リアル「ワンピース」 | 栗城史多オフィシャルブログ Powered by Ameba

リアル「ワンピース」

明日から登り始めます!!

昨日、無事にプジャという登山の安全祈願を終えて、ようやく「冒険の共有」に向けたインフラも整い、明日からいよいよブロードピーク(8,047m)の登山開始です。


明日から始まる登山。
不安もありますが、それ以上に楽しみが大きいです。
明日は高所順応で、6000mくらいまで登ってきます。


今日は、出発の前に「冒険の共有」を支えてくれているメンバーを紹介したいと思います。


栗城隊は、リアル「ワンピース」のようです。
突然、口から火を噴くコックさんをはじめ、個性豊かなメンバーが「冒険の共有」を支えてくれています。


日本からは3名の隊員が、撮影・中継・編集を手伝ってくれています。
まず、ベースキャンプ周辺と、少し離れた場所から40倍のレンズでブロードピークを撮影する門谷くん。

ベースキャンプ周辺と中継担当の魚住さん。

そして撮影した映像を編集し、配信準備をする林さん。

撮影をサポートしてくれる、3人のシェルパさん。

3人のコックさんと、エージェントのアミンさん。

計10名のメンバーに、「冒険の共有」をサポートしてもらっています。


栗城隊のメンバーが撮影した山の映像は、もしかしたら他の山番組などでも皆さんご覧になったことがあるかもしれません。
通常は山の撮影はベテランの山岳カメラマンにお願いしますが、2008年に始めて冒険の共有に向けたプロジェクトを立ち上げた時に、僕は「この指とまれ」という合図で集まった若手メンバーと共にやってきました。


はじめから完璧なものではなく、一緒に切磋琢磨しながら成長していきたいと思い、メンバーはほぼ毎回同じです。
もちろん増えたり減ったりもしますが、皆ヒマラヤが好きで、そしてこの冒険の共有を多くの人に伝えようと一所懸命です。


僕がいつもメンバーに伝えていることがあります。
それは、「栗城のチャレンジではなく、自分自身のチャレンジにして欲しい」ということ。


単に山を撮影したり、指示を待って撮影するのではなく、自分たちで色々とアイデアを出し合い、毎回新しい映像や表現に挑戦してきました。

毎回彼らも成長して、帰国後に様々な分野で活躍しているのは僕にとっても嬉しいことです。


栗城はベースから一人で登って撮影をして皆さんに伝えていきますが、他のメンバーも個々の力をどう発揮して多くの人と冒険を共有するか、栗城隊としてのチャレンジが始まりました。


明日から、いよいよ登山開始です。
SpO2(動脈血酸素飽和度 http://goo.gl/qEGIbp )は85%で、指の状態も良好です。

皆さん、いつも応援ありがとうございます。

行ってきます!

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