昨日、今日と春めいた日が続いて、

のどかな気分になります。

お洗濯に追われて一日が終わります。



12日(火)に信州の高遠を出る朝は雪だった。

妹が特急あずさに乗れる駅まで送ってくれて、

あずさに乗り込んだ時には「脱出感」で

いっぱい!!


車の運転ができないと動きようのない

場所で3日間を過ごして、本当に不自由だった。

おまけに2日目に、会食が終わってレストラン

を出る間際、

ほんのちょっとの段差を見逃し転んで捻挫。

ますます不自由になった。



早めの手当てがよかったのか、

翌朝は何とか歩けたけれど遠距離移動は

とても無理。

眼前に広がる高遠湖だけが慰めだった。


足首捻挫でこんなに不自由とは。。。

荷物を宅配便にしたかった。

ホテルのスタッフさんに空き箱を届けて

いただいた。

ところが、荷物を詰めた箱を持ち上げる

ことができない。


杖をついて歩く母の生活の不自由さを

理解しているつもりだった。

でも実感として分かっていなかったと気づく。

片手で持てるものしか運べないのだ。

妹が宅配便を出してくれた。



ホテルのスタッフさんたちには、

とても親切にしていただいた。

素泊まりだったからホテルの機能性は

よく分からない。

でも、事務的な対応は一度もなかった。


捻挫の経験のあるスタッフさんは、

杖のつき方を教えてくださった。

「今の時間、誰もいませんからお風呂に

入りませんか。気分が変わりますよ」と、

言ってくださる方もいた。


思いきって温泉の湯に浸かった。

シンクロ(?)みたいに片足上げて湯に浸かる。

高遠湖の碧色がまばゆかった。

気持ちが救われた気がする。

温泉効果もあったように思う。


お部屋で寝そべって湖を眺めながら過ごす。

ちょっと捻挫しただけで、これほど不自由

になると知った時、

杖をつく方、白杖の方、車イスの方のご苦労

に思いが至らなかったと身にしみた。

知識として学んでも実感が伴っていなかった。


今、感じていることを忘れないでいたい。

もちろん転んで怪我をしないことも

大事だけれど。。。



今日も残りの時間を無事にお過ごしくださいね。