ハチミツ二郎さん 生死をさまよって「今の方が後遺症ひどい」(まとめ) | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

自宅待機者や自宅医療者等の死亡者が増え続けていますが・・・。

 

もしもの時のための、コロナウイルス対策編。

 

データが多すぎるので、今回もピンポイントで1つにまとめて取り上げます。

 

※ここでは6月時点のデータを取り上げていきますので、過去のデータとして捉えてくださいませ。

 

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ハチミツ二郎さん 生死をさまよって「今の方が後遺症ひどい」
2021年6月18日 18時52分 NHK

©NHK

「目が覚めたとき、“8日間寝てた”って言われたんですけど、そのとき流れていたテレビを見て、ぞっとしました」

お笑い芸人のハチミツ二郎さんは、去年12月14日に新型コロナウイルスに感染していることが分かり、意識を失った状態が8日間続きました。

目が覚めたあと、「もうすぐクリスマス」というニュースを見て、がく然としたといいます。

およそ1か月間入院して、現在は仕事にも復帰しましたが、「退院直後よりも、今の方が後遺症に悩まされている」と話す二郎さん。

お世話になった看護師やリハビリの先生から「コロナの怖さを伝えてほしい」と託され、みずからの経験を公にしています。


■「今思えば目や鼻に手を持っていく癖が…」

©NHK

お笑いコンビ「東京ダイナマイト」のハチミツ二郎さん(46)。

3年前、体調不良をおして仕事に向かい、急性肺炎による急性心不全になったことがあり、感染には人一倍、気を遣っていたといいます。

ハチミツ二郎さん
「倒れてからは2か月に1回定期検診を受けているのですが、血糖値も高いので、主治医には『二郎さん、コロナにかかったら必ず重症化するよ』と言われていました。うがい、手洗い、マスクの着用を徹底して、外出もほとんどしなかった。今思えば、目や鼻に手を持っていく癖があるので、原因といえばそれくらいかなと思います」

感染発覚後に保健所に予測してもらった感染日と前後の3日間は、家から一歩も出ていなかったそうです。

 


■念のため購入していた「パルスオキシメーター」で


去年12月13日、風邪のような症状が出始めました。

症状が軽かったので普段通り過ごしていると、翌日の昼頃、40度近くまで急激に熱があがりました。

しかし、市販の解熱剤で熱は下がり、症状もほとんどなかったといいます。

このとき、二郎さんは血液中の酸素の値を見る「パルスオキシメーター」で、酸素をどの程度取り込めているかを示す『酸素飽和度』を計り、主治医に相談していました。

3年前の入院の際に毎日検査していたことから、念のため購入していました。

酸素飽和度の正常値は96%以上とされ、厚生労働省の「診療の手引き」では、93%以下では酸素吸入が必要としています。

この日の夜の二郎さんの値は、88%まで下がっていました。

主治医に伝えると、「コロナと関係なくても、救急車で運ばれるレベルだ」と言われ、急いで救急隊を呼んだといいます。

ハチミツ二郎さん
「体調はそこまで悪くなかったので、もし酸素飽和度を計っていなかったら、そのまま寝ていたかもしれません。よく『前日まで保健所とやり取りしていたけど、翌日連絡がなくなる』というケースを聞くじゃないですか。自分も、坂道を下るように体調が急変していたかもしれない。パルスオキシメーターが、運命を左右しました」

 


■次に目が覚めたのは8日後


病院に運ばれたあとは、人工呼吸器を使うために全身麻酔を受け、そのまま意識を失いました。

次に目が覚めたのは8日後。

年の瀬も迫る、12月22日でした。

©NHK

意識を失っていた8日間で体重は20キロ減り、手足の筋肉が落ちて立ち上がることすらできなくなっていました。

リハビリを続けながら回復するのを待ちましたが、体内のウイルスの量がなかなか基準まで減少せず、長い入院生活を余儀なくされました。
 

 

■手のしびれや倦怠感…「今のほうがひどい」


隔離された病棟で家族にも会えない日々が続き、退院できたのは、年が明けた1月15日でした。

ハチミツ二郎さんは退院から5か月ほどたった今も、手のしびれや倦怠感といった症状に悩まされています。

しかも、退院直後よりもひどくなっているといいます。

ハチミツ二郎さん
「200メートルも歩いたら息が切れます。歩いただけなのに、なぜか腕がすごい筋肉痛になるんです。どうきと息切れの原因は心臓かと思って診てもらったのですが、問題が無かった。だから、コロナの後遺症なんだろうなと思います。IT系の会社での仕事もしているんですけど、もし通勤しなければならないと言われたら、しんどかったと思います」
 

 

■芸人として若者に伝えたい

©NHK

当初は、新型コロナウイルスに感染したことを公表するか迷っていたというハチミツ二郎さん。

しかし、看護師やリハビリを担当した先生から「芸人さんなので、ぜひ若い人に向けてメッセージを送ってほしい」と託され、みずからの体験を詳細にブログにつづりました。

今は、SNSで直接やりとりする「ダイレクトメッセージ」を通じて、コロナ患者やその親族からの相談に乗っているといいます。

ハチミツ二郎さん
「若い人が感染しても、おそらく平気なんです。ひとり暮らしで自粛生活が長引くと、彼女に会いにいくかもしれない、友達どうしで集まるかもしれない。でもその先で広がるかもしれないのがコロナウイルス。『あなたは大丈夫ですけど、あなたとすれ違った人が死ぬかもしれない』ということを伝えたいです。相談を受けていて思うのは、連絡を取れるようにしておいたほうがいいということ。もしおじいちゃんがひとり暮らしなら、全然元気でも毎日電話する。1人で暮らしている人がいれば、LINEでもいいから“大丈夫か”とか、“何かあったら言え”とか、こまめに連絡した方がいいと思います」

