こんにちは!
朝ドラを観るのが日課の栗原です。
ついに「虎に翼」も明日で最終回ですね
今回の主人公は
女性初の裁判官である「三淵嘉子」さんを
モデルにしたお話です。
同じ女性法曹として、興味深く観ていました。
朝ドラの主人公寅子の
司法試験合格時の女性は
たったの3名という時代。
栗原の司法試験合格時には、
女性は約20%であり、
女性合格者は全く珍しくない時代。
女性が司法試験を受験をすることや、
法曹を目指すことについて
栗原自身、全く抵抗はなかったです。
それに、家族や周囲の反対もない時代。
司法試験受験を周囲から
奇異な目でも見られない時代。
それに比べると、
寅子の時代は、全くの逆・・・。
栗原が何の苦労もなく
当たり前として享受してきた
利益や世間の価値観は
寅子のような
先人達の戦い・苦労の上に
成り立っていることを
改めて思い知らされ、
非常に感慨深いものがあります。
寅子の時代よりは恵まれているとはいえ、
現代の法曹の世界も女性には
優しくない側面があることは
否定できません。
(表立っては言わないものの)
出産・育児が理由で女性法曹が
就職で不利となることもあります。
栗原も、業務上でいわゆる
「マタハラ」を受けたこともあります
このドラマを見ていると、
過去の屈辱的な場面を思い出すことも
しばしばあるのですが、
と同時に
寅子の前向きな言動によって、
「前進」するための活力をもらえます。
(ホントに素晴らしいドラマだと思います)
明日で最終回を迎えますが、
寅子のようにはできなくても、
今、自分自身にできる精一杯を
やり切ることで
後に続く法曹を目指す女性が、
それに限らず社会で活躍する女性が
より豊かに、
充実した人生を歩むための環境が
整う「雨だれ」になれれば
いいなと思う今日この頃です