ブログ再開一本目の読書記録は、どハマり中の「暦」こよみの本。

『暦のススメ』冨田 貴史

 

 

日を読み、種をまき、世話をして、実りを迎え、

収穫し、束ねて干して、収める

そのような暮らしと共にあった暦

私自身が「暦」から遠くなっていたのは

きっと農業のように太陽の動き、日の変化を使う生業ではないから。

 

きっと私はこの先も、今の仕事が好きで続けていくので

天体の動きを気にする必要も緊急性もないのだけれど

この「暦」に興味を持ってしまった。

 

とくに土用。

季節の変わり目=土用

季節と季節の変わり目は「土用」と呼ばれる期間です。

土用は春、夏、秋、冬それぞれに約18日間ある。知りませんでした。

土用っていうと、夏に「うなぎ食べよう」ていうキャンペーン期間のことだと思ってた。

 

1年間で約72日間。

「土用には土いじりをするな」という言い伝えがあるそうなのですが、

それは「揺らいでいる時期(=土用)に、種まきや収穫のような大きな変化(=土いじり)はふさわしくない」

という意味だそうです。

これは暦に詳しい方から教えてもらいました。

 

じゃ、土用には何をするの?というと

養生すること。

養生するべき時期に体を休めておかないと

次のシーズンにへこたれちゃう、そうです。

 

前回の土用は、冬の土用で1月17日〜2月4日(立春)まででした。

次回の土用は、春の土用で4月17日〜5月5日(立夏)まで。

 

今日3月22日は春。

春のススメ

「木」にあたる季節

「木」は内臓でいうと「肝」にあたります。

その働きは、解毒・分解、血液をきれいにして蓄えて、

送り届けること。

 

春の芽吹きとともに

血中に溶け出してくる老廃物の排出を助けて、

血液をきれいにすることを助けましょう。


老廃物の解毒や分解、排泄には春の野草や青菜がよいそうです。

ふむふむ。

旬を食べるのは理にかなっている気がする。

 

そして、パラパラと最後のページへ。

この本の参考文献一覧をみると

昔使っていたことがあるLunaworksの『和暦日々是好日』。懐かしい。

ということで、さっそく注文してみました。

 

 

つづく