 

(取材:科学文化部 記者 加川直央)
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≪注目のコンテンツ≫

まさか私が…新型コロナ 当事者の証言
新型コロナウイルスに感染すると、どんな事態に直面するのか。感染した当事者の方や、遺族の方の「証言」を詳しくお伝えします。
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▽日本国内の状況は ▽世界の状況は ▽ワクチンQ&A ▽接種までの流れは

都道府県別の感染者数データ 特設サイト 新型コロナウイルス

 

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【全文掲載】五輪・パラ 感染拡大リスクに関する専門家の提言
2021年6月18日 20時20分 NHK

©NHK

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に伴う新型コロナウイルス感染拡大リスクに関する提言
2021年6月18日
阿南英明 今村顕史 太田圭洋 大曲貴夫 小坂健 岡部信彦 押谷仁 尾身茂 釜萢敏 河岡義裕 川名明彦 鈴木基 清古愛弓 高山義浩 舘田一博 谷口清州 朝野和典 中澤よう子 中島一敏 西浦博 長谷川秀樹 古瀬祐気 前田秀雄 吉田正樹 脇田隆字 和田耕治 (五十音順)


骨子


1. 多くの地域で緊急事態宣言が解除される6月20日以降、東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、本大会)期間中を含め、ワクチンの効果で重症者の抑制が期待できるようになるまでの間、感染拡大及び医療逼迫を招かないようにする必要がある。ワクチン接種が順調に進んだとしても、7月から8月にかけて感染者および重症者の再増加がみられる可能性がある。また、変異株の影響も想定する必要がある。

2. 本大会は、その規模や社会的注目度が通常のスポーツイベントとは別格であるうえに、開催期間が夏休みやお盆と重なるため、大会開催を契機とした、全国各地での人流・接触機会の増大による感染拡大や医療逼迫のリスクがある。

3. 観客の収容方法等によっては、テレビ等で観戦する全国の人々にとって、「感染対策を緩めても良い」という矛盾したメッセージになるリスクが発生する。大会主催者におかれては、このことを十分に考慮して、観客数等を決定して頂きたい。

4. 無観客開催は、会場内の感染拡大リスクが最も低いので、望ましいと考える。もし観客を収容するのであれば、以下の3つの点を考慮いただきたい。
(イ)観客数について、現行の大規模イベント開催基準よりも厳しい基準の採用
(ロ)観客は、都道府県を越えた人々の人流・接触機会を抑制するために、開催地の人に限ること、さらに移動経路を含めて感染対策ができるような人々に限ること
(ハ)感染拡大・医療逼迫の予兆が探知される場合には、事態が深刻化しないように時機を逸しないで無観客とすること

5. 大会主催者は行政機関とも連携し、不特定多数が集まる応援イベント等の中止と飲食店等での大人数の応援自粛の要請と同時に、様々な最新技術を駆使した「パンデミック下のスポーツ観戦と応援のスタイル」を日本から提唱して頂きたい。

6. 政府は、感染拡大や医療の逼迫の予兆が察知された場合には、たとえ開催中であっても、躊躇せずに必要な対策(緊急事態宣言の発出等)を取れるように準備し、タイミングを逃さずに実行して頂きたい。

7. 大会主催者及び政府は、これまで述べてきたリスクをどう認識し、いかに軽減するのか、そして、どのような状況になれば強い措置を講じるのか等に関する考え方を、早急に市民に知らせ、納得を得るようにして頂きたい。

8. 大会主催者は、本見解の内容をIOC(国際オリンピック委員会)にも伝えて頂きたい。

以上

 


1 はじめに


・私たちは、2020年当初から政府や都道府県等に対し、新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の対策について助言してきた専門家の有志です。

・私たちは、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、本大会)の開催の有無やそのあり方について、判断・決定する立場にありません。

・しかし、国内で既に存在している感染拡大・医療逼迫のリスクに加え、本大会が開催されれば、国内の医療にさらなる負荷がかかる可能性があります。このため、本大会に関連するリスクの評価及びそのリスクの最小化に向けた私たちの考えを述べることが責務だと考え、提言をとりまとめました。

・この提言の目的は、2つあります。まず、多くの地域で緊急事態宣言が解除される6月20日以降、本大会期間中を含め、ワクチンの効果等により重症者数の抑制が期待できるようになるまでの間、感染拡大及び医療逼迫を招かないための提言をすることです。そして、本大会に関連して大会主催者や関係者に適切な判断をして頂くため、直接的および間接的なリスクを評価することです。

 


2 世界の感染状況


・世界の新型コロナの感染状況をみると、今もなお、1日あたり約40万人の感染者と約1万人の死亡者が報告されています。北半球では、特にアジアのこれまで感染者の少なかった国でも感染者が急増する国が見られています。南半球のアフリカ・南アメリカの多くの国々では、感染者の増加傾向が見られています。

