…… | 栗原由佳オフィシャルブログ「comme tous les jours」Powered by Ameba

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どこをどうやって
何がどうなったら
こういうことになるのでしょう…

言葉がありません。


フィジカルチェックは
全部の選手が受けるもの。
メジャー契約の場合は
契約締結の前に済ませ、
もしクリアできなくても
そのまま他のチームに当たることもできます。

マイナー契約の場合は、
事前の検査はなく
キャンプ地に入ったらやると聞いていました。


まさかそこでダメと言われるとは。


怪我をしてるとか、
今オフのトレーニングがどうとか、
そういうのは関係ないそうです。


ただただ、
今の岡島の肩の状態に
ヤンキースとしては契約できないという
チームドクターの判断です。


どんな球を投げるのかすら
見てもらう機会を奪われるとは。



まさかこんなことになるとは
思っていませんでした。



代理人も全く予想していなかったことで
(だってこの体で去年だって1シーズン
投げてるんですもの!)
かなり慌てているようでした。



悪い夢なら覚めて欲しいと
思わざるを得ません(泣)。



今年はやるぞ
気持ちも新たに頑張るぞ
って
あんなに意気込んでいたのに。

こんなことになるなら
最初から教えて欲しかった(>_<)

一体なんのために…と
盛り上げていた気持ちも、
ひとつひとつ丁寧に準備してきたことも、
全てが無意味になったようで
虚しくなります。



ちゃんと投げられるのに。

今までと
なんら違うことはないのに。



この肩でも、
投げる姿が見てみたいと
言ってくれる球団があることを
祈るのみです。



…と書きながら、
もういいよ、無理に頑張らんでも。
という気持ちにもなります。


辛い苦しいことがあっても
きっと意味があるはず、
きっと報われるときがあるはず、
と思ってきたし
今だって思っているのですが、
さすがにこのアップダウンはキツい。

いったいどうして与えられた試練なのか、
どうしろということなのか、
何をしてても頭の中でぐるぐる
考えてしまって、止まらないのです。


私だってこれだけ辛いけど、
なにより一番辛いのは夫本人。

一緒にいてあげられないのが
申し訳ない…
いや、居ても子供たちがドタバタして
私も落ち着いて話を聞いて
あげられないからダメか…f^_^;)






やるなら全力で。

やらないと決めるとしても
前向きに。


どうか
投げやりにはならず
自分を信じていて欲しいと
それだけです。










私は
本人じゃないんだから、
落ち込んでる場合じゃないのです。
母が泣いてても
子供たちはお腹がすくし
毎日の生活はしていかなくちゃ。


パパ
ヤンキース行けないんだって。


と言ったら
「えっ」
と絶句してた長男。

きょとん、としつつも、
心配そうだった娘。

変わらず
ボールだろうとなんだろうと
投げてはちょこちょこ駆け回ってる次男。



とりあえずは
普通の毎日を。


辛いけどしゃーない。です。