虚構の劇団「天使は瞳を閉じて」観劇 | くりぼっくす

虚構の劇団 第12回本公演「天使は瞳を閉じて」、高円寺に続いて伊丹で2度目の観劇。

虚構の劇団は昨年の本公演「ホーボーズ・ソング」と虚構の劇団「青春の門」以来3作目でした。

 

 

今作自体は個人的には初めてだけど、虚構の劇団を含め過去に何度も上演されていることから、初めて原作本(88年初版のもの)を読んでの観劇でした。

でも、過去の配役、対談映像や記事を読まず、配役はわからない状態で。高円寺公演はそれが本当に良かった!この人がこの役か!この人がこんなことするのか!っていうある種の"想定外"を観ることができて。伊丹公演との間には、再度原作本を読みつつも、対談動画やインタビューを見たりして、どんなことを考えて稽古に取り組んでいたのかなーとか、演者と役の共通点をどのように見出しているのかとか、色んなことを知った上で、また観に行くことができました。

 

2回観て思うのが、本当てんこ盛りで快速、新たな発見が沢山な舞台。

ダンスパートもかなり多いし、ギャグも多いし。劇団の方はもちろん、客演の方のぶっ飛んだ(笑)演技も最高で。あのテンポ感からの最後に続く展開は息つく間もないくらい衝撃的で、終演後は何に何を感じたのかが錯乱してわからないくらいの感情で、涙が出てくる感じ。まだ物足りない。まだ吸収したい。そんなことを感じる舞台でした。

 

もともと本を読むタイプでもないし、演劇にそこまで詳しいわけでもなく、自分が役者でもない中で感想を持つのって意外と難しくて、「ここの表現がどうだよね」とかいう感想はなかなか持てないのが悔しいけど、1つ言いたいのは、まだ何回も観たい!!!それだけです(笑)

 

虚構の劇団の入口は佃井皆美さんを始めて観に行くために行ったホーボーズだったんだけど、そこで「虚構の劇団」に完全に惹かれて。伊丹公演でやっとホーボーズのDVDが買えて嬉しくて、昨日は愛知に戻ってきてすぐに観ました(笑)一日で虚構の劇団2公演。贅沢。笑

これまではほとんどが出演者目当てで行くばかりだった舞台が、劇団を観に行きたい!ってなった初めての劇団。

 

今回、初めて団員の方ともたくさんお話しできて、本当嬉しかった!!

本当は千秋楽行きたいけど、チケットが売り切れちゃってて…悲しい。

 

みなみんともたくさんお話しできたし、あのケイちゃん、大好き(笑)

また素敵な作品に出会えますように。