豪雨で氾濫 浸水の深さ 千曲川4m 阿武隈川5m 那珂川7m超か~千曲川堤防 一部損壊を複数確認 | Just One of Those Things

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科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、自然災害編。
 
台風19号の検証されたデータの報道を取り上げます。
 

台風19号による豪雨で氾濫した千曲川と阿武隈川、それに那珂川周辺の浸水の深さが国土地理院の調査で分かりました。千曲川の周辺では4メートル、阿武隈川で5メートル、那珂川で7メートルを超えていたとみられます。

 

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豪雨で氾濫 浸水の深さ 千曲川4m 阿武隈川5m 那珂川7m超か
2019年10月15日 17時35分 NHK
 
©NHK

台風19号による豪雨で氾濫した千曲川と阿武隈川、それに那珂川周辺の浸水の深さが国土地理院の調査で分かりました。千曲川の周辺では4メートル、阿武隈川で5メートル、那珂川で7メートルを超えていたとみられます。

国土地理院は氾濫した千曲川と阿武隈川、那珂川周辺の浸水地域について、上空から撮影した写真と標高のデータを重ね合わせ、範囲や深さを推定しました。

■千曲川周辺 最大4.3m

その結果、千曲川の堤防が決壊した長野市の周辺では、浸水は川の西側の南北5キロほどの範囲にわたっていました。
 
浸水の深さは、川沿いの穂保地区では広い範囲で2メートルから3メートルに達していたほか、北陸新幹線の車両が水につかった「長野新幹線車両センター」がある赤沼地区などでは最大でおよそ4.3メートルに達していたとみられるということです。

■阿武隈川周辺 最大5.2m

氾濫した阿武隈川周辺の地域のうち、福島県郡山市では、阿武隈川と、支流の逢瀬川と合流する地点の西側の住宅地が東西1.5キロほどの範囲で浸水し、浸水の深さは最大でおよそ3メートルに達していました。
 
また、福島県桑折町では深さは最大でおよそ5.2メートルに達しているとみられるということです。

■那珂川周辺 最大7.2m

一方、氾濫した那珂川周辺の地域のうち水戸市では、南北およそ5キロにわたって住宅地や畑が浸水していました。
 
浸水の深さは住宅地では、2メートルから4メートルに達しているとみられ、畑が広がる水戸北スマートインターチェンジの南側では、最大で7.2メートルに達しているとみられるということです。
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台風19号の記録的な大雨で千曲川の堤防が決壊した長野市穂保の現場を専門家が調査した結果、決壊した場所の近くでも堤防が一部壊れている場所が複数、確認されました。専門家は「決壊の幅がさらに広がっていた可能性もあった。堤防を過信せず、いざというときにどう対応するか考えておく必要がある」と話しています。
 

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千曲川堤防 一部損壊を複数確認 専門家「決壊拡大の可能性も」
2019年10月15日 18時26分
 
©NHK

台風19号の記録的な大雨で千曲川の堤防が決壊した長野市穂保の現場を専門家が調査した結果、決壊した場所の近くでも堤防が一部壊れている場所が複数、確認されました。専門家は「決壊の幅がさらに広がっていた可能性もあった。堤防を過信せず、いざというときにどう対応するか考えておく必要がある」と話しています。

調査を行ったのは、河川防災が専門で千曲川にも詳しい信州大学工学部の吉谷純一教授で、15日、台風による大雨で千曲川の堤防が決壊した長野市穂保の現場を訪れました。
 
吉谷教授は、決壊の原因について、堤防を越えてあふれ出した川の水が、堤防の住宅地側の土を削り取っていき、堤防が徐々に崩れていったと見られると分析しました。
 
また、決壊した場所の上流、数百メートルの範囲では、堤防の住宅地側の土が大きく削られている場所が複数、確認できたということで、吉谷教授は「この近くでは、どこが決壊してもおかしくなかったし、決壊の幅がさらに広がっていた可能性もあった」と話していました。
 
今回の台風が近づいた今月12日には、長野県内では、北相木村や佐久市などで、1日としては、観測史上最も多い雨の量を記録しました。
吉谷教授は、巨大な台風の発生など、地球温暖化による自然災害の増加も予想される中、堤防だけに頼らない対策が欠かせないと指摘します。
 
吉谷教授は「これまで、千曲川では堤防を整備してきたことで災害を防いできたが、それだけでは防ぎきれなくなっているという認識が大切だ。いざというときにどう対応するか日頃から考えておくことがますます重要になっている」と話していました。
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どのデータもたまるに溜まりまくっていますが、少しずつ取り上げるとします・・・。

 

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