中学生活は、楽しい放題好き放題でしたが、
部活も変わったところに入ります。
山岳部。
中学校で山岳部は珍しいんですが、
当時、日本山岳会の会長だか副会長だかをしていた、
理科の先生がおりまして。
その方が趣味で作っちゃったクラブでした。
例の動植物研究の叔父に連れられて、
ちょっと山とかにも行ってたのもあったかもしれませんが、
なにしろこのころから、変わったことが大好きだったんでしょうね(笑)
日頃の活動は超地味で、基本はひたすらランニング。
そして、砂のぎっしり詰まった18ℓのポリタンクを背負って、
校舎の非常階段をひたすら昇り降りするという…
今こうやって書いてても、よく来る日も来る日も、あんなことやってたなという(笑)
で、たまーに、校庭でテントを立てたり、
飯盒炊爨をしたりするんですが、
これが楽しい!
実際の登山は別として、日頃の訓練の中では、
これだけが楽しみでやってたようなところもありますね。
基本的に登下校も含めて、中学校の中では、飲食は禁止ですから。
その中を、堂々と出来るというプチ優越感。
思えば、俺の人生、
他ではなかなか出来ないことをやれるという、
「プチ優越感」
を求めてここまでやって来たんではないかと思えるくらいです(笑)
新入生が入って間もなく、一泊の「校庭キャンプ」があり、
GWには軽~く谷川岳などに行き、
夏休みを利用して、ちょっと本格的な山に登るという感じ。
苦しい思いをして、北岳(日本で二番目に高い)に登ったのは忘れられません。
この時の体験は、大人になってから、仲間うちで、
プチアウトドア遊びやBBQなどをやる時などに、
大いに活かされることになります。