映画映画本本 | 栗原由佳オフィシャルブログ「comme tous les jours」Powered by Ameba

映画映画本本


ちょこちょこと時間を見つけては
家では本を読み、
映画を見に行き、と過ごしています。


一通り「沈まぬ太陽」を読み終えました。
ずっと昔から気になっていた本だったので、
この歳になってやっと読めて満足。

なんだか、いろいろもやもやしてしまう
お話だなぁ、苦しいなぁ、と思ってしまい。
実際にはあまり詳しく知らないままいた話題が
多かったので、
その後ひとしきりあれこれ調べてみないことには
すっきりしませんでした。


それから、村山由佳の「ダブルファンタジー」。

村山由佳は大好きで多分一通り彼女の作品は
読んできたので、
へぇ!こんなお話を書いたのね!と
思いながら読みました。

出てくる演出、ちょっとしたやりとり、
「へぇ、こういうのを使うのか」と
変な角度から気になってしまって(ファン目線?)、
いまひとつ、素直に物語にのめりこむことは
できなかったのですが、
それでも村山由佳っぽいところはたくさんで、
読んでよかったと思いました。
この次の作品が楽しみ。



映画は、今更?のものばかりなのですが、
まずは「Avatar」をやっと見ました。

きれいでしたねぇ!
3Dはいまひとつ苦手なんですが、
気付いたら全く気にせずに入り込んでいました。

もう一度見たいな。

なんだか、人間であることを申し訳なく
残念に感じてしまうようなお話でしたね。

専門用語とか、映画の中だけの独特のタームは
なんとなく聞いてなんとなく解釈して
それで終わってしまうので、
やっぱりその辺りは日本語で見た方が良さそう。

英語で文学を読む能力が足りないことを
改めて感じてしまいました。



それから、「Up in the Air」

ジョージ・クルーニーがかわいかったです。
(あれ?感想として間違ってる?)
おもしろい映画でした。
日本語では「マイレージ、マイライフ」って
タイトルなんですね。

自分ももう30代半ばだし、普通に考えたら
ずいぶん大人な女性なんだよな、きっと、と、
感じずにはいられない話でしたが……(^_^;。


字幕にするときどうするんだろう?っていう
おもしろい言い回しがあちこちに出てきて気になって(笑)!
そのうちDVDが出たら絶対見ようと思います。




子供と一緒に見たのは
まずは「Planet 51」。

去年ずっと予告編を見ていて気になったまま
見ないでいたので、今頃でしたが見ました…
そしたら、
上映するシアターに、いたのは我が家3人のみ。
貸し切り上映でした(笑)。遅過ぎだもんね。
上映しているところも限られてましたし。

でもおもしろかったー。
見に行ってみてよかったです。



それと「the Princess and the Frog」。

これは、先日のディズニー・オン・アイスに
出てくるとわかっていたので、
その前に見たいわーということで行きました。

久しぶりになんだかほっとできるような絵。
子供たちも3Dがいまひとつ苦手なので、
これは落ち着いてみることができました。

それにしても私はやっぱり南部訛りに翻弄され…
子供たちは別に気にならなかったようなのですが、
これって日本語に吹き替えるときには
普通に標準語になってるのかしら?と思うと
なんだかかえってもったいないような。

ニューオーリンズならではの雰囲気が言葉使いにも
あふれていていいなって思ったのです。
いろいろ、あえて言及されていない部分で大人は
感じるところがあると思うのですが、
(地域性とか人種のこととか)
でもとてもかわいらしいすてきなお話でした。



あ、そうだ忘れてた、
これまたずっと気になっていた
「it's complicated」もひとりで見てきました。
(日本語では「恋するベーカリー」ですね)

去年、Julie and Julia を見た頃にはもう
メリル・ストリープの次の映画ということで
予告をやっていて、見たいな見たいなと
ずっと思っていたのです。

まだやってるところがあってよかった!

こちらは、
私なんかじゃまだちょっとおこちゃますぎるわ、と
もっと大人になってからだと
もっといろいろわかるかなぁなんて思う
オトナなお話でした。

でもおもしろかった~~

メリル・ストリープ、
いろんな役をやって、それぞれに
違った雰囲気を出して、
シーンごとにもいろんな色が出ていて、
すごい女優さんですね、今更ながらしみじみ。



ということで、
今回はまとめてレビューでした。

みなさんは最近どんなの見て&読んでいますか?