・北半球のうち、欧州や北米などの先進国では、感染者数が減少しています。ワクチン接種の促進が感染者数の減少に貢献したことは事実ですが、そのほかにも各国で取られてきたロックダウン等の対策や気候など、様々な要因が影響したと考えられるため、ワクチン接種がすべてではないことに留意すべきです。実際にワクチン接種が相当程度進んでいる英国でも、感染者の増加は確認されているため、今後の動向には注意が必要です。

©NHK

米国でも、一部の地域ではワクチン接種率が高いにも関わらず、感染者が増える傾向にあります。

・さらに、まだ新型コロナの大きな流行が起きていない国や、変異ウイルスの影響をほとんど受けていない国々もアフリカ・大洋州などに多く存在しています。これらの国の多くは、医療資源の乏しいことに留意が必要です。

 


3 国内の感染状況


・現在、世界的に見ると、日本国内の人口あたりの新型コロナ感染者数は、比較的少ない状況にありますが、通常の医療の提供との両立が困難な状況となったため、2021年6月20日まで10都道府県で緊急事態宣言が発出されていました。これらのうち1県では緊急事態宣言が7月11日まで延長となり、7都道府県ではまん延防止等重点措置に移行しました。

・人々への外出自粛の要請、飲食店での酒類提供制限や時短営業の要請などの手段により、人流や人々の接触機会を減少させ、新規感染者数を減らすための措置が現在も進行中です。

・本大会の主たる開催地となる東京都は、新規感染者数が下げ止まりとなりつつあり、人流の増加に伴う感染者数の再上昇が強く懸念されています。

 


4 6月下旬以降の感染拡大と医療逼迫に関するリスク


(1) 大会の開催にかかわらず存在するリスク

・これまで、新規感染者数が減少し、緊急事態宣言が解除されると、繁華街などの人流が増加し、新規感染者数は、約2~3週間後には再び増加し始めるという経験をしてきました。

・現在の感染状況は比較的落ち着いているように見えるかもしれませんが、緊急事態宣言発出中であったにもかかわらず、既に首都圏の人流は、増加の一途をたどっていることから、7月にかけて感染が再拡大する蓋然性が高いと考えられます。

©NHK

・特に夏季は、旅行や帰省により、人々が長距離の移動を行い、普段は一緒にいない人々との間での接触機会が増え、これまで感染が落ち着いていた地域でも、急に感染拡大する可能性が高まります。


©NHK


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・さらに、私たちは、首都圏で感染が拡大すると、時間をおいて全国に感染が拡大するという経験もしてきました。そのため、7月下旬のオリンピック大会の開催を契機として、人々が県境をまたいだ移動を行い、人流・接触機会が増えることにより、全国に感染が拡大するリスクがあります。そして、8月下旬にパラリンピック大会が開催される頃には、重症患者数が増え、医療提供体制への負担が発生するリスクがあります。


©NHK


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©NHK

・変異ウイルスの動向については、現在、国内ではアルファ株が主流ですが、デルタ株も少しずつ増えてきています。このデルタ株はアルファ株に比べ、感染力がさらに強いことが示唆されています。そのため、変異ウイルスの影響により、感染拡大のスピードがこれまでより上昇する可能性もあります。

©NHK

・現在、ワクチン接種は、医療従事者と自治体関係者のご尽力により、高齢者を中心として進められています。発症や重症化予防に有効だと考えられるワクチンであるため、7月末までにさらに接種を促進することによって、今後の高齢者の新規感染者数と重症者数は減少すると期待されます。しかし、接種していない高齢者や、接種に至っていない中壮年層には一定の重症化リスクはあり、急激な感染拡大により重症者数の増加、医療逼迫の可能性があります。こうしたことが起こればワクチン接種体制にも大きな影響を与えかねません。

(2) 大会開催に伴って新たに生じうる感染拡大のリスク

・本大会開催に伴って生じうる感染拡大のリスクには、a.大会主催者が責任を持って制御する感染リスクと、b.大会主催者、政府、開催地の自治体が連携して制御する感染リスクとに分けられます。

・aについては、大会主催者において議論と準備がなされてきました。大会主催者を中心とした努力により、感染リスクの制御がなされることが期待されます。

・しかし、bは大会主催者、政府、開催地の行政機関が一体となって取り組まないと制御できません。さらに、bの感染拡大及び医療逼迫を誘発するリスクは、aに比べて極めて高いと考えられますが、bについての議論はほとんどなされてこなかったと言えます。従って、本文書では、bの重要性を強調して述べます。

a.大会主催者が責任を持って制御する感染リスク

1 競技関係者間でのクラスター発生
・競技関係者間での感染拡大のリスクは、大会主催者の取り組みによる制御が期待されます。ただし、ワクチン未接種者もいること、検査の技術上の限界に留意すべきです。

2 バブルからバブル外への感染流出
・選手以外の大会関係者(スポンサー、報道関係者等)については、選手に比べると感染をバブル外に広げるリスクが比較的高いと考えられます。プレイブックの遵守を確実にする対策が必要です。

3 会場内の感染拡大
・無観客とすることは、感染拡大のリスクを最も軽減できます。
・観客を入れた場合には、その上限が大幅に制限されるとともに、プレイブックが確実に遵守されれば、会場内での感染は制御できると考えます。
・しかし、観客数数が増えるほど、必要なスタッフ(ボランティアや警備など)の人数も増え、感染対策の徹底が難しくなり、感染拡大のリスクが高くなります。
・同じ観客数でも地域の流行状況によっては感染拡大のリスクが高まります。

