トンガ大規模噴火でお亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈りしますとともに、被害に見舞われた皆様に心からお見舞い申し上げます。
TVでは取り上げられていませんが、日本とトンガは深いご縁があり、日だし日本大震災の時はトンガの子供たちからもご支援を受けた経緯がございます。
■トンガの子どもたち、東日本大震災の被災者へ寄付していた。「少しでも役に立ちたい」(01/16)
現在把握できている情報を取り上げますと・・・
----------------------------------------------------------
トンガ大規模噴火 現地の被害把握へ 豪など 軍の哨戒機派遣
2022年1月17日 11時53分 NHK
南太平洋のトンガ付近で発生した大規模な噴火の影響で、トンガとの通信が困難となる中、オーストラリアとニュージーランドは、現地の被害を把握するため、17日に軍の哨戒機を派遣しました。
南太平洋のトンガの首都、ヌクアロファから北に65キロほど離れた場所にある海底火山で15日に発生した大規模な噴火では、トンガで最大およそ80センチ、バヌアツなどで1メートルを超える津波が観測されたのをはじめ、アメリカ西海岸や日本の太平洋沿岸などにも津波が到達しました。
津波に対する警戒や注意の呼びかけは16日までに解除されましたが、トンガのほとんどの地域では電話やインターネットなどの通信が困難な状態が続いていて、詳しい被害状況はわかっていません。
このため、オーストラリアとニュージーランドは、現地の道路や港など、インフラの被害状況を把握するため、17日朝、軍の哨戒機を現地に向けて派遣しました。
また、オーストラリアのセセルジャ太平洋担当相は17日朝、公共放送ABCに対して「現時点では死傷者が多く出ているという情報はないが、国全体の被害の情報はまだ限定的だ」との見方を示し、近く、軍用機で支援物資を送る方針を明らかにしました。
現地の海底ケーブルを運用する企業の担当者は、メディアに対し、通信環境の復旧には最大2週間かかるとの見方を示していて、被害の全容の把握には、まだ時間がかかると見られています。
■松野官房長官「在外邦人の被害情報なし」
松野官房長官は、臨時閣議のあとの記者会見で「トンガ国内では首都を中心に建物の浸水被害のほか、停電や通信障害が発生している。現地からの報告によれば、現在までに在外邦人の生命、身体に被害が及んでいるという情報には接していない」と述べました。
そのうえで「政府として、引き続き関係国と緊密に連携しながら、現地の状況の正確な把握に努め、在留邦人の保護に万全を期していく。支援などについてトンガ政府や関係国と緊密にやりとりをしており、いかなる支援ができるか検討したうえで適切に対応する」と述べました。
一方、気象庁が、一時「被害の心配は無い」としたものの、その後、津波警報や注意報を広い範囲に発表したことについて「どのような対応が可能であったかについては、気象庁で潮位の変化のメカニズムなどについて分析が行われたあと、今後の適切な情報提供の在り方についても検討が行われる」と述べました。
©NHK
噴火が起きたトンガの火山島からおよそ8500キロ離れたアメリカ西部・カリフォルニア州の港で、15日、上空からドローンで撮影された動画には、沖合から港内に海水が流れ込んでくる様子が捉えられています。
さらに、港の出口付近にあった船などが、港の奥のほうへ押し流されて行く状況も確認できます。
映像の撮影者はロイター通信の取材に対し「船を押し流していく津波は、2011年に日本で起きた地震のあとにアメリカに押し寄せた津波と似ているように見えた」と話しています。
アメリカ国立気象局によりますとトンガでの噴火のあと、カリフォルニア州では最大で1メートルを超える津波が観測されたということです。
©NHK
ペルーの警察当局によりますと、北部ランバイエケの海水浴場で15日、南太平洋のトンガ付近で起きた大規模な噴火の影響とみられる高波に40代と20代の女性2人がさらわれ、その後、死亡が確認されました。
亡くなった女性2人は家族とともに海水浴に来ていたということです。
当時、ペルーでは、津波警報は発令されていませんでしたが、ペルー海軍が予防的な措置として港や海水浴場を閉鎖するよう呼びかけていました。
南米ではチリやエクアドルの当局が津波警報を出して警戒を呼びかけていましたが、現地時間の16日未明までにすべて解除されています。
©NHK
5日に噴火した南太平洋のトンガ付近の海底火山について、EU=ヨーロッパ連合は噴火の前後に撮影したものだとする衛星画像をツイッターで公開しました。
今月3日の画像には鮮明に見えていた火山島が、15日の噴火後には見えなくなっています。
ツイッターでは噴火は「破壊的」なもので「火山島はほとんど完全になくなった」としています。
■東京五輪旗手タウファトファ選手 母国への支援呼びかけ
©NHK
オリンピックの開会式にトンガ代表の旗手として上半身裸の民族衣装を身にまとい行進し、話題を呼んだピタ・タウファトファ選手は、SNSを通じ母国トンガへの支援を呼びかけています。
タウファトファ選手はテコンドーで2016年夏のリオデジャネイロ大会と去年夏の東京大会、それにスキークロスカントリーで2018年冬のピョンチャン大会に出場し、ピョンチャン大会と東京大会の開会式では旗手として上半身裸の民族衣装を身にまとい行進した姿が話題を呼びました。
タウファトファ選手はオーストラリアに滞在していますが、トンガ付近で発生した大規模な噴火を受けて、16日SNSに投稿し、トンガにいる父親など現地の家族と連絡が取れていないことを明らかにしました。
そのうえでタウファトファ選手はトンガへの寄付金を募るクラウドファンディングを立ち上げ「今の私にできることは人々に関心を高めてもらい支援を行うことだ。私は復興のために助けを必要としているトンガの人たちのために力を尽くします」と投稿し、多くの人に母国トンガへの支援を呼びかけています。
----------------------------------------------------------
■東京五輪で話題のトンガ旗手がCF開始 噴火の祖国「支援が必要」
(01/17)
■Tonga Tsunami relief by Pita Taufatofua
----------------------------------------------------------
トンガ 現地被害は不明 大規模噴火でネットや電話つながらず
2022年1月16日 17時23分 NHK
©NHK
南太平洋のトンガ付近で大規模な噴火が発生してから丸一日がたちましたが、現地の詳しい被害の状況はわかっていません。トンガに駐在するニュージーランド政府の高官は「複数の人の行方が分からなくなっているとの情報があり、首都ヌクアロファ西部の沿岸部が特に深刻な被害を受けた」としていて、各国が引き続き情報の収集を進めています。
南太平洋のトンガの首都、ヌクアロファから北に65キロほど離れた場所にある海底火山で、15日午後に大規模な噴火が発生しました。
©NHK
ハワイにある太平洋津波警報センターによりますと、この噴火によってトンガで最大およそ80センチの津波が観測されたほか、バヌアツでおよそ1メートル40センチ、フランス領のニューカレドニアではおよそ1メートル10センチ、アメリカ領サモアでおよそ60センチ、さらに南米チリでも1メートルを超える津波が観測されました。
太平洋津波警報センターは、トンガの周辺国や太平洋に面する国々に、津波への警戒・注意を呼びかけていましたが、日本時間の正午ごろ、津波のおそれはなくなったとして呼びかけを解除しました。
©NHK
各国のメディアは、噴火から丸一日がたったいまもトンガのほとんどの地域で電話やインターネットがつながらない状態が続いていると伝えていて、詳しい被害の状況はわかっていません。
こうしたなか、トンガに駐在するニュージーランド高等弁務官代行のピーター・ルンド氏は16日午後、衛星電話でニュージーランドのテレビ局の取材に応じ「トンガ政府は今のところ死者やけが人がいるとの情報を発表していないが複数の人の行方が分からなくなっているとの情報がある。首都ヌクアロファ西部の沿岸部が特に深刻な被害を受けた」と話しています。
©NHK
日本の外務省によりますと、トンガには2020年4月の時点で、35人の在留邦人がいて、今のところ邦人の被害の情報は入っていないということです。
また現地は広範囲が浸水し、情報インフラが使えなくなっているということで、現地の日本大使館とは衛星電話で連絡をとり、状況の確認を急いでいるということです。
外務省によりますと、トンガにはおよそ40人の在留邦人の届け出があり、現地の日本大使館が個別に電話をして安否の確認を進めているということです。
これまでのところ、被害の情報は入っていないということです。
また現地では広い範囲が水につかり、情報インフラが使えなくなっているということで、現地の日本大使館とは衛星電話で連絡をとり状況の確認を急いでいるということです。
©NHK
トンガ王国はおよそ170の島からなる南太平洋の島国で、人口は10万人余りです。
主な産業は農業や漁業ですが、国の財政はオーストラリア、日本、ニュージーランドなどからの援助に大きく依存していて、オーストラリアやニュージーランドなどに働きに行く人も多くいます。
また他の南太平洋の島国と同様、気候変動の影響も深刻で、海面の上昇による低い土地の浸水などが懸念されています。
外務省のホームページによりますと、2020年4月の時点でトンガには35人の在留邦人がいるということです。
■JICAトンガ支所の邦人と現地スタッフ“全員無事”
JICA=国際協力機構によりますと、JICAトンガ支所では邦人と現地スタッフの全員の無事が確認されているということです。
■高知在住のトンガ出身男性「現地の家族と連絡とれず」
トンガの火山島で大規模な噴火が発生し、電話やインターネットがつながらないなど依然として被害の実態がわからないことについて高知県に住むトンガ人の男性は「噴火のあと停電が起きていて、家族と連絡がとれていないが、大丈夫と思うしかない」と不安な胸の内を語りました。
トンガの首都ヌクアロファがあるトンガタプ島から南東におよそ40キロのエウア島出身で高知県須崎市で漁師をしているテビタ・マカシニさんは「今回は大きな噴火で衝撃波がすごかったと聞いている。噴火のあと停電が起きていて、家族と連絡がとれていないが、大丈夫と思うしかない」と不安な胸の内を語りました。
また、噴火した海底火山に近いトンガタプ島については「火山灰や軽石の被害のほか、畑への影響や水が汚染されていないか心配です」と話していました。
■トンガ出身のラグビー選手「家族と連絡がとれず心配」
ラグビー、リーグワンの三重ホンダヒートに所属するトンガ出身のヴィリアミ・アフ・カイポウリ選手は「家族と連絡がとれず、どうなっているかもわからなくて、心配しているし悲しい」と心境を語りました。
三重ホンダヒートのヴィリアミ・アフ・カイポウリ選手はトンガ出身の24歳です。16日、三重県鈴鹿市で行われたチームの今シーズンの開幕戦に先発で出場し、後半18分にトライをあげるなどしてチームの勝利に貢献しました。
試合後の記者会見に出席したカイポウリ選手は「家族と連絡がとれず、どうなっているかもわからなくて、心配しているし悲しい気持ちもあったが、みんなのために頑張ろうと試合に集中した。しっかり勝ててうれしかった」と話しました。そして「トンガのみんながちょっとでもいい環境に戻れるよう願っています」とふるさとへの思いを語りました。
またトンガ出身でラグビーのリーグワン、近鉄に所属する日本代表のシオサイア・フィフィタ選手は自身のインスタグラムに「家族と連絡取れない」と不安な気持ちをつづっています。
東大阪市に本拠地を置く近鉄のシオサイア・フィフィタ選手は自身のインスタグラムで津波とみられる映像を引用したうえで「家族と連絡取れない」などと不安な気持ちをつづっています。
さらにリーグワンで神戸市に本拠地を置く、コベルコはチームの公式インスタグラムで「私たちはトンガの皆さんの安全を願っています。皆さん安全を祈っています」と投稿しました。チームには、トンガ出身の選手は日本代表の中島イシレリ選手と日本代表経験があるアタアタ・モエアキオラ選手が所属していますが、いずれも現地の家族と連絡が取れない状況だと話しているということです。
■外務省 トンガでは火山灰の影響で外出しないよう注意喚起が
外務省は、現地の日本大使館を通じて把握したトンガの状況を16日午後、海外安全情報として発信しました。
それによりますと火山活動は現在も継続しトンガ政府による津波警報は引き続き発出されているとしています。また、火山灰の影響があるとして、当局から住民に対し、外出時のマスク着用や子どもはとりわけ影響が大きいことから外出しないよう注意喚起が行われているということです。さらに雨水タンクからの取水は避けて、ミネラルウォーターの使用が呼びかけられていると伝えています。
そしてトンガ国内では、インターネットがつながらず、国際電話も通じない状況になっているとして、現地の日本大使館は、在留邦人に対しラジオなどを通じて最新情報の入手に努めるよう呼びかけているということです。
----------------------------------------------------------
※主治医の指示に従って、休むべき時は休んでおりますが、取り急ぎの取り上げです。情報収集もありますので、次回の更新も大変遅れるかもしれません。巡回等が大変遅れておりますが申し訳ございません。
※体調を確保しながらなので、更新等が滞ることもあるかと思いますので、申し訳ないと思っております。主治医の指示に従っておりますので、ご安心くださいませ。まずは取り急ぎに取り上げます。
※政宗(いぬのきもち・ねこのきもちのデータベース)つついては、体調をみながら随時、最終更新日から取り上げています。癒し&知識の増強にお役立てくださいませ。
※体がついていけず体調が思わしくないので、休むことが多いですが、取り急ぎ取り上げさせていただきました。申し訳ないです。
※オミクロン株等のコロナウイルス情報については、最新の情報(こちらからでも入手可能)を得ながらご注意してくださいませ。
※持病は相変わらずですが、現在左耳の裏が痛くて休んでおります。処方箋は飲んでおりますが現在化膿は強くなっております。ニャンコのゴンは少しずつですが回復し日常の状態に戻っています。取り急ぎご報告まで。
※本日咽喉耳鼻科の通院で検体の検査が異常なしと報告されましたが、治療は続行です。