連休早朝、富山市にある実家を出て下道を走り、
夜が明ける時間に氷見市へ。
このまま目的の羽咋には山を越えていく。
千里浜、渚ドライブウェイ。
実家から羽咋まで、予定よりも早く着き過ぎて
約束の時間まで波を見てやり過ごす。
本当に大きな地震があったのかな?と
思うくらい平和な光景。
約束の時間になり、羽咋に自宅シェルターをお持ちの
住人さんの所へ。
スリスリの猫ちゃん達が、
お出迎えしてくれました。
この子達は、地震と関係なく地域で
保護してた子だそうです。
昨夜、輪島からこちらに来ていた6匹の猫に加え、
これからやってくる金沢のボラさんが輪島で保護した
1匹の猫の到着を待って川崎へと出発。
たくさんのキャリーを積むなんて想定することもなく
昨年買い替えた車はぎゅ~ぎゅ~詰め。
金沢のボラさんは、自身が保護した猫との別れ際、
泣いていらっしゃいました。
ここからは最短時間で川崎までひた走ります。
この子はずっとミャ~ミャ~鳴いていました。
6時間45分後・・・
目的地である、
結さんが代表をされている川崎の動物病院に到着。
キャリーには、託された猫の保護住所や特徴を
書き留めたメモ。
結さんは、石川の住人さんと連携をとって、
保護した猫を受け入れられています。
血液検査などは受けて来ているようですが、
ここから医療措置、そして里親探しが始まります。
羽咋のシェルター提供者のお話では、
能登では猫を家猫ともいえない形で餌をあげている
ことが多く、TNRも進んでいなかったとのこと。
実際、何匹の猫を飼っているか?と住人さんに尋ねても、
匹数がはっきりしなかったりするそうです。
なので、寒空の下で飢えて彷徨ってる猫はとんでもない
数になるのではないかと推測出来ます。
北陸の冬は芯から冷えます。
せめて早く、春が来て欲しい。