いつもこの家族旅行では、
ゲストハウスなどの安宿に素泊まりして、
最終日だけ食事付きの豪華な旅館やホテルに泊まることにしています。
今回も素泊まりなので朝食は近くのベーカリーで。
これを息子はえらく気に入ってしまい
結局連日ベーカリーでモーニングでした。
朝食バイキングだと大人1人¥1800だったけど、ベーカリーで3人満腹しても無料コーヒーついて¥2000くらい😁
毎朝美味しかったです〜
朝イチから向かったのは、
かつて島津家別邸だった、
仙巌園 です。
最後の島津家藩主はここで暮らしていたそうです。
素晴らしかった…
島津家のこと何にも知らないで行きましたが、
名君だらけなのですね。
福島県に行ったとき日新館でもやった
弓道体験
このどこでも見る丸十の紋は島津家の家紋だということ、息子はもちろん、私も知っていましたが、
意外と知らない人は知らないものです。
日本料理でのお品書きなどにも、サツマイモとは書かず、丸十、と書きますね🤫
ここで購入した本、
とってもいいものでした
☝島津義弘の祖父にあたる、島津忠良(日新公)がつくられた、いろは歌、です
5年ほど推敲を重ねてつくられた後は、薩摩藩士、士族の教典のようなものになっていったそうてす。
なるほど、祖父がいつも言ってた「サムライ」魂そのもの!武士道精神のルーツのようです
いま現代で読んでも、何ら遜色のない、人や物事の道理を説かれています。
すごいのは、
奥深い人の倫理をこうして整理し、簡素化してまとめ、子どもでも分かるように伝え遺そうとする精神だと思います。
宮崎駿監督の風の谷のナウシカのようだなぁと。
あの映画の裏にある原作漫画を読んだとき、
膨大で深遠な凄まじいメッセージが込められた世界に愕然としたのと同時に、
これをアニメ化する、エンタメ化する、人におろすという作業、仕事というものがあることにも気付きました。
私心の無い、人への深い愛がなくてはできないことだと思いました。
もはや
私は
🤯🤯🤯
歴史に圧倒されてちょっと疲れました(笑)
島津家の歴史だけでなく、鹿児島出身の偉人さん、
そして薩摩おごじょ、篤姫含む女性たちも紹介されていました。
すごい方々…
そしてすごい精神…
特に幕末の、
あのヒリヒリとした切迫感、
突き抜けて鋭いテンションが様々に入り混じって、
混沌としている感じが、
どこに視点を持っていっていいか😵💫分からず、
実は私は苦手でした
が、
一人一人の名前と顔とイメージがつくと、
それぞれの正義、愛のはかなさ、美しさ、かなしさが見えてきて…
何よりこの薩摩の地で、彼らの霊に触れることは、
人の歴史は遠いものではなく、
すぐそこにあるものなのだと、はっきりと感じることができました。
西郷さんの顕彰館にも行きました。
この頃には私はもうお腹いっぱい😅💦でしたが、
夫と息子は、淡々と、面白いなーすごいなーと楽しんで見てました
特に夫は西郷隆盛の生涯、人柄、死に方について、新しく知り感じたことが沢山あったと、
1番長くいつまでも見入ってました
人の歴史って、
教科書に書いてある事実を言葉だけで覚えて知るこではなく…
この自分の足元につながってきたもの、
生活に続いてるものなのだと知ることなのだなぁと、改めて感じました
鹿児島trip〜day3に続く〜