第2次世界大戦の事をきちんと学んだのは、小5の時でした。
当時の授業で担任の先生が最後に仰った言葉を、今でも覚えています。
「思い出すのも苦しく辛い出来事を、戦争体験者の方が話すのは何故だと思う?
それは、あなた達のような未来の子供達に、同じ苦しみを味わわせたくないからだよ。
幸せになってほしいからだよ。
だから、せめて8/15だけでも、君たちにはそういう思いを受け止めて考え続けてほしい」
当時の私と同じ年齢に甥っ子がなった今年、
本来なら一緒に長崎に旅行し、原爆慰霊碑とハウステンボスとを巡りながら、
戦争と平和を、一緒に考えようと思っていました。
コロナのバカヤロウ!!
本当に悔しい(><)
体験者の話を直接聞けるチャンスが、年々少なくなっています。
小5の時から、何十冊も本を読んできたけれど、
直接話を聞くのは発せられる想いも受け取る想いも全然違う。
願わくば、甥っ子にそういう経験をして欲しい。
来年は旅行に行けますように。。。
今日、甥っ子に、恩師の言葉を伝えながら、
ドラマ「太陽の子」を一緒に見ました。
これから先、終戦の日のニュースを見る度に、甥っ子がその言葉を思い出してくれますように。
戦争に至らずに存在を確立していくためには日本はどうしたらいいのか、
しっかり考えられる大人に育ってくれますように。