ナンタケットバスケット | 栗原由佳オフィシャルブログ「comme tous les jours」Powered by Ameba

ナンタケットバスケット


ナンタケット島といえば!

そうです、ナンタケットバスケットです。


もとはナンタケットライトシップバスケットと言うそうで、

この島のライトシップ(灯台船)の灯台守が編んだかご

が始まりだそうです。


とても網目が細かくて、繊細で優雅。

手触りは滑らかで、でもしっかりした籠です。

大きいものから小さいもの、形も円・楕円・方形など、

手持ちのあるものないもの(その長さや素材もいろいろ)

蓋つきのものもあって、それをハンドバッグ

(英語では、みんなpurse、パース、と言っちゃいますが)

として使う姿が特徴的です。



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歴史などなどを知るにはこんなサイトもありますよ↓

ナンタケットバスケットオンライン


今は日本でも知っている方が増えているのでしょうね。


私は、ほんと、ボストンへ来るときのガイドブックで

見たのが最初です・・・だから超初心者。

でもとっても素敵な雰囲気なので、いつか機会があったら

見てみたい、手にしてみたいなぁと思っていたのですが。




ただ、きちんとしたものほどとてもお値段が高くて(^_^;)

(普通に10万円20万円~です・・・)。

でもそれを大切に長い間使うのがまたいいのですよね、

色も、使っているとどんどん深みが加わるので素敵なのだ

そうです。


しかも、バスケット、ですけど、ただの籠とあなどるなかれ、

夏だからカジュアルに・・・ばかりではなく

フォーマルな場でも持つことが許されている籠なのです。

(詳しくは↑のサイトなどを見ていただいたほうがいいと

思います・・・私はほんとにまだまだ知らないことばかりです。)




個人の作家さんのものだと、お値段はもちろん↑↑↑、

でも素材や形などすべてオーダーメイドで、ひとつひとつ

丁寧に作ってくださるので、1年待ちは普通なんだそうです。


私も、実は、いくつかのぞいたお店で、気軽に買えるものがあれば

いいのにな~とひそかに期待を持って話をすると、

だいたい「お好みのものを承りますよ」って案内されました。




・・・で、勢いで?せっかくだから記念に?また来られる保障は

ないんだし?と心の中で言い訳しながら(笑)

ひとつオーダーしちゃいました。

ちょっとモダンでかわいらしい籠。一年待ちと言われました。

連絡が、ほんとに、くるでしょうか?!<来ないと困るけど(笑)。




最近は、大量生産されたものも多くて、

実は私もお土産用にとそういったものを今回は

買ってきました。一番↑の写真もそうです。


それでも、一応バスケット工房として看板を出してたり

その職人さんの顔を出して作っているもので、ただの

大量生産というのとはまたちょっと違う印象だったんですけど

でも、お値段のはるものにくらべると、やっぱりそれなり、

なのだとは思われます。



↓こちらはお裁縫箱です。


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ヨコは25cmくらいの大きさでしょうか。


トップには、鯨の・・・骨(?でしたかね?象牙のものが

主流のようですが、それだと日本に持って帰れないので)

で作った飾りをつけてもらいました。

(お裁縫箱は鯨、ハンドバッグには貝の形です)

他にも、マンモスやセイウチの牙とか、素材もさまざま、

デザインもいろんな飾りがあります。



蓋を開けるとこんなかんじ。↓

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底が板なのも、樽を作る技術を生かして作られるようになった

ナンタケットバスケットの特徴なんだそうですが、これがまた、

美しさだけじゃなくて実用性を兼ねているポイントですね。

少しくらい重さのあるものを入れても大丈夫、

中に入れるものも傷みにくい、という。

もちろん、それでも、中にはスカーフを敷いて使ったら

安心かもしれません。



ちなみにこのお土産レベルのものでも、それぞれ300ドル。


本当に本当にお高いものとくらべたらおもちゃのような

籠なんだと思いますが、でもでも十分素敵だし、

普段からがしがし使おうと思います。