先日の仲秋の名月は蒸し暑い夜でしたあせる

秋の美しい月は、やはり
クールダウンして落ち着いた空気、気配、
確かにもう夏が過ぎていったという、
一抹の寂しさと名残り、
その情緒があってこそ、

の仲秋の名月だった気がします…  

が、暑さ寒さも彼岸まで!

やっとやっと
月を見上げて染み染みできる風情になってきましたねおねがいラブラブ





聞いたり見たり、インスパイアされて大好きな音楽はたくさんあるのですが、

自分が唄っていて、その旋律を口ずさんでいると、涙が出そうになってしまう、
唄があります。

ひとつは、シューベルトのアヴェ・マリア、

ひとつは、アリラン

ひとつは、沖縄は八重山民謡の、トゥバラーマです。


これらは、ただただ、旋律が本当に美しくて…
でもかなしくて… 
心の琴線にふれるような名曲です私にとっては悲しいキラキラキラキラ


なかでも
八重山民謡のトゥバラーマは、
石垣島で古くから歌い継がれている無形文化財です。

その旋律に琉歌≒歌詞をのせて歌います。

なので、たくさんの歌詞があります。

日本のうたは、五・七・五・七・七ですが
琉歌は、八・八・八・六 でうたわれます🤭

つまりその韻を踏めば、
無限に歌詞があるのです。

上皇様も慰霊の日によせて琉歌をよせて下さったりしているのですが、
日本人は殆どの方が知らないと思います。


そしてそしてビックリマーク

まさに仲秋の名月の日に。

八重山は石垣島では、
伝統行事となっている「トゥバラーマ大会」というものが行われるのですびっくりアップ


満月の下で🌝

ずーーーっと歌い継がれている
ひとつの美しい旋律に…

若い子からおじい、おばあまで島の幅広い年代の方たち(つまり普通の一般の方たち)歌唱力だけでなく、
島言葉で創作された琉歌に、
それぞれの想いをのせて
うたわれているのです。


なんてなんて、
美しい伝統行事だと思いませんか目がハート不安

いつかこのトゥバラーマ大会に行ってみたいです✨ドキドキ

そして私も唄ってみたい…
けど
途中どうしても、ふた節目の高音のところで、
ぐっとなってしまうのを抑えられず、
泣いてしまう… 😢😅😂


私の夫は、沖縄人ですが本島は北部の山原(やんばる)出身で、
同じ沖縄でも、まさかトゥバラーマはうたえないのです!! 
かわりにナークニーという唄があり、
やはり琉歌に合う旋律となっていて、たくさんの人が様々な歌詞で唄っています。(ナークニー大会もある)

土臭い?🤫🤭というか、ブルージーなナークニー。

月夜の光りのように静かで哀調ある旋律のトゥバラーマ。

どちらも好きですが、自分がその旋律を口にすると圧倒的にその旋律の切ない美しさにもってかれてしまうのが、トゥバラーマです。


私は、
毎年毎年、仲秋の名月には、この月の下で謳われているであろうトゥバラーマの旋律に、
想いを馳せていますラブラブキラキラ満月