先月、実家に帰った時に25年振りくらいに、
地元の友達に会いにいってきました。
彼女は、両親が亡くなって誰もいなくなった古民家的なお家で、
古い着物をアロハシャツとかにリメイクするお店を開いていました。
着物って高価だったわりには、下取りに出してもタダ同然で、
それだったら差し上げます!みたいな感じで
どんどん集まってくるのだそう。
この帯も注文で作ったそうだが、一見簡単そうに見えて
二枚を合わせるのが難しいそう。
彼女は高校時代からパンクにはまってて
安全靴に髪を逆立ててギター弾いて、
高校卒業後は400ccのアメリカンBIKEにも
乗っちゃう田舎では結構目立つ存在だったんだけど
今も髪をピンクに染めてて・・・
歳はとっても彼女らしさ健在って感じ!
中年もとっくに過ぎたワタシ達なのに、
10代に戻った感覚で、話は尽きず。
家族はみんな元気かと聞いたワタシに、
実は・・・と彼女の長女が血液の病気で
昨年から入退院を繰り返してるという答えが
返って来た。
しかも、昔と変わらず明るい調子で、
「わたしの子どもだから大丈夫だよ!」
そんなふうに彼女は言った。
家族が病気なのはどれだけ大変か少しは分かる。
しかも血の繋がった子どもで、まだ若くて・・・
親として、これほど辛いことはないと思うのに、
笑っていられる彼女はホントにすごい。
長いこと別の場所でそれぞれ生きて来たけど、
同級生の友達と言うのは、そんな時間も簡単に
埋まるのだと知った。
彼女と会ってからずっと、このココロの痛みは
何なのかな?
とにかく寛解を祈っている。