関東生まれ、関東育ちで他の地域には旅行で行くくらいという私にとって各地の食文化は新鮮で興味深いものがあります。日本は狭いと言いながらも本当地域で個性ありますよね。東京であれば何でも探せば食べることは出来るんでしょうが、本場では街中どこにでもあって店毎に拘りがあるというのが良いんですよね。

 

そんな中で関西は特に拘りがあるようです。大都会なだけに今更観光に行く訳でも無く、仕事でもあまり行かないので最近ご無沙汰ですが、行くと食事が楽しみだったりもします。地元の人には日々の食事なんでしょうが、お好み焼きやタコ焼きなどの粉物、蕎麦よりもうどん文化、そもそも出汁が違ったり、などなど関東j育ちには面白いものが多いです。

 

この日の夜は丸の内、東京駅でもこちら側はオフィスビルも多く、それぞれに個性豊かな飲食店が多くあり、このエリアだけで日本全国、世界各国の料理が食べられるかもしれません。この日行ったのは丸の内KITTE、日本郵便系のビルです。こちらのレストランもらーめんストリートみたいのがあったり、行列の回転寿司、老舗のフレンチなどあり飲食店には力を入れていそうです。

 

何気に美味しそうな店も多く迷いましたが選んだのは、神戸六甲道ぎゅんた。鉄板焼料理で炒め料理やお好み焼き、やきそばなどが食べられる店のようです。店内はカウンターとテーブル席と小上がりの掘りごたつ風の席、予約をしていないとテーブル席になるようです。まぁ私は一人なので必然的にカウンターになりましたが。

 

メニューを見ると肉料理を中心にかなり種類が豊富、創作系のものもあったりしてよくある鉄板料理の店とは違います。結構そそられるメニューがありましたが何せ一人での訪店、胃的に食べられるキャパが限られます。ということでオーダーしたのはこの店の看板っぽいメニューから、ぎゅんた焼きと銘打たれたいか牛すじかす玉と豚焼きそばを。

 

こちら卓上には大きな鉄板がありますが、提供は完成した状態で提供されます。鉄板は保温のためとのことです。これは有難いです。お好み焼き屋で自分で作る店も多いですが、上手くひっくり返せるか自信は無いですし、やはりプロの手によるベストな状態で食べたいですから。あ、でも関西の方なら慣れてて自分なりの焼きの拘りとかもあったりするんでしょうか。

 

提供されるとかなりのボリューム、一人ではこれを食べたらもう満腹でしょう。さて実食、お好み焼きを食べるのは年に数えるほどですが改めて食べると美味しいです。結構具沢山ですし、味濃くお酒にも合いますし。また卓上には韓国みそヤンニンジャンもあり味変になり辛味はまたお酒にも合い良かったです。また焼きそばも美味しい、これは自宅でも作ったり屋台などでも定番ですが、美味しく無い焼きそばなんてありませんよね。

 

完食すると予想通りかなり満腹、ご飯ものでもおつまみに出来る私には満足できる店でした。でもこういう店は一人で来るものじゃないですね。数人でシェアしながら色々食べるのが理想と思います。

 

食べログ3.37とまぁまぁ高評価。一等地のオフィスビルですから家賃も高いでしょう、単価はそれなりなんですが、その分お得感を感じるよう努力の跡が窺え好印象なお店でした。

https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13153757/