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「冒険への誘い」

栗原邦夫のアメブロへようこそ

やりたい放題の中学校の部活。

写真部にも所属します。


山岳部と同じく、自宅で写真屋さんも営んでいた先生が、

自分の趣味で作っちゃったクラブでした。

そんなんばっかりだな(笑)


写真部の友達の家に遊びに行った時に、

部屋を一部改造して暗室を作っており、

現像を体験させてもらったのがきっかけでした。


土日だったのかな?

すっかり楽しくなって、徹夜で現像しまくっていたのを覚えています。


そして、写真部へも参加。

山岳部と同じく、特権がありました。


学校にカメラを持ち込めること!


それはとんでもないことだったのです。


当時夢中になったのは、叔父の影響もあってか、

「キノコ」

でした。


山に行ってはキノコの写真を撮り、

現像して満足するという日々。


そして、2年生の時に転向して来た大親友の影響で、

星の写真にも目覚めます。

この親友とは高校まで同じだったのですが、

天体鑑賞の楽しさを教えてもらいます。


当時全く知らなかった、ペルセウス流星群を観に、

カメラと三脚を担いで高尾山まで行き、

生まれて初めての、とんでもない流星ショーを観ることになります。


あとはまあ、写真部全員に共通の、

「可愛い女の子撮り」

ですね(笑)

ちなみに全員男子でした・・・


そのころから使っていた、名機「CanonAEー1」も、

さすがに交換レンズの供給が出来なくなった辺りに、

IOSシリーズに買い換え、

時代の流れとともに、IOSのデジカメを購入して、

今に至るのですが、

やっぱり写真を撮ること自体は、今でもかなり好きですね。


今でも星を観にも行きますし、

あのころに培ったものは、今でも俺の中にたくさん残っています。
中学生活は、楽しい放題好き放題でしたが、

部活も変わったところに入ります。


山岳部。


中学校で山岳部は珍しいんですが、

当時、日本山岳会の会長だか副会長だかをしていた、

理科の先生がおりまして。

その方が趣味で作っちゃったクラブでした。


例の動植物研究の叔父に連れられて、

ちょっと山とかにも行ってたのもあったかもしれませんが、

なにしろこのころから、変わったことが大好きだったんでしょうね(笑)


日頃の活動は超地味で、基本はひたすらランニング。

そして、砂のぎっしり詰まった18ℓのポリタンクを背負って、

校舎の非常階段をひたすら昇り降りするという…

今こうやって書いてても、よく来る日も来る日も、あんなことやってたなという(笑)


で、たまーに、校庭でテントを立てたり、

飯盒炊爨をしたりするんですが、

これが楽しい!


実際の登山は別として、日頃の訓練の中では、

これだけが楽しみでやってたようなところもありますね。


基本的に登下校も含めて、中学校の中では、飲食は禁止ですから。

その中を、堂々と出来るというプチ優越感。


思えば、俺の人生、

他ではなかなか出来ないことをやれるという、

「プチ優越感」

を求めてここまでやって来たんではないかと思えるくらいです(笑)


新入生が入って間もなく、一泊の「校庭キャンプ」があり、

GWには軽~く谷川岳などに行き、

夏休みを利用して、ちょっと本格的な山に登るという感じ。


苦しい思いをして、北岳(日本で二番目に高い)に登ったのは忘れられません。


この時の体験は、大人になってから、仲間うちで、

プチアウトドア遊びやBBQなどをやる時などに、

大いに活かされることになります。
楽しかった小学校生活も終わり、いよいよ中学生になります。

中学生活もかなり謳歌しました!

ほんとにいろんなことが出来たし、

今から思えば、プチ成功体験が目白押しの時期でした。


入学してまずやってみたのが生徒会活動。

生徒会長とが立候補&投票で決まるというアレですね。


通常、入学したばかりの一年生は出ず、

早くても一年生の後期から出るのですが、

そこは目立ちたがりやのくにおくん、出ちゃいます。


生徒会長、副会長、書記、会計とあったのですが、

無難に会計に立候補する辺りの計算高さが、ちょい悪ですね(笑)


クラスを回る、いわゆる選挙活動が面白くて、

どういうことを言うとウケるのか、とか、

生徒は喜ぶけど先生は喜ばないのか、とか、

今から思えばすっごく面白い体験でした。


これが、その後も続く、楽しい生徒会活動のスタートでした。