4 大会を契機とした諸外国への感染拡大
・本大会期間中にバブル内での感染対策が徹底されないと、本大会終了後に選手や大会関係者が世界各国に帰国することによって、感染が拡大するリスクもあります。

b.大会主催者、政府、開催地の自治体が連携して制御するリスク

1 大会大会開催に伴う人流・接触機会の増大のリスク
・本大会は、その規模及び社会的注目度において、通常のスポーツイベントとは別格です。
・大会組織委員会作成の資料によれば、本大会のピーク時の一都三県の会場における1日あたりの販売済みチケット数は約43万人です。一方、例えば、一都三県のある1日の観客動員数をみると、プロ野球は約4.7万人、Jリーグは約0.7万人です。様々な種目の競技会が、東京都を中心に短期間に集中して行われるため、本大会は明らかに規模が大きいといえます。観戦のための都道府県を越えた移動が集中して発生し、人流・接触機会や飲食の機会が格段に増加することが見込まれます。
・そもそも、これまでの経験から、恒例行事や休暇等を契機にした人流・接触機会の増加は、感染拡大に寄与することがわかっていますが、本大会は多くの市民にとって、一生に一度の記念にもなる非日常的なイベントであり、社会的注目度が高いものです。そのため、飲食店、自宅等で、いつも一緒にいない人、久しぶりに会う人との間で飲食機会が増えると、感染拡大リスクの高い場面が発生します。
・パブリックビューイングや応援イベントも、人流・接触・飲食の機会の増加につながることが予想されます。観戦で高揚感を高める人々が、路上での不特定多数の集団間でのハイタッチ等、感染対策への警戒心が薄れた行動を取るリスクもあります。

2 市民が協力する感染対策にとって「矛盾したメッセージ」となるリスク
・観客がいる中で深夜に及ぶ試合が行われていれば、営業時間短縮や夜間の外出自粛等を要請されている市民にとって「矛盾したメッセージ」となります。
・感染対策が不十分な状態の観客、応援イベントや路上等で飲食しながら盛り上がる人々など、人流・接触機会の増大を誘引するような映像がテレビ等を通じて流れると、感染対策に協力している市民にとって「矛盾したメッセージ」となります。
・こうした「矛盾したメッセージ」が届くことは、人々の警戒心を自然と薄れさせるリスク、感染対策への協力を得られにくくするリスク、さらに人々の分断を深めるリスク等を内包し、その影響は大きいと考えています。
 

 

5 感染拡大リスクを軽減するための選択肢


日本の新型コロナ対策は、市民の自発的な協力に大きく依存しています。そして、市民の意識は感染対策の成否に重要な役割を果たしてきました。

政府には、本大会期間中を含む今後の対策とその必要性について、人々の納得と共感を得られるような説明が求められていると考えます。そして、こうした説明と人々への協力の依頼が、できる限り早く示されることが重要です。このことは、大会後も当面の間は継続される感染対策にとっても、大変重要な礎となります。

(1)政府に対する提言:6月下旬から始めるべき感染拡大リスクの軽減策

・多くの地域で緊急事態宣言が解除される6月20日以降、大会期間中を含め、ワクチンの効果で重症者数の抑制が期待できるようになるまでの間に、感染拡大による、深刻な医療逼迫をなんとしても避ける必要があります。そこで、以下の4点について検討して頂きたいと考えます。

1 感染対策の継続及び経済的支援
・6月下旬以降も継続して強力な感染対策を行って下さい。同時に、これまで1年以上の間、感染対策に自主的に協力して経済的な苦境に追い込まれた、あるいはその恐れのある人々を救済する施策を迅速に実行して下さい。

2 開催までの準備
・緊急事態宣言が解除されれば、感染者は再び増加に向かうリスクがあります。急激な感染拡大の予兆の監視と評価を継続するとともに、感染拡大の予兆が見られた場合には、迅速に対策の強化を決定し、実行するための準備をして下さい。

3 開催直前の対応
・仮に、本大会の開催直前になって、医療が逼迫する可能性が高まり、緊急事態宣言を出す必要に迫られる状況になれば、予定通りに大会を開催することは極めて困難になってしまいます。そのような事態に至らないよう、感染拡大の予兆を察知したら、時機を逃さずに、また事態の切迫を待たずに、強い対策を躊躇なくとって下さい。

4 期間中の対応
・仮に、本大会期間中になって、医療が逼迫する可能性が高まった場合には、時機を逃さずに、また事態の切迫を待たずに、強い対策を躊躇なくとって下さい。

(2)大会主催者に対する提言:大会におけるリスク軽減策

1 大会規模の縮小について
・既に大会組織委員会におかれては、報道関係者やスポンサー等の数を制限する取り組みを進めておられます。今後も可能な限り、規模が縮小されることが重要です。

2 観客の収容方針について
・リスク分析の結果からみると、当然のことながら、無観客開催が最も感染拡大リスクが少ないので、望ましいと考えます。
・ただし、観客を入れるのであれば、以下の点を考慮して頂きたいと考えます。
(イ)本大会は、規模や注目度において通常のスポーツイベントとは別格である。従って、観客数を限定するにあたって、現行の大規模イベントの開催基準を適用するのではなく、さらに厳しい基準に基づいて行うべきである
(ロ)都道府県を越える人々の人流を抑制するために、観客は、開催地の人に限る。さらに、観客は、移動経路を含めて感染対策ができるような人々に限ること(例えば、地元の自治体や保護者の同意を得た上で小学生を招くことも一つの選択肢として考えられる)
(ハ)感染拡大・医療逼迫の予兆が探知される場合には、事態が深刻化しないように時機をを逸しないで無観客とする

3 国内の感染状況の悪化に応じた対策の表明
・国内の感染状況の悪化に応じて、大会主催者が迅速にとるべき対策について、市民へのアナウンスをできるだけ早く行って下さい。

4 パンデミック下のスポーツ観戦と応援スタイルの提唱
・各地の行政機関と連携し、パブリックビューイングを含め不特定多数が集まる応援イベントの中止、街角の大型ビジョン等での中継放映の中止、応援を主目的とした飲食店等での観戦の自粛要請を大会関係者と検討して下さい。
・大会関係者及び報道関係者におかれましては、様々な最新技術を駆使した、「パンデミック下のスポーツ観戦と応援のスタイル」を日本から提唱することにより、全世界の人々が、スポーツの感動を共有できるよう、要望いたします。

 


6 終わりに


・大会主催者及び政府は、これまで述べてきたリスクをどう認識し、いかに軽減するのか、そして、どのような状況になれば強い措置を講じるのか等に関する考え方を、早急に市民に知らせて下さい。

・大会主催者と政府、開催地となる都道県におかれましては、人々が感染対策のために払ってきた労苦を無駄にしないよう、今後も感染対策に協力して頂けるような大会運営にして下さい。

・私たちは、これまでの経験から、感染の拡大及び医療の逼迫の予兆を察知したら、時機を逃さず、強い対策を打つことが必要だと考えています。今後も感染状況等を適宜モニターし、必要な対策を提言して参ります。

・大会組織委員会におかれては、本見解をIOC(国際オリンピック委員会)にも伝えてくださるよう、お願いいたします。
謝辞
本提言の策定にあたり、石川晴巳先生、仲田泰祐先生、西田淳志先生、武藤香織先生(五十音順)、そのほか多くの方々のご尽力を頂きました。ここに御礼申し上げます。

以上
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※意地悪いかもしれませんが、あえて取り上げます。オリパラ関係者でもかなりの数が出続けていますが、関連しての感染者、連休を利用しての感染者が出てきて今は全国蔓延していますね。私には新型コロナウイルスの祭典としか思えません。

 

パラ「学校連携観戦」引率の教師など6名がコロナ感染しました(千葉)

 

※なぜ今だったのか!?都心は火の海周りは飛び火してますね。今は自分で身を守るしかないですが、通常医療での救える人が救えなくなるでしょう。他者を責める人が多いですが、責任は個人個人のレベルです。救える人が救えず失う命は増えていくことでしょう。

 

※パラリンピックの関係者の感染者が都内に軽症で入院していますが、都民の感染者をおいて、これが続くのでしょうか?

 

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“困窮原因で治療遅れ死亡”全国で40人 新型コロナが追い打ち
2021年6月20日 6時37分 NHK

©NHK

去年、がんなどで死亡した人のうち、経済的な困窮などが理由で治療が遅れたとみられる人が、全国で40人に上るという調査結果を、医療機関などでつくる団体がまとめました。

この調査は、全国の病院や診療所などで作る民医連=全日本民主医療機関連合会が、加盟するおよそ700の医療機関などを対象に行いました。

それによりますと、去年1年間に病気で死亡した人のうち、経済的に困窮したり、国民健康保険の保険料を滞納して保険証がなかったりして治療が遅れたとみられる人は、20の都道府県で合わせて40人に上りました。

©NHK

死因の63%は「がん」で、医療機関を受診した時点で手術が難しいほど状態が悪化していた人が目立つということです。

また、負債を抱えていた人は全体の35%で、新型コロナウイルスの影響で、収入が減少したり、失業に追い込まれたりしていた人が20%を占めました。

調査を行った民医連は「非正規雇用などもともと経済的に不安定な層にコロナ禍が追い打ちをかけている。今回、把握できたのは氷山の一角で、生活が困窮しても必要な医療を受けられる体制を整備することが必要だ」としています。

 


■コロナ禍で収入失い 入院断った人も


治療が遅れて亡くなったという人の中には、新型コロナウイルスの感染拡大で、突然、収入を失った人たちもいます。

民医連によりますと、60代の歯科技工士の男性は、去年8月ごろからおう吐を繰り返していましたが、収入が減って生活が困窮し、医療機関の受診を控えていました。

その後も症状はおさまらず、翌月になって受診したところ、末期のがんと診断されたということです。

また、糖尿病を患っていた50代の男性は、外国人に日本語を教えていましたが、コロナ禍で生徒数が減少し収入がなくなりました。

体調が悪化して救急搬送され、医療機関から入院を強く勧められましたが、「お金がない」と拒否し、その後、自宅で死亡しているのを家族が見つけたということです。
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※感染爆発で病床や野戦病院等の施設を増やすのはいいですが、通常の病床の閉鎖の問題もありますし、マンパワーの問題もあります。昨年は困窮原因で治療遅れで死亡者が出ていましたが、現在は感染爆発で医療崩壊の危機に至り、通常の医療で助かる人も助からない人が増えてくるでしょう。

 

※ここで重要になってくるのは、受け入れを増やすことに重点を置くのでは限りがあるので、感染することを抑えるしかないという事です。感染力が強い変異株のことがありますし、ワクチン接種終了者でもこれまで以上の感染対策を続けてくださいませ。

 

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視覚障害ある人の4割「ソーシャルディスタンスわかりづらい」
2021年6月21日 5時53分 NHK

©NHK

視覚に障害のある人たちのおよそ4割が「ソーシャルディスタンスがわかりづらい」と感じるなど、コロナ禍の新しい暮らしに戸惑いを感じているという調査結果がまとまりました。

この調査は、盲導犬の普及活動を行う日本盲導犬協会がことし2月末までのおよそ1か月間、盲導犬のユーザーで視覚障害のあるおよそ230人を対象に行い、外出したときの不安や困りごとについて聞き取りを行いました。

それによりますと、複数回答の結果「ソーシャルディスタンスがわかりづらい」が41%と最も多く「周囲にサポートを頼みづらい」が22%、「商品などを触るため周囲の目が気になる」が21%などとなりました。

また「声かけや周囲のサポートが減った」も18%となっていて、感染対策が求められる中、新しい生活様式に戸惑いを感じていることが浮き彫りになりました。

©NHK

日本盲導犬協会視覚障害サポート部の金井政紀管理長は「新しい生活様式が求められる中で、視覚障害者には声かけなど周囲のサポートが必要です。『消毒液もう少し左ですよ』や『並ぶ位置もう一歩前ですよ』というちょっとした声かけが大変助かります」と話しています。

 


■人出や声かけ減で横断歩道が不安


新型コロナウイルスの感染拡大以降は周囲の声かけが減り、外出のときには命の危険を感じる機会が増えたという人もいます。

©NHK

都内で暮らす山本誠さん(53)は中学生のときに視力を失い、12年前から盲導犬と共に生活をしています。

ふだんの買い物では店に入ってもアルコール消毒液の場所が分かりにくいうえ、レジの前に並ぶときには前の人との距離感がつかめず戸惑うことが多くなったといいます。

山本さんがいちばん不安なのは横断歩道を渡るときです。

信号機が音が出るものでないと渡るタイミングが分からないからです。

犬は色を感じる目の細胞が人と比べて非常に少なく、信号の色を見分けるのは難しいと言います。

©NHK

そこで山本さんは車の音や人の足音などを頼りに渡るかどうかを判断しています。

それでも感染の拡大前は信号待ちをする人が渡るタイミングを教えてくれるなど、不安は感じることはあまりありませんでした。

ところが感染拡大以降は人出も減ったうえ、声をかけてくれる人が少なくなったといいます。

横断歩道を渡ろうとしたところ近くで急ブレーキを踏む音が聞こえて慌てて歩道に戻るなど、命の危険を感じることがあったということです。

山本さんは「うかつに渡ろうとしてまだ赤だったとか、ヒヤッとすることがあります。以前のように『大丈夫ですか?』や『青ですよ』などと気軽に声をかけてもらえると安心します」と話しています。
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※上記は、パラオリンピックに便乗して取り上げさせていただいています。パラオリンピックで力を得るだけではなく、身近な障がい者の皆様に力になれるように世の中なっていただければと思い取り上げました。ほんのちょっとの気づかいだけでいいんですよ、本当に・・・。

 

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ワクチン職域接種 専門の学会が事業者向け注意点まとめる
2021年6月21日 17時48分 NHK

©NHK

新型コロナウイルスのワクチンの職域接種が始まったのに合わせて、専門の学会が、事業者向けに職域接種を行う際の注意点などをまとめました。

この手引きは日本渡航医学会と日本産業衛生学会がまとめたもので、21日、学会のウェブサイトで公開しました。

手引きは、多く寄せられる質問に答える形で、企業などが新型コロナウイルスのワクチンを職域で接種する際の注意点や副反応への対応方法などについて説明しています。

このうち副反応については、まれに起こるとされる激しいアレルギー反応「アナフィラキシー」は若い世代の方が起こりやすいとして、会場に薬を準備するなど体制を整えておくことが重要だとしています。

また、発熱などの副反応は多くは1日から2日で消えるものの、2回目の接種後は症状が強く、仕事を休む人が出るとみられることから、同じ業務グループの人は別々の日に接種するなど欠勤に備えることが求められるとしています。

このほか、接種した従業員の個人情報の取り扱いや、従業員に接種を強要しないよう啓発することなども盛り込まれています。

©NHK

手引きをまとめた東京医科大学の濱田篤郎特任教授は「職域接種が広がれば流行が収束するいちばんの手立てになるが、副反応への対応などもあり、緊張感を持って進めていくことが重要だ。接種を始める企業には手引きを読んで、慎重に進めてもらいたい」と話しています。

 


■大手私鉄 パート従業員含めワクチン接種


首都圏の大手私鉄は、新型コロナウイルスワクチンの職域接種をグループ会社のスーパーマーケットなどのパート従業員も含めて始めました。

東京 渋谷に本社がある東急グループでは、直営の病院で職域接種を21日から始め、東急電鉄の駅員らが医師の問診を受けたあと、ワクチンの接種を受けていました。

東急グループには鉄道以外にもスーパーマーケットや介護施設、学童保育施設などがあり、接種は雇用形態にかかわらず進めることにしています。

このうちパートやアルバイトが多いスーパーマーケットの職場では、各店舗の店長が従業員に、ワクチンを職場で打ちたい、かかりつけ医で打つ予定、ワクチン接種を希望しないといった聞き取りを書面で行って接種しているということです。

介護施設で働く看護師の40代の女性は「高齢者と日々接するので、感染に気をつけながら仕事をしています。まだ接種券が届いていないので、職場で接種ができてありがたいです」と話していました。

学童保育施設で働く30代の男性は「施設で感染者が出ると、“エッセンシャルワーカー”として働く親の子どもも預かれなくなってしまうので、ワクチンの接種がより早く進むとよいです」と話していました。

東急グループは「従業員から“希望者”を募り接種を推進していきます。希望しない人にも配慮し、引き続き定期的にPCR検査を実施するなど、お客さま、従業員の安全・安心の確保に努めてまいります」とコメントしています。

 


■医師「若い世代は接種に伴う反応起きやすい」


新型コロナウイルスの重症患者の治療にあたってきた医師は、職域接種によって若い世代にも接種が進むことで、重症者だけでなく感染者数が減る効果を期待しています。

一方で、若い世代では接種に伴う痛みや緊張によって心臓の鼓動が激しくなるといった反応が比較的起きやすいため、リラックスして接種を受けてもらう対応が必要だとしています。

国立国際医療研究センターの忽那賢志医師は、新型コロナウイルスの感染拡大は若い世代から始まることが多く、職域接種で若い世代にも接種が進むことで感染者を減らせると期待しています。

忽那医師は「若い人の場合は重症化リスクが低く、接種する意義はあまりないのではないかと思うかもしれないが、いま広がっている変異ウイルスでは重症化するリスクが高くなっているとされる。また、後遺症が残る可能性もあり、周りに感染を広げないためにも、ぜひ接種を検討してほしい」と話しています。

一方で忽那医師は、ワクチンは接種の翌日以降に発熱やけん怠感などの副反応が出やすいため、職域接種では勤務上の配慮が必要だとしています。

さらに若い世代では、新型コロナウイルスのワクチンに限らず、ワクチン接種そのものに伴う痛みや緊張によって、心臓の鼓動が激しくなったり、息切れやめまい、過呼吸になったりする「血管迷走神経反射」が比較的起きやすいため、職域接種が行われる場所ではリラックスして接種を受けてもらう対応が必要だとしています。

極めてまれに起こる重いアレルギー症状の「アナフィラキシー」と似ている部分がありますが、異なるもので、忽那医師によりますと、国立国際医療研究センターで以前にワクチンを受けた人で調べたところ「血管迷走神経反射」は200人から300人に1人ほどの割合で起きていたということです。

忽那医師は「決してまれな反応ではなく、リラックスできる環境で横になって楽な姿勢で接種するなどの工夫をすると、ある程度防ぐことができる。これまでの予防接種で反応が出たことがある人は、事前に申し出てもらえれば、できる対応はある。適切に対応すれば、あまり時間はかからずにもとに戻るので、気にしすぎて接種をためらう必要はない」と話しています。

 


■「血管迷走神経反射」とは 対処法は


一般的にワクチンの接種では注射の際の痛みや緊張によって、めまいや息切れなどの症状が出る「血管迷走神経反射」と呼ばれる反応が起きることがあります。

新型コロナウイルスのワクチン接種で実際にこうした症状の対応にあたった医師は「適切に対処すれば治まるので、接種後すぐに帰らずに、しばらく様子をみることが大切だ」と話しています。

千葉市稲毛区のクリニックでは、これまでに高齢者を中心におよそ5000人に新型コロナウイルスのワクチンを接種してきました。

接種にあたっている河内文雄医師によりますと、5月、接種した60代の女性が接種後、待機スペースで座って様子をみていたところ、気分が悪いと訴えたということです。

女性は脈が遅くなる「徐脈」がみられ、意識がもうろうとしていましたが、アレルギー反応を示す症状はなく、痛みや緊張によって血圧が低下するなどしてめまいなどの症状が出る「血管迷走神経反射」と判断したということです。

すぐにベッドに寝かせるなどの対処を行ったところ、5分ほどで改善し、その後、帰宅したということです。

河内医師によりますと、こうした症状は若い世代の方が出やすいということです。

「稲毛サティクリニック」の河内医師は「インフルエンザのワクチンでもこうした反応が出ることがある。適切に処置すれば症状は治まるので、接種後はすぐに帰らずに、様子をみることが大切だ。当日の体調も影響するので、十分睡眠をとり、体調を整えてほしい」と話しています。
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※感染爆発している中なので、ワクチン接種を希望している人が多いかと思いますが、感染したときよりも接種した方がリスクは低いとは言え、個人差があり、大なり小なりの個人差があるので、今回あえて取り上げさせていただきました。持病がある方は、主治医さん等にご相談をされると良いと思います。まずは、ご参考にしていただければと思います。

 

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まさか私が…新型コロナ 当事者の証言
新型コロナウイルスに感染すると、どんな事態に直面するのか。感染した当事者の方や、遺族の方の「証言」を詳しくお伝えします。
新型コロナ ワクチン情報一覧
▽日本国内の状況は ▽世界の状況は ▽ワクチンQ&A ▽接種までの流れは

都道府県別の感染者数データ 特設サイト 新型コロナウイルス

 

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変異ウイルス 感染リスク結果公表 会話はこれまで以上に距離を
2021年6月22日 15時41分 NHK

©NHK

新型コロナウイルス対策をめぐり、西村経済再生担当大臣は、変異ウイルスの感染リスクをスーパーコンピューターを使って計算した結果を公表し、会話する際は、これまで以上に距離を取り、短時間で済ますことが必要だと呼びかけました。

西村経済再生担当大臣は、閣議のあとの記者会見で変異ウイルスの感染リスクをスーパーコンピューター「富岳」を使って計算した結果を公表しました。

計算では、より感染力が強いとされるインドで確認された変異ウイルスの感染力を従来のウイルスの2.25倍と想定し、感染者と大声で会話した場合のリスクを計算しています。

その結果、距離を1メートルあけた場合、
▽従来のウイルスでは、接近しての会話に比べてリスクが5分の1程度に下がる一方、
▽変異ウイルスでは、半分程度までしか低減せず、5分の1程度まで下げるには、2メートル近い距離が必要だとしています。

また、通常の会話をする時間と感染リスクとの関係を計算したところ、
▽従来のウイルスの感染者と1時間会話するリスクと、
▽変異ウイルスの感染者と27分間会話するリスクが同じ水準となるとしています。

西村大臣は「1時間の会議を30分以内にすることで、同等のリスクに下げることができる。会議や友達どうしでの話も、これまで以上に距離を置いて短時間にすることが大事だ」と呼びかけました。
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※現在の変異株はさらに感染力が強くなっておりますが、主人の職場で感染者が出た時に濃厚接触者となった際に、主人は従来とは違うと混乱していていたので、あえて取り上げます。主人が濃厚接触者となっていた時期よりウイルスの感染力が強まっておりますので、濃厚接触者の追跡が可能あ地域では5分の会話でも濃厚接触者のなる可能性がありますので、感染者にならないようごz風位くださいませ。

 

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※溜まりに溜まっており、かなり飛ばしておりますが、上限となってしまいました。最後のデータだけ旬のものを取り上げました。次回もピンポイントのデータで飛ばしていきます。

 

 

直ぐに消えると思いますが・・・

感染者の嗅覚異常はどれだけ続く? mRNAワクチンによる免疫は何年もつ?:新型コロナウイルスと世界のいま(6月)(07/07)

ファイザー新型コロナワクチン、デルタ株には有効性が低下(07/07)

変異株「ラムダ株」が南米で猛威 「最凶」といわれるその感染力とは?(07/07)

変異株「ラムダ株」が南米で猛威 「最凶」といわれるその感染力とは?(07/07)

※ただし現地では後にデルタ株に置き換わっています。

 

※専門家の予測を大きく上回って感染者が急速に増大していますので過去のデータを取り上げていません。

 

 

≪natureの論文より≫
コロナウイルス:SARS-CoV-2スパイク変異株はウイルス複製を増強する
コロナウイルス:慢性COVID-19患者におけるSARS-CoV-2の進化
コロナウイルス:バイオンテック社/ファイザー社製ワクチン候補BNT162b1とBNT162b2の前臨床開発
コロナウイルス:南アフリカでのSARS-CoV-2変異株のゲノム疫学

コロナウイルス:モデルナ社製とファイザー社製のSARS-CoV-2 mRNAワクチンによって誘導される抗体応答の解析

コロナウイルス:SARS-CoV-2の現在拡散中で懸念されている変異株に対する中和活性

コロナウイルス:BNT162b2ワクチンによって誘発されたSARS-CoV-2中和抗体に対するB.1.1.7変異株の感受性

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コロナウイルス:多量体フェリチンナノ粒子ベースの汎ベータコロナウイルスワクチンの候補の開発

コロナウイルス:単一細胞レベルで見たCOVID-19

コロナウイルス:COVID-19患者におけるSARS-CoV-2誘導性の自己抗体

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コロナウイルス:ワクチン接種により、SARS-CoV-2感染で誘導された抗体は増強される

コロナウイルス:脳におけるSARS-CoV-2感染のマッピング

コロナウイルス:SARS-CoV-2スパイク変異株に対するBNT162b2誘導性の抗体およびT細胞応答

コロナウイルス:人の移動と非効率な封じ込めが2020年夏のヨーロッパにおいてSARS-CoV-2を拡散させた

コロナウイルス:ヨーロッパでのSARS-CoV-2の拡大

コロナウイルス:SARS-CoV-2の懸念される変異株に対するモノクローナル抗体の有効性

コロナウイルス:SARS-CoV-2 mRNAワクチンはロバストな胚中心B細胞応答を誘導する



日常生活の注意点
具体的な内容や影響などを紹介します。
 
医療崩壊に至らないよう、感染しない、感染させないよう、身を守るために、下記を熟読してご対処くださいませ。
新型コロナウイルス感染症まとめ


困っていらっしゃる方は下記をご覧くださいませ。
こんなときは どんな支援が? | 特設サイト


≪最新情報のご確認を・・・≫
 
新型コロナウイルス―日本経済新聞
関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

特集:新型コロナウイルス感染症「COVID-19」
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コロナ―AFPBB News

より詳細な最新情報は下記でご確認くださいませ。
「新型コロナウイルス」-NHK News Web
「新型コロナ 国内感染者数」:NHK News Web

「新型コロナ ワクチン(日本国内)」―NHK News Web
 
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