令和の始まりとともに蔓延した新型コロナウイルス。

 

あれは一体何だったのだろう、と、ふと振り返って考えることがある。

 

 

 

手指消毒、3密回避、アクリル板、出勤自粛、リモートワーク、Zoom会議、緊急事態宣言…

 

本当に数えきれない色々なことがあった。

 

が、令和6年6月の今、あのコロナ禍を彷彿とさせるものは、お店などの店頭に置かれた手指消毒用のアルコール液とマスクくらいである。

 

 

 

とはいえ、そのように過去のものとなりつつある事象が多い中でも、毎日のようにコロナ禍を思い出させて不快な気分にさせるものもない訳ではない。

 

コロナを口実にした電車の減便である。

 

 

 

新型コロナウイルスが蔓延していた当時は、緊急事態宣言とかリモートワークとかの社会現象があったため、確かに通勤電車がガラガラの時期はあった。

 

しかし、当時リモートワークやオンライン授業などに移行した人たちも、「やっぱりOJTや授業は対面でないとね。」ということで、コロナの収束とともに通常の通勤・通学に戻っている。

 

結局、コロナ収束後の今もリモートワークに勤しんでいるという方々というのは、実は昔からリモートワークやフレックスタイム制を実施していた方々なのである。

 

にも拘らず、鉄道会社は「コロナ禍によるリモートワーク等の普及により利用客が減少したので。」などの詭弁を弄して減便を強行した。

 

その結果、電車が以前にも増して混雑して通勤・通学客にしわ寄せが行っている、というのが今の状況なのである。

 

見てみよ。

 

最近の電車の如何に混んでいることか。

 

私が利用している赤い電車も、コロナ以前は、如何に混雑を和らげ如何に利便性を向上させるかに意を注いでくれていた。

 

それがどうだ。

 

コロナを口実にした減便を強行した結果、昭和の時代のような通勤地獄が再来しているではないか。

 

 

 

私も昔はこの赤い電車が好きだった。

 

しかし今は嫌いになってしまった。

 

ナチスの強制収容所に向かう貨車に詰め込まれているみたいで毎日不快だからである。

 

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