という位置づけで我が家は取り組んでいます。
そんなわけで、我が家は受験対策の補助教材としてこぐま会のひとりでとっくんシリーズを使っていますが、これまで”数”の領域はノーマークだったものの、このような状況を踏まえて、また買い足しました
問題そのものは単純なので、繰り返しやって定着させれば問題なさそうです。
ちなみに、言わずもがな上記問題の1は足し算、2は掛け算の概念を理解する問題です。
もちろん、引き算、割り算、分数の理解につながっている問題もあります。
ふと小学校受験を決めるにあたって、少し迷っていた時期に塾長先生とお話ししたときのことを思い出しました。
受験してもちろんご縁を頂けたらそれは喜ばしいことですが、もしもそのような結果でなかったとしても、対策を通して学んだことは決して無駄にはなりません。
むしろ、お母さんが息子さんの小学校生活に不安があるのでしたら、受験準備は小学校授業の疑似体験、勉強内容の先取り理解につながるので、是非お勧めしたいです。
私はこの言葉を聞いて、受験をする(対策講座を受ける)ことを決めたのでした。
目の前の問題が出来た出来ないに一喜一憂するのではなく、この一つ一つを積み重ねて息子の知っていること、経験値を積み上げていこう
そう思った気持ちを忘れていました
なので、自戒を込めて。
日々勉強に取り組んでいく中で、見失っていたことを思い出すことができたので、今回書き留めておくことにしました。
とはいえ、受験まであと半年を迎え、先生方のギアが一段上がりました
実際「ギア上げます」と公言されましたし、最近ちょっとコワい
そうなると自然と私にも熱が入ってしまい、声を荒げてしまったりすることもあるのですが、息子を追い詰めないようにしないといけませんね