2004年をもってオリックスブルーウェイブと合併した近鉄バファローズのカードセットです。
当時のスポーツカードマガジンを読み返すと2004年10月1日に
このカードセットは発売されてます。

6000セット限定で、スカボックス(正確にはスカセット)が一切なく、
直筆サインカードもしくはメモラビリアカードが必ず封入されてました。

 

カードセットの箱を開けた写真です。

 

カードセット外箱の裏面です。



自分自身の記憶が定かではないのですが
発売日の直近の土曜日、もしくは日曜日(2004年9月25日もしくは26日)に
大阪ドームのそばにあった『ショップバフィ』で先行発売があった、と思いました。
この先行発売は緊急で決まった模様で
当時のスポーツカードマガジンを見ても告知は載ってません。
(この先行発売について、日付・場所についての情報がありましたら教えてください)

さて、ここからはタワゴトぐらいのハナシになります。

この近鉄セットの直筆サインカードですが
現役選手は150枚ぐらい書きました(例外として中村紀洋さんのみ10枚)。
OBの直筆サインカードの枚数は
・枚数の少ないOB
・枚数の多いOB
がありました。以下はOBの直筆サインカードのリストです。

□K37 関根潤三 60枚
□K38 土井正博 60枚
□K39 小川 亨 60枚
□K40 鈴木啓示 50枚
□K41 石渡 茂 150枚
□K42 佐々木恭介 60枚
□K43 栗橋 茂 60枚
□K44 太田幸司 60枚
□K46 梨田昌孝 146枚
□K47 久保康生 139枚
□K48 大石大二郎 148枚
□K49 山口哲治 142枚
□K51 小野和義 150枚
□K52 V1(西本幸雄) 60枚

このように枚数の少ないOB、枚数の多いOBがあり、
なんと直筆サインカードの封入に偏りがあった模様です。

 

ショップバフィでの先行発売分に
枚数の少ないOBの直筆サインカードが封入されていて
その他のカードショップ、本屋さん等での発売分には
枚数の少ないOBの直筆サインカードは全然出現しなかったのです。

実際に当時の東京のカードショプ店頭では
枚数の少ないOBの直筆サインカードは全然見かけませんでした。

自分自身の開封結果(カートンで開封してます)も
枚数の少ないOBの直筆サインカードは出現しませんでした。

また、私の周りの他のコレクターに聞いても
枚数の少ないOBの直筆サインカードは出現せず、と。

20年も前のハナシですので、いまさら検証しようがありませんので
都市伝説クラスのハナシとして受け流して下さい。

それから中村紀洋さんの直筆サインカードの枚数の少なさについては
当時、中村紀洋さんの右手首の状況が悪く、書こうにも書けなかった模様です。