巡回しておりましたが、巡回しきれず、巡回しきれなかった方、申し訳ございません。
科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。データ編です。
21日の報道のもので、これまで上げることができなかったので取り上げます。
鹿児島県の沖でおよそ7300年前に起きた巨大噴火では、大規模な火砕流や津波が発生したことが知られていますが、同規模の噴火が起きた場合、九州南部に巨大津波が襲うだけでなく、火口から500キロほど離れた徳島県や和歌山県の沿岸でも4m~7mの大津波が到達すると考えられることが専門家の解析で分かりました。
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鹿児島で巨大噴火なら徳島や和歌山にも大津波か 専門家解析
2019年9月21日 1時05分 NHK
鹿児島で巨大噴火なら徳島や和歌山にも大津波か 専門家解析
2019年9月21日 1時05分 NHK
鹿児島県の沖でおよそ7300年前に起きた巨大噴火では、大規模な火砕流や津波が発生したことが知られていますが、同規模の噴火が起きた場合、九州南部に巨大津波が襲うだけでなく、火口から500キロほど離れた徳島県や和歌山県の沿岸でも4m~7mの大津波が到達すると考えられることが専門家の解析で分かりました。
火山の噴火では、火砕流や火山灰の噴出だけでなく山体が崩壊するなどして津波が発生することがあり、去年12月にインドネシアで起きた火山の噴火では津波で400人以上が死亡しました。
日本でも過去には火山の噴火に伴って津波が発生していて、およそ7300年前に鹿児島県の薩摩半島の南にある『鬼界カルデラ』の巨大噴火では、専門家による解析で、薩摩半島沿岸におよそ30mの巨大な津波が押し寄せたとみられています。
しかし、津波の全体像やメカニズムなど詳しいことは分かっておらず、信州大学の山田昌樹助教らの研究グループは、大分県、徳島県、和歌山県の沿岸で津波で運ばれたとみられる砂の層の分布を調べ、広がりを確認しました。
そのうえで、直径およそ20キロの『鬼界カルデラ』で巨大噴火が発生し、海底が30分から1時間半ほどの時間で陥没したと仮定して、現在の地形に当てはめてシミュレーションしました。
その結果、大分市で4メートル30センチ、火口から500キロ以上離れた徳島県美波町で7メートル30センチ、和歌山県日高町で4メートルに達するなど、西日本の太平洋側を中心に大津波が広範囲に及ぶと推計されました。
山田助教は「噴火による津波の研究は地震の津波と比べて圧倒的に少なく、分かっていないことが多い。すぐに巨大噴火が起きる危険性はないと考えられるが、リスクの評価や防災を考える上でこうしたデータが貢献できると思う」と話しています。
この研究結果は今月23日に徳島市で開かれる学会で発表される予定です。
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さて・・・。台風シーズン、また南に台風が出来てこちらにきそうです。現在の予報シミュレーションが知りたい方は、下記を開き、左下の再生ボタンを押してご観覧くださいませ。(注:シミュレーション結果は随時変わります。)
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