”全てを受け入れること” | Just One of Those Things

Just One of Those Things

Let's call the whole thing off

全てを受け入れること

 

上記は、飼い主より保健所へ持ち込まれたネグレクト犬が、わんにゃんレスキュー はぴねすさんに救われ、心ある里親さんに譲渡され救われたお話です。(上記やリブログ元参照)
 
犬であれ、猫であれ、ウサギであれ、何であれ、生き物を飼うということは、1つの生命というその子のすべてを受け入れることに値します。
 
偶然かな、これを見ているあなたは、もしかしたら、
命たちを「物」として見ていませんか?
命たちを「所有物」として見ていませんか?
 
「かわいいから」「かわいそうだから」いろいろと人間感情ありますが、
実際に受け入れると、1匹でも適切に飼育するのが難しいことがわかるかと思います。
 
特に猫は繁殖力が高いので避妊去勢をしなければ虐待やネグレクトにつながり、やがては多頭飼い崩壊します。お外の場合も同じです。餌だけやるのは虐待と同じです。

お外にゃんこ1匹、保護して、お家に受け入れることだけでも、本当は大変なのです。
 
その動物の生態や習性をよく理解して、その子の性格もよく理解した上で、適切な管理を行いながら終生飼育しなければなりません。
 
人間の目で見るのではなく、その動物の生態や習性をよく理解して、その子の性格もよく理解した上で、接することも必要で、即ち、すべてを受け入れなければなりません。
 
体調が悪い、怪我をした、という場合も、人間の場合と同様、適切な医療を受けさせなければなりません。医療費は高いので、経済的な余裕も必要で、治療できる病院も予め確保しておかなければなりません。できなけれな、ネグレクトです。ネグレクトも動物愛護法違反にあたります。
 
中には、責任感ある方や、心ある方もいる中で、「難しい」と思われる方も当然いるでしょう。
 
なので、目の前にある命は、その時出来る最大限の最善を尽くすだけで、命が繋がることがあります。対処のやり方さえ間違わなければ、命のバトンで繋がることも多いのです。
 

で、ここからは、私事のお話ですが、我が家の怪我をし続けているニャンコさん。ワクチンを受けに行った院長さんに「ライオンのようだ!」と言われたニャンコさん。この子は野良猫に詳しい獣医さんに「完全室内飼育は無理だ」と言われた子です。
 
これまで、保護した子や迷い子ちゃんを飼ってきましたが、我が家は転勤族でして、いろいろあり、これまでのニャンコの経緯上、ニャンコが受け入れなければ、他の子を受け入れることができません。
 
現在、お外の強いニャンコと戦い傷つくたびに、動物病院に連れて行って、処置を受けては、戦いに挑んでいる日々が続いております。これが、決着がつくまで続く、といつもの詳しい獣医さん。習性上仕方がないそうです。
 
なので、バックアップしながら見守る必要があるようです。
 
今朝、「無事で元気だよ」と帰ってきて、ご飯を食べて、また戦いに行きました。
 
昨日の連日の獣医さんの処置で、復活しているようです。
 
病院嫌いでしたが、昨日は処置中メロメロになってゴロゴロ喜んでいました。
 
人間の言葉がわかる子なので、獣医さんの話と処置の仕方で、自分のことを理解してもらえている、と思ったのでしょう。帰りキャリーから出たがっていたので、「獣医さんの所に住みたいの?」と聞いたら、大人しくなったので、ただお礼が言いたかったようです。
 
人間の目線や気持ちでは、相手のお外の子も助けたいのですが、うちの子の性格や認識上、手が出せません。
 
子供の頃から元外猫を何代も飼ってきた主人にも止められています。
 
市から情報を得ていた環境保全団体さんにも、相手が探し猫らしき子を、状況上、自分はレスキュー出来ないことを伝えてあります。探し主さんにも会い、場所を教えて、状況上、自分はレスキュー出来ないことを伝えてあります。
 
ところで、捨てられたのか、悪意を持つ人から連れ去られた子なのかわからないニャンコが切っ掛けで知り合った、その環境保全団体さんから、先ほど、今度の日曜日の夜に忘年会に参加しませんか?というご連絡をいただきました。出来ることをお手伝いしただけで、大したことはやってないのですが・・・。詳しい話をまだお聞きしていないし、詳しい話をこちらもお話しできていないので、とりあえずこの時詳しく話を聞いてこようと思っています。
 
その翌日は、昼から市の傍聴に聞きに来てみませんか?と当初言われていたので、状況把握に参加させていただいてきます。

 

その前後に、また獣医さんの所に我が家のライオンさんを連れて行かなければならないかもしれませんが・・・(汗;)

 

決着がつくまで、腰を据えて対応することになります。

 

私が仮眠している間に帰ってきたようで、一番落ち着ける場所でぐっすり休んでいたのか、活動的になるこの時間、私や主人に見向きもせずに、また出ていきました。詰め時なのでしょうね。
 

転勤族の家庭で現在、保護団体がないところに住んでますが、市内の動物病院はどこも避妊去勢の医療費が高く、市の助成金もありません。子猫や猫が遺棄されることも多く、心無い人の虐待や毒餌の殺害も多く、さらって遺棄する者もいるという状態であることは、これまでの調べでわかったことです。

 

幸いに個人のボランティアさんに保護された子猫や猫たちは、検査やワクチンや避妊去勢を受けた上で、市の譲渡会で、トライアルをしたあと譲渡が決定します。

 

県内の愛護センターの譲渡や保健所での譲渡では、事前に講習を受けて受講修了証明証がなければ、譲渡できないことに本年度から決まりました。

 

そうそう、「集めて、虐待する男」についての市や県に情報提供をしないといけませんでしたね・・・。

 

私といえば、我が家のニャンコがニャンコなので、出来ることは非常に限られます。

 

さて、どうなりますことやら・・・。

 

“すべてを受け入れること”って、何年経っても、いつになっても難しいものですね。

 

※現在の状況上、ブログ活動での対応が遅くなっており、大変申し訳ございません。(参照:お知らせ:我が家のニャンコ、今度は手を怪我しました

 


 

 

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