明日からアタック登山を開始 | 栗城史多オフィシャルブログ Powered by Ameba

明日からアタック登山を開始

今、苦しみも不安も、全てが一つになろうとしています。

24
日にブロードピーク8,047m登頂に向けて、明日からアタック登山を開始です。

この
3日間は天候が悪かったですが、今日から天候が回復し始め、明日からいよいよ頂上を目指して登っていきます。

明日
21日は、標高6,000mのキャンプ2へ、22日にキャンプ2から標高7000mのキャンプ3、そして低酸素における自分の体の調子を見て、24日深夜に山頂アタックを開始します。

ただし身体の順応がうまくいっていない、または体調不良の場合には、一旦ベースに下りてきます。

今は体力、また健康状態ともに条件が整っていて、登頂できる可能性は高いと思います。(かなり慎重に登ります。)

栗城隊のメンバーとも話し合い、それぞれの撮影での役割も決まり、いよいよ「冒険の共有」のクライマックスに向けて動き出しました。

門谷くんと
3名の撮影サポートのシェルパは、コンコルディアまたはブロードピーク反対側の氷河に移動して、そこで40倍のレンズを使って栗城を撮影します。

魚住さんは、ベースからの撮影と中継を行います。

林さんは、動画の編集を行います。

24
日のアタックでは、全員24時間ほぼ眠らずに、この「冒険の共有」を支えてくれます。

そして
22日に標高6000m7000mを登る際、できれば望遠レンズから、登る栗城を捉えた映像を生中継したいと思っています。

うまくいけば、栗城が登っている様子が見られるかもしれません。

そして
24日、山頂に到着する瞬間も、できる限り望遠で捉えた映像を生中継しますので、皆さん一緒に登頂する瞬間を共有しましょう。

そして僕は手持ちのカメラを持って、自分で撮影しながらベースキャンプから一人で登って行きます。

今、正直不安や様々な想いもありますが、山頂に着いた時に今までの試練や苦しみも不安も喜びも、全てが一つになると思います。

2012
年の秋のエベレストで両足と両手と鼻が重度の凍傷になり、9本の指の大部分を失いました。

失ったものを取り戻すことは難しいかもしれませんが、そこで始めて見えた世界がたくさんありました。

そしてリハビリとトレーニング。

今、全てが試されようとしています。

何よりも
ENJOY!

楽しんで行ってきたいと思います。

全てに感謝。ありがとう。


※これまでの映像⇒
http://goo.gl/1v6yRq

※遠征スペシャルサイト
KURIKI CHALLENGE 2014
http://kurikiyama.jp/tumblr/