わたくしのやうな者と遊んでくれてありがたう。

 

 

週末の朝、ときどき「釣りびと万歳」というNHKの番組を観ている。

 

「釣り兄貴」なるものが登場してタレントに釣りを教える番組だ。

 

 

 

「食いが渋いのを見かねた兄貴、先週も大物が釣れたという実績ポイントに移動しました。」(なんで最初からそのポイントに連れて行かないんだよ?)

 

「ここで兄貴、ハリスを長くしてエサを漂わせて魚の食い気を誘う作戦に変更。」(なんで最初からその作戦に出ないのだ?)

 

 

 

番組はいつも、前半はタレントが美味しい魚料理に舌鼓を打ち、後半は兄貴の指導で大物が釣れてタレントが喜ぶという、水戸黄門みたいなワンパターンの展開である。

 

 

 

昔、東京MXテレビで「爆釣天国」という釣り番組をやっていた。

 

これは大変好感の持てる釣り番組であった。

 

タレントが一人きりで釣り船を独占する江戸時代のお姫様の釣りの紹介のような釣りびと万歳と違って、爆釣天国は堤防や岸壁からの「おかっぱり」の釣りがメインであり、誠に庶民的だった。

 

加えて、爆釣天国では結構「ボウズ」(釣果がゼロのこと)の放送回もあったりしたのだが、出演者のI君は「きょうは前日に雨が降って水潮気味だったんで魚の食いが悪かったですね。次回に期待しましょう!」などといつも前向きであった。

 

遊漁船業界と癒着してるんだか何だか知らんが、「釣りびと万歳」は番組制作に金を掛け過ぎである。

 

 

 

地元の海での小物釣りが余りにも貧果だったので、釣りびと万歳に八つ当たりしてみた。

 

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