ボストンマラソン | 栗原由佳オフィシャルブログ「comme tous les jours」Powered by Ameba

ボストンマラソン



さて、ではボストンマラソン。

以前有森選手が走ったときに初めて意識した気がします。

実は、たまたま前日に、ゴール地点を通りかかりました。

っていうか

うっかり意識せずに通りかかっちゃう私も私なんですがね汗


いつも駐停車が多くて工事もしてて混んでる道なのに、

なんだかすいててだだっぴろいなぁ、って思いながら少し走り、


marathon


道路脇のパーキングメーターが使えなくなってるのを見て

「あ!ここってコースだわ!しかもゴール手前じゃん!!」っ

やっと気づいて・・・。


コープリースクエアというところにある、ボストン公共図書館の前の道路に

「FINISH LINE」って書いてあるラインがまさに引かれているのを

いつも見てはいたのですがね。


図書館の建物が見えてきた?と思ったら、道が混んできて、

ゴールのところにゲートが作られてるのが見えてきました。


marathon


あらら通行止めになってた


marathon


よく考えれば、前日だし、当たり前か・・・??

右側には観客席(かな?)が作られています。


marathon

ここは一方通行で右折せざるを得なかったのですが、

ちょうど先頭になったので、ちょっとズームアップ。

112th BOSTON MARATHON と書いてありますね。


そしてなんと、レッドソックスの奥さんたちも走っていたのです、

ボストンマラソン。


シリング選手の奥さんションダ、

ティムリン選手の奥さんドーン、

そしてエルスベリー選手のガールフレンド、ケルシー。


ドーンはもう5回目だそうです。毎年「もう来年はやらない」と

直後には言うものの、「また走ろうかな」と結局は思うのだとか・・・。

→彼女たちについて、レッドソックスの公式HPのニュース


この日は、とっても早く11時からフェンウェイパークで試合が

あって、私も球場に行っていたのですが


(ボストンマラソンも行われるし、祝日であるためにこの日は

毎年ちょー早いゲームになるらしいです。去年もでした。

選手にはしんどい話で、我が家は6時起きでした。まあ前日も調整のため

というのもあるのでしょうけど1時半からのデーゲームにだったので

少し早く寝て、早起きもできたのですが・・・でも眠かったでしょうね、みんな。)


試合中も、ファミリールームのパソコンでは、3人の、各ポイントの

通過時間を表示するページが開かれていてみんな気にして・・・

そして準備を始めました↓


marathon


応援ボードです。


marathon


ボストンマラソンのコース、球場のすぐ近くを通るんですよね。

で、毎年誰かしら奥さんが走っているということで、いつも

応援をしているのだそうです(去年は知らなかった!!っていうか

そのころまだ球場に行ったことがなかった・・・)。


marathon


で実際行ってみたら、いやーすごい人でした!


考えてみたら、沿道での応援って日本でもしたことが無かった気がする・・・

陸上の仕事でリポートをしたことはありましたけど。


marathon

写真を見てもわかるように、ここは上り坂。

ゴール前の心臓破りの坂、Heart Break Hillと呼ばれているゾーンだそうです。


ランナーの多くが、胸元や、腕や足に自分の名前を書いてるんですよ!

いいアイディアです、沿道の人も、全然知らない人なのに、

「Go, Ron, Go!!」 ロンガンバって~

「Carry, You are doing good job!!」 キャリー、いいかんじだよー!!

とか、名前入りで応援してあげられるのです。


余裕のあるランナーだと、「Thank you!」って、声は聞こえないまでも、

ちゃんと声をかけた方へ向いて返事してくれたりして。

これがまたすごくうれしいし楽しいし、一体感。


見ているだけでぐっと来ました。


私も、英語でどう声をかけるものやら、よくわからなくてあんまり声は

出せなかったのですが、気づいたら、「がんばってー!!」って普通に

日本語で応援してしまっていました(笑)。


周りの人のを聞いてると、

You are looking great! excellent!  すごくいいかんじだよ、

 というか、頑張ってるね、みたいな?

You are almost there!  もうすぐゴールだよ

 (って「ゴールまで遠かったよってツッコまれたらどうしよう」とか

  声をかけた本人が言ってましたが(笑))

Keep going!  がんばれ 的なかんじ??

You can do it!  あなたならやれるよ!

 (ってことなんですが、「I'm doing it」(うん、やってるよ) って

  返事をしてきたおじさんランナーがいて笑えました。)

だいたいこんなかんじだったかなぁ。



日本人のランナーさんが通りかかったかどうかよくわかりませんでした。

marathon


私たちも作ったボードを持って、ションダ、ドーン、ケルシーを

待ちます。

(写真左から、ウェイクフィールド選手の奥さんステイシー、

ペドロイア選手の奥さんケリー、そして私)


・・・なかなか見つからない!!


もっと手前の地点で応援をしている他の奥さんメンバーから

「今何キロ地点を誰が通過したよ」という連絡が逐一入ります。


で、ドーンが来ました!

よく走っている人なので、さすが、でした、頑張ってました。

「ヘロヘロなのよ~~でもありがとう~~~」っていう

感じの表情で走っていきました。(笑)。


その後、ションダはそこから30分後ろ、さらに30分後ろに

ケルシー、ということは聞いたのですが、

私たちは子供たちをファミリールームに預けていて、ちょうど

試合が終わってしまったので球場に戻らざるを得ず・・・。


結局ションダとケルシーの走る姿は見られませんでした。残念!


でも、ランナーの走る姿を見て、沿道の応援を聞いて、

マラソンスタッフなどの頑張ってる姿を見ているだけで

ふとするとうるうるしている自分がいました(´_`。)。感動したー。

身近な人が走ってるっていうのも、また気持ちに拍車をかけて。


とっても貴重な体験ができました(^_^)チョキ