今日の一冊:天才を殺す凡人 | サラリーマンの趣味ブログ

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今日、紹介する一冊はこちら下差し
 
 
天才を殺す凡人
北野唯我著
 
印象に残るタイトルですよねアセアセ
 
まず、この本では人間を「天才」「秀才」「凡人」の3つのタイプに分けております。
 
それぞれの定義は下記の通り。
 
天才:独創的な考えや着眼点を持ち、人々が思いつかないプロセスで物事を進められる人
秀才:論理的に物事を考え、システムや数字、秩序を大事にし、堅実に物事を進められる人
凡人:感情やその場の空気を敏感に読み、相手の反応を予測しながら動ける人
 
さらにこの中でも細かく分かれますが、大きくをこの3タイプです。
決してこの中で優劣があると書かれている訳ではありません。
天才を目指せ!とか、秀才になる方法!だとかが書かれている訳ではありません。
 
実際、本の中にはこう書かれています。
 
“人生は配られたカードで勝負するしかないのさ”
 
“人生はな、配られた才能で戦うんしかないんや。どのカードが当たるはわからん。けど、『あぁ、天才に生まれたかった』『秀才に生まれたかった』そんなこと考えるのはホンマに時間の無駄や。大事なんは、自分に配られたカードがなにかを知ること。そしてそのカードの使い方をしることなんや”
 
「天才」「秀才」「凡人」と表現すると、「凡人」は劣っているように感じてしまうかもしれませんが、決してそういう意味ではないのです。
あくまでも、3つのタイプをそう表現しただけの事。
この本の中には圧倒的大多数が「凡人」だと書かれています。
なので、自分が「凡人」であることに一喜一憂するのではなく、「凡人」の才能の使い方を知ることが大切なんですニコ
 
そして、タイトルの話。
その正しい才能の使い方を知らない圧倒的大多数である「凡人」が、創造性のある「天才」を殺してしまっているという事です。
 
 
そう書きましたが、私自身は「秀才」タイプかなと思います。
いや、自分で自分の事を「秀才」と言うのはおこがましいし、そんな実績がある訳ではありませんぐすん
あくまでもタイプで言うとの話です。
 
天才に対して、羨ましいという思いもありつつ、妬みを感じる時もあります。
 
そして、この本を読んで、「秀才」も「天才」を殺している部分はあるのかなと感じました。
 
頑張っても天才になる事は出来ませんアセアセ
だから、私は「凡人」の才能である共感性をもっともっと身に付けていくべきだなと思いましたグッ
 
 
そして、大事なのは、「天才」「秀才」「凡人」はそれぞれ物事を考える『軸』が違うという事!!
考え方の『軸』が違うから、交わることがないそうです。
 
ただ、自分のタイプを知り、相手のタイプも知り、それぞれの考える『軸』が違うという事が分かっていれば歩み寄ることも出来るかもしれない。
そうなれば、3つのタイプがバランスをとりながら共存し、最強の組織が出来上がるかもしれないウシシ
だからこそ、まずは知ることが大事なのではないでしょうか。
 
 
さて、あなたはどのタイプでしょうか?
今いる環境の中で、あなたの才能はどのように使えそうですか?