やっと読み終わりました。

「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(夢枕獏)

 

いやぁ、面白かった!

今公開中の映画「空海-KU-KAI-美しき王妃の謎」の原作ですが、

映画中にはほとんど描かれていなかった、空海の天才っぷりを堪能できます。

 

また、いまだに謎になっている、

「千人もいる修行僧を飛び越えて、なぜ海外からの留学生に、密教のすべてを数ヶ月で与えたのか」

の解釈についても、楊貴妃の伝説を絡めながら迫っていくので、最後はスッキリ感があります。

 

さて、今日のテーマは空海ではありません。

とはいえ、この本の内容ももちろん関係してくるんですが